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室堂---別山取り付き---別山乗越(剱御前小屋)---剱沢小屋(泊)
剱沢小屋---剱山荘---一服剱---前剱---剣岳取り付き---剱岳ピーク
---剱岳取り付き---前剱---一服剱---剱山荘(泊)
剱山荘---剱沢小屋---別山---北陵---別山乗越(剱御前小屋)
---別山取り付き---室堂
剱岳に登りました。
剱岳に登ることになって、登山ガイドを読んだりインターネットで調べたり。。
どの情報も、「険しい山」「難しい山」「厳しい山」。
百名山の解説文には
「岩と雪の殿堂といわれる日本一険しい山。目もくらむような高度感を味わう。」
との記述。
わぁぁ・・こんな山、私に登れるのかぁ???・・・無理かなぁぁぁ・・・?・・・
尻ごみしつつも、いろんな事を調べていくうちに、登りたい気持ちがムクムクと
湧いてきました。
剱岳の頂上に立つには、体力と岩場の技術とあとは気力!
あのしんどい富士山にも登れたし、金毘羅山での岩場訓練で大体の身のこなし方も
わかった気がする。
あとは気力。
登りたい!やっぱり剱岳の頂上に立ちたいっ!!
1日目
立山駅からケーブルカーに乗って美女平へ。
美女平から室堂へ立山高原バスに乗って高度が上がってくると、思いがけず始まったばかりの
紅葉が迎えてくれました。(写真1)
室堂から雷鳥平に降りる途中剱岳の頭が見えました。(写真2)
雷鳥沢の見事な紅葉(写真3)の中、きついきつい登りを行って、登り切るとそこが別山乗越。
そこには剱御前小屋があり、ついに剱岳がっ!姿を現しました。
そこからぼちぼち下ると剱沢小屋があり、1泊。
剱沢小屋に着くと、小屋の方が剣岳への登山と下山の注意をしっかりしてくださいました。
この小屋の夕食の美味しかったこと!普通の小屋の2倍以上のボリューム!!!
温かい夕食後は体もポカポカ。この小屋の温かみを十分に感じることができました。
消灯前に小屋のオーナーさんとお話をする機会があったのに、前日の睡眠不足に
負けて寝てしまったので、ちょっと残念でした。
次の日(写真4)
朝早い目に剱沢小屋から剱山荘に行って荷物を預ける。
剱岳に登るぞっ!と気合を入れて出発。。
2つの鎖場をこなして一服剱の上に立つと前剱がどっしりと見えた。
はい松と岩だらけの壁。
「まだ、前剱やのに、、、あんなとこ登るの?」
武蔵のコルを通過していよいよ前剱の登り。
浮き石の多いガレ場を慎重に進み、大岩の鎖場を行く。
とにかくだるくてきつい。やっぱり標高2800m、空気が薄くなってきてるのか。。
ようやくの思いで前剱の上に立つ。(写真5)
いつにない緊張でかなり疲れてるのが自分でもわかった。
まだ半分くらいしか来てない。。
目の前にはすごい岩の塊、、まだ頂上にはほど遠い。。ガスも出てきた。。。
前剱を下り4メートルほどの鉄の橋を渡り、平蔵の頭へ。
これがまた、鎖場が多くて足場が悪くかなりの難所のように思われた。
平蔵のコルを通過すると、突然のように現れた岩の壁。(写真6)
いよいよ最後の登り。。
ガスも出ている。
ただただ静かにそそり立つ岩の塊。
「これを登るのか?」
体が動かない。
「登れるのか?」と問うても誰も答えてはくれない。
音もなくガスが流れている。
容易に前に進めないような威圧感。
今まで味わったこともない体験。
不安、緊張、脅威、威圧、疲労、、いろんなものが体の中に充満して
考えることもできない。
どれだけの時間が過ぎたのか。。
「いくぞ。」
そうして、最後の岩に取り付いた。
(写真7)
緊張の中、岩を登り終え頂上に向かってごつごつした岩場を
ふらつきながら行くと、やっと剱岳の頂上に立つことができた。(写真8)
頂上からの眺めは、ガスに包まれて。。
帰りは、縦に登ってきたあの凄い岩を横に這うように回って
高度感たっぷりの梯子を降り、下っていく。
頂上に立った嬉しさや充実感に浸る余裕もなく、緊張の下山。
一服剱に戻ったころ、やっと緊張も緩んできて、小屋に戻るのが
惜しいような気持ちになった。
剱山荘に戻って、1泊。
3日目
剱山荘をゆっくり後にして、別山、北陵に登って剱岳の姿を目に
焼きつけ(写真)9、室堂に向って帰路につく。
雷鳥平から室堂に戻る長い石の階段。(写真10)
どうにも足が上がらなくて歩が進まない。。
体の力が抜けてしまったように。。
そんなに疲れた自覚もなく気分も悪くないのに、どうしたものか?
それでも、ゆっくりゆっくり靴の幅だけでも進む。
何度も立ち止まり、濃いガスにかすんだ雷鳥平を振り返りつつ石段を上がる。
座り込みたい気持ちになりながらも歩を進める。
あともう少しで室堂というところで、今までにない不安や緊張から解き放
たれたのか?あの剱岳の頂上に立てたことへの喜びからか?急に涙が溢れ
立ちすくんでしまった。
今回の山行きでは、出発前も出発してからも不安だらけでした。
出発前の岩場訓練は不安解消にかなり役立ち、とても有難いものでした。
山に入ってからは、ペース配分やルートを失わないようにすることなど、
「ただ登ることだけで精一杯」のわたしには無理なことで。。
特に下山の時にはガスも出ていてルートを示すペンキを探すのも大変で。。
出発前にかなり地図を見たり調べたりしていたものの、自分のものして
身についてなかったのだなぁ、、とつくづく実感しました。
あらためて、我がパーティーの隊長に感謝し、敬意を表します。
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剣に登ったことはありませんが、こちらまでドキドキ、ワクワクしてきました。岩と雪の殿堂、私も一度チャレンジしてみたいです。高所恐怖症ですが大丈夫なんでしょうか?(笑)
2008/10/22(水) 午前 7:39
ハイソさん。
どうも、ご無沙汰ばかりしていますm(_ _)m
高所恐怖症ですか?!
わたしも高い吊り橋やビルの窓際なんかは、ゾワゾワしてしまって
ダメです・・・(^^;)
ジェットコースターも苦手なので、落ちないように頑張りました(^^)V
2008/10/22(水) 午前 9:07
お久しぶりです。剱岳、富山にいながら登ったことがありません(泣)
凄い険しい山であることは知っています。
登頂はおめでとう。それにしても凄い、凄い!!!!
2008/10/23(木) 午後 7:33
いくるみさん。
ほんとに、お久しぶりで、、ご無沙汰しています。
ありがとうございます!
今頃になって、つくづく、嬉しさいっぱいですっ。
2008/10/23(木) 午後 7:42
Mrs.aaluさん
お疲れ様でした。
剱は、本当にすごかったし、楽しかったですねぇ♪
いやいや、岩場をやっている姿も、なかなか「りりしい」じゃないですか!
かっこいい!です!
ぼくもあの剱岳は一生忘れられない山になりそうです。
本当に、なにもかも忘れて、進みましたねっ。
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2008/10/26(日) 午後 9:35 [ 隊長 ]
隊長どの。
ほんとに凄い山でした。
夢中でした。
今になって、じわじわ・・・です(^^;)
もう1度行きたくなってしまってます♪
2008/10/28(火) 午前 9:17