Mの親方日記

急に夏になりましたね。

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飛虎将軍廟(ひこしょうぐんびょう)
 
10年近く前、台湾〜台南に訪問した時の通訳の方は植民地時代を経験したご老人でした。
当時、日本の自虐史観的教育に染まっていたいた俺。
 
ご老人が合間に話される台湾統治時代の話、戦争の話、2・28事件の話等がとても煙ったく思い、ご老人が提案された飛虎将軍廟見学のお誘いも即答で断りました。
その後、台湾をはじめアジア各国を仕事で訪問するうちに、特定2カ国以外の外国が見る日本は俺が受けてきた教育と違う??
改めて歴史を調ると、今まで受けてきた教育に憤慨する結果。
同時に台湾で通訳してくれたご老人と、飛虎将軍廟を思い出した。
 
今の日本人の多くは
デリケートなことには腫れ物にでも触るかのような態度を示し
臭いものには蓋をする習慣が出来上がってるように思う。
従って、あえて取り上げました。
 
台南市郊外にある飛虎将軍廟
15日、日曜日は台南観光なので最初の目的地の廟には午前中に立ち寄りました。
 
イメージ 1
 
 
この日はすこぶる快晴!気温31℃。ひと足お先に夏を体感^^
祭壇には日の丸旗、台湾国旗が掲げられています。
左下の白い箱は俺がお供えした靖国のお神酒。 
あの世で戦友達と酌み交わしていただきたい。
 
イメージ 2
 
 
ご神体の生前の姿。旧日本海軍軍人です。
 
イメージ 3
 
 
現在も地元の方々に大切に守られ、2009年?には廟近くの小学校の学芸会で
飛虎将軍の当時の壮絶な戦闘模様を取り上げました。
地元の子供たちは、飛虎将軍から日本精神『武士道』を学んでいるそうです。
台南へ行かれる事があったら、足を伸ばして見られたらいかがでしょうか?
台湾人の暖かさも知る事ができます。
 
イメージ 4
 
 
御神体。
軍刀を真中に構え、いかにも軍神らしい姿。
台には『杉浦』と彫られています。左右の像は御神体の分身との事。
 
イメージ 5
 
実はこの日、午前の見学でお守りを購入することを忘れてしまいました。
台南観光を終え夕方5時過ぎ、折角だからと台湾の友人が、再び廟へと足を運んでくれました。
廟に入ると『海ゆかば』が長されていて、現地の方数名がタバコを備えていました。
 
僕が日本人と知り、10年近く前、ご老人の誘いを断ってからの経緯やお守りを購入しするのを忘れて戻ったと話すと、
現地の方々が『それは飛虎将軍に呼ばれたんだよ』と。
お守りは売り物では無いようで、廟守の方がくれました。
その後、お茶をだし持て成してくれ、飛虎将軍を祀るまでの歴史や戦闘当時の話を詳しく教えてくれました。
 
正直言って目頭がヤバかった。どんな思いで死んでいったのだろうか??
集落を避けての壮絶な戦死、戦闘の模様を見守るしかなかった現地の方々の思い。
他国の国民にこんなにも大切に守らられ、現在に至っている様子。
 
あの戦争はどうだったのか?いまだに評価は分かれていますが、
当時のように極限まで追い詰められた事もなく、命をかけて何かを守ろうとした経験もない現代人が、先人達の戦いを評価しようだなんて、無礼極まりなく思います。
 
そういえば、以前、自衛隊機が機のトラブルが発生するも脱出せずに住宅地を避け、送電線を切断し河川敷へ墜落。大停電が発生したものの民間人の被害はなく自衛隊パイロット2名は死亡。
この時のニュースはパイロットの命をとしての回避には触れず、マスコミ、自治体上げて停電を起こした自衛隊の批判ばかりでしたね。。。リアル日本ですな。
 
 
飛虎将軍廟の説明を下記に記します。
案内状の説明は長いので多少は端折ってますが、是非確認してください。
 
台南市の北西5キロの郊外に、「鎮安堂 飛虎将軍廟」がある。
飛虎将軍廟(ひこしょうぐんびょう)
御神体は大東亜戦争中、台南上空の空中戦で被弾。集落への墜落を避け、壮絶な戦死を遂げた大日本帝国海軍の杉浦茂峰少尉である。
台南市安南区同安路127号
台南市海尾朝皇宮管理委員会隷属鎮安堂
昭和46年建造
 
