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The Department of City Planning の重要な役割
アメリカの各主要都市の市政機関の都市計画局(The Department of City Planning)、都市計画委員会The City Planning Commission)はその都市の社会経済的な立場、地勢、環境などの様々な発展を審議、計画 実行する不動産投資及び開発に最も影響力が強い機関です。
近年 ニューヨークの不動産開発ブームは2001年にここが発表した8箇所の“ビジネス地域の強化”と銘打った大々的な土地開発計画を発表されたことが発端です。
その地域はロアーマンハッタン、ダウンタウンブルックリン、ハドソンヤード、ロングアイランドシテイー、ジャマイカ、ダウンタウンフラッシング、125thストリート、及び ブロンクスセンターの8箇所です。
計画から許可が下りるまでに様々な審議を重ねられますが、地域ビジネスの活性化のためにまず規制されていたゾーニング(使用目的地域) FAR (Floor Area Ratio)(容積率)を改正して増やすことをアップゾーニングを行います。以前より大きなビルを建設することが許可され、使用目的が変換されれば建物の収益が増大し価値が上がります。
例:M1-M5は工場地域ですがM1-M5/6RとRが加わると住宅の建設が可能になります。数字の6はフロア面積に対して6倍まで建設可能という意味です。数字はそれぞれ地域で異なります。フロア面積の増加は収益の増収につながりまので不動産開発業者は競ってアップゾーニング地域を購入します。インフラ整備開発などが伴い、その地域に参入したビジネスに税制面で援助もあり、数々のメリットが取れるのでその地域の不動産価格は上昇します。
反対にダウンゾーニングもあります。開発されすぎた地域や重要文化指定建築が多い地域は地域住民組合が申請を出しますと審議され許可されば ダウンゾーニングになり 今までより小さい建物しか建築できませんので不動産開発業者にとっては大変痛手です。既存のビルオーナーにとっては競争相手になる新しいビルが建設されませんが、キャピタルゲインを最大に得るには不動産開発業者に売却なのでダウンゾーニングでは不利です。
このように不動産投資をされる時、自宅購入時も含めて、地元の都市開発局の動きを把握しておく事は重要でそこが発表する情報は絶対に見逃せません。
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