昭和191012日、大東亜戦争も末期に近く、米軍は台湾各地に航空決戦を挑んできた。午前719分、米軍機が台南来襲、日本軍零戦はそれを阻止するため迎撃に向かい、壮烈な空中戦が繰り広げられた。銃弾が尽きた1機の零戦がアメリカ軍機に体当たりを敢行するなど死力を尽くし勇敢に戦った。しかし、数に勝る米軍機には勝てず、一機又一機と撃墜されていった。杉浦の零戦も被弾。尾翼より発火し、海尾の大集落へ向かって急降下していった。今、逃げたら助かるかもしれない。しかし、このまま墜落したら海尾の町は民間人を巻き込み大惨事になる。
そのとき、零戦は機首を上げて上昇し、海尾の町をはずれ東方の畑の方へ飛び去った。
集落への墜落を回避した杉浦は落下傘で飛び降りたが米軍機の機銃掃射を浴びて機は空中爆発、機銃を受けた落下傘も破れ地面(現在の飛虎将軍廟付近)に叩きつけられ、壮絶な戦死を遂げた。
 
当時17歳の少年であった呉省事氏(近年他界されるまで廟守を務めた)はその一部始終を目撃。零戦が墜落した辺りを探したところ飛行士の遺体を発見。
その軍靴に書かれていた“杉浦”から、後に元第201海軍航空隊分隊長 森山敏夫大尉の協力により杉浦茂峰少尉と確認された。
 
終戦後、何年か経ち部落の人が白い帽子、白い服(海軍服)を着た人物が養殖池付近を徘徊するのを目撃、魚を盗みに来たものと思い追いかけるも姿を消す。ある者は夢に出てきたと話したところ同じような霊的体験をしたものが多数現れ、海尾朝皇宮の神に尋ねたところ、戦時中の戦死者の霊と言う事であった。
集落の人々はその霊は、戦火から部落を避けて戦死した飛行士の霊と判断。
 
その後、当時の目撃者、町の有力者達が集まり、その飛行士が集落を戦火から救うため、自分の身命を犠牲にした事が判明。
身を挺して海尾の町を戦火から救った飛行士の為に、永久にその恩徳を顕彰する事を衆議一致で決議。1971年、祠の建造を決めた。
 
当初は4坪ほどの小さな祠であった。しかし多くの霊験が報告され参拝者も増え、1993年、朝皇宮管理委員会の提案もあり、現在は50坪ほどの廟となった。
一時、国民党政府から廟の取り壊し令が発布された。しかし地元住民の必死の抵抗により取り壊しを中止。
その後も手厚く守られ現在に至っている。
 
'''霊験'''
廟(当時は祠)の建造後、毎日お参りをしたら、集落は稲作は豊作、豚や魚の養殖も順調で、宝くじまで当たる者も出てきた。
廟は海尾集落の守り神として集落の人々の尊敬を集めているパワースポットでもある。
 
信者が奉納した大理石の柱には詩が刻まれ『正義』『護国』『英雄』『忠義』『大義』はすべて飛虎将軍に対する崇敬と壮絶な戦死を讃えている。
 
「鎮安」とは鎮邪安民の意で、「飛虎」とは戦闘機又は空を飛ぶの意である。「将軍」は神として奉られる勇士の尊称である。
 
廟では朝夕には杉浦茂峰少尉の好きだったタバコを備え、朝は日本の国歌「君が代」、夕は「海ゆかば」が現在も欠かすことなく毎日流される。
 
祭壇の両脇 には台湾の国旗と日本の国旗を掲げてある。
 
飛虎将軍は東西南北に青龍、白虎、朱雀、玄武と現在も“軍”を従え、この街を守っている。
 
1995725日。日本の元皇族「六条有康」親王が本堂に参拝に来られた。
 
 
 

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閉じる コメント(19)

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貴重な体験をされましたね。
じっくり読ませて頂きました。
有り難う御座いました。

2012/4/17(火) 午前 8:49 釣吉 返信する

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凄いお話しですね。
台南には、なかなか機会がなくて行けてませんが、
一度訪ねてみたいものです。

2012/4/17(火) 午前 11:00 jamaica2 返信する

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台南どことか台北にも行ってません
予定はあったのですが高速の事故で飛行機に乗り遅れて行けなかったんで、憧れの台北なんです
キャンセル料が惜しかったですヽ(´Д`;)ノ

2012/4/17(火) 午後 8:49 Takeru 返信する

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こんばんは〜
読めば読むほどコメントできなくなりそうです。。。

移動は新幹線ですかね^^

2012/4/17(火) 午後 10:07 ☆シーマン☆ 返信する

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コウノさん

まさか台湾で武士道を聞くとは思いませんでしたが
貴重な体験でした。
行ってよかったです。

2012/4/18(水) 午前 11:14 [ Mの親方 ] 返信する

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JAMAICA兇気

台南へ行く機会があれば是非足を伸ばしてください。
みなさん、日本人には驚くほど親切です。

2012/4/18(水) 午前 11:16 [ Mの親方 ] 返信する

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takeruさん

チャンスがあれば是非台湾へ!!
何を食っても美味いですよ^^
ネギ抜きを伝えるのには苦労しました。

2012/4/18(水) 午前 11:18 [ Mの親方 ] 返信する

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シーマンさん

日本では戦争の負の部分ばかりが強調されますが
台湾では正の部分を大切にされていますね。
台北から台南は新幹線で移動!2時間弱でした。

2012/4/18(水) 午前 11:21 [ Mの親方 ] 返信する

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おじゃまいたします。
今週末、台北と台南へ行く予定で、台南では
烏山頭水庫と飛虎将軍廟へ行きたいと思っています。

恐れ入ります、教えていただきたいのですが、
台南駅からタクシーで飛虎将軍廟へ行くと
片道何分くらいかかるのでしょうか? 削除

2013/3/20(水) 午前 1:15 [ Abbie ] 返信する

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Abbieさん

ご訪問ありがとうございます。
新幹線の台南駅からですと距離にして10キロ無いくらいタクシーで25分前後です。
是非行かれてください。烏山頭水庫に行かれるのなら、
そろそろパイナップルが旬を迎えますよ。

2013/3/20(水) 午前 11:11 [ Mの親方 ] 返信する

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Mの親方さま
早速のご返信、恐れ入ります。
行って参ります!ありがとうございました。
パイナップルが旬、なんて素敵! 削除

2013/3/20(水) 午後 4:31 [ Abbie ] 返信する

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行って参りました!

もう、涙、涙の旅でした…
台北で2泊した後、高鐵で昼ごろ台南に到着。
1時に観光タクシーで出発、烏山頭水庫を見学して
八田與一さんに御礼を申し上げて来ました。

その後、飛虎将軍廟へ行き、
新潟のお酒(麒麟山)、タバコ、虎屋の羊羹を
お供えし、またひと泣き…。

在来線の台南駅近くのホテルに、5:30ごろ戻りました。

台湾を日本の一部として、インフラを整えた
日本人の偉業に感動するとともに
その恩を忘れずに、ずっと大切にお祀りくださる
台湾人の情と思慮の深さにも感動いたしました。

Mの親方さまのおかげで、勇気を出して
行って来ることが出来ました!
心より御礼申し上げます。

釈迦頭(蕃茘枝<ばんれいし>、Sugar-apple)を
生まれて初めて食べました。
すご〜く甘くて美味しかった!

台南、次回はもっとゆっくり行きたいです。 削除

2013/3/27(水) 午後 8:50 [ Abbie ] 返信する

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Abbieさん

おかえりなさい^^
台湾旅行、満喫できたようで良かったですね!
心に残る、良い意味で学べた旅だった事と推測します。
我々の先輩たちの偉業が海外でも評価されてる事、嬉しい限りです。他にも六氏先生、高砂義勇隊などもありますが、なんで教科書に載らないのか不思議です。
日本ゆかりの地を回ると、我々も先輩方の顔に泥を塗らぬ様、日本人として恥じぬよう行動すべき、と、考えさせられました。
釈迦頭、僕はドリアンの子?を思わせる姿に抵抗ありましたがあれは美味しいですね。
次回行かれる機会がありましたら5〜6月に行かれてください。夜市でも出回りますが、本場烏山頭水庫近辺で甘くて美味しいマンゴー、南国フルーツが待ってます^^

2013/3/27(水) 午後 11:34 [ Mの親方 ] 返信する

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やっと行きました
台中に住んでいますが なかなか機会がなくて・・・
同じマンションに来られた日本人ご夫婦を案内して 車で烏山水庫を経由して行きました
管理の方がおられ タバコ3本献上
「海ゆかば」に 感慨 あらたでした・・・いいお話ですネ

2013/5/21(火) 午後 0:07 [ 愛君 ] 返信する

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愛君さん

参拝ご苦労様でした。
台湾には日本ゆかりの場が多くありますね。
私もまた行きたくなってきました^^

2013/5/21(火) 午後 5:05 [ Mの親方 ] 返信する

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飛虎将軍をつい最近知り、検索しておりましたところ素晴らしい記事に辿り着きました。どうしたものかと悩みましたが転載マークがありましたので大変恐縮ですが転載させていただきました。
台湾の人の心根に素直に感動、感激しました。
また、このような英霊の方々に支えられ自分達は今生きているのだといつも思っております。
記事も写真もすばらしく資料としてもお借りしたく思います。

2016/1/22(金) 午前 2:37 [ いかづちまる ] 返信する

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> いかづちまるさん
初めまして、コメントいただきありがとうございます。
皆様に知っていただきたいので是非お使いください。

2016/1/22(金) 午前 10:42 [ Mの親方 ] 返信する

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コメント失礼いたします。
君が代が流れる時間と海ゆかばが流れる時間を知っていますか?また廟の開いている時間帯は何時から何時までか知っていますか?9月に訪れる予定でどうしても音楽を聞きたいので教えてくださると嬉しいです。どうぞ返信よろしくお願い致します 削除

2016/6/14(火) 午後 1:03 [ Km ] 返信する

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> Kmさん
はじめまして。
時間は決まってないようです。廟主さんが朝来たら君が代、夕方締める前に海ゆかばを流しているようです。

2016/6/21(火) 午前 10:57 [ Mの親方 ] 返信する

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