山あるき♪花散歩

自然と遊ぶ maroの部屋へ ようこそ

花の伝説

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 次のページ ]

スズラン

 
貴重な晴れ間
どこの山へ行こうかと考えていたら
 
「どこか行きたいわ」と、奥方の声
 
山を歩ける人ではありませんから 急遽予定を変更
スズランが咲いているであろう山間の村へ行くことに
 

 
イメージ 1
 
やってきたのは山梨県の芦川村です
白樺のきれいなこの広い林床がすずらん畑になっています
 
訊くと「すずらん祭り」はとっくに終わったとのこと
それでもまだたくさんのスズランが咲き残っていました
 
 
 
イメージ 2
 
昔 北海道がアイヌ民族の国であったころ
室蘭の浜辺に一艘の小舟が流れ着きました

その中には気を失った若い娘が倒れていました
村人が開放し 気がついた娘に話を訊いてみると…
 
 
イメージ 4
 
娘は遠くの村の酋長の娘
不義をはたらき父親の逆鱗に触れて荒れた海に放り出されたといいます
 
村人たちは同情して娘に小屋を建て住まわせることにしたのですが
 
元気になるにつれ 娘の顔はえもいわれぬ美しさに輝き
男たちは娘の小屋に入り浸り かれこれと面倒を見るようになりました
 
 
イメージ 5
 
娘に夢中になった男たちの妻や恋人が黙っているわけはありません
 
男達に文句を言っても知らん顔
娘に嫌がらせをしても効果がなく
 
男たちが漁に出た留守を見計らって
ついに娘を引きずり出して殴る蹴るのあげく
息も絶え絶えの娘を小舟に乗せて川に捨て去ってしまったのです
 

 
イメージ 6
 
やがて命つきた娘は川から海に流されて行きました
 
このとき娘の流した涙が川辺の草むらに落ち
雫そのままの形の花になりました
 
スズランと名が付けられたその花は男たちに愛され
やがて あまねく地の果てまで咲くようになった…とさ

 
…アイヌ伝説より
 
 
 
イメージ 7
 
「ここにきれいな虫がいるよ」という声に 近くへ寄ってみると
一センチに満たないほどの ジュウジナガカメムシです
 
臭いカメムシのイメージはありませんが
カメムシと言うと逃げ出すかもしれませんから名前は教えてあげませんでした
…どうせすぐに忘れてしまいますから(笑
 

 
イメージ 8
 
スズラン畑には他の花も咲いています
 
これは ササバギンラン
 

 
イメージ 9
 
イカリソウ
 

 
イメージ 10
 
今年は赤いイカリソウに逢ったのは初めて(喜
 

 
イメージ 11
 
マイヅルソウも咲いています
 
 
 
径2センチくらいの太いフキを売っていました
買ってきて…茹でて皮をむいて…味付けをして…柔くて美味しかった〜
一緒に買ってきた干しぶどうも旨かったよ
 
 

今日の野鳥
 
イメージ 3
 
きょとんとこちらを見ているのは カワラヒワの幼鳥
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
.

おうしゅくばい

 
イメージ 1
 
雨がちの天気が続いていますが
ひと雨ごとにあったかく
なっているようです
 
 

先日ちらほらだった梅は
どうなったかいな…と
 
やってきたのは
大きな噴水のある公園
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3

咲いてる咲いてる!
 
そんなにたくさんの木があるわけではありませんが
わざわざ混雑する梅園へ行かなくても ここで充分楽しめるかも
 

 
イメージ 4
 
ほら、紅梅もこんなに…
 
花を見ながら弁当を広げたり、写生したり撮影したり
曇り空ながら、それぞれにのんびりと過ごす人たちがいます
 

 
イメージ 5
 
エナガちゃんが来たので
花に留まってくれるかなと期待したけど
 
そのまま行っちゃった
あまり興味がないのかな
 

 
イメージ 6
 
かつては…
花といえば桜ではなく、梅を意味していました
 

村上天皇の康保2年のことです
清涼殿(御所)の庭にあった梅の名木が枯れてしまいました
 
「どうしたことじゃ、毎年楽しみにしておったのに…
すぐに代わりを探してまいれ」
 
そこで、係の者が都のあちこちを探し回りましたが
なかなか適当な梅が見つかりません

苦労の結果…

 
イメージ 7
 
やっと噂を聞き込み、西の京にある屋敷に駆けつけてみると
枯れた木に劣らぬ見事な花をつけた梅がありました
 
これなら帝(みかど)も気に入っていただけるだろう…と
大喜びで清涼殿へ移植したのです

清涼殿は再び甘い香で満たされ、帝ももちろんご満悦
ところが…帝が庭へ降りてみると

一本の枝に文が結びつけられているのに気がつきました
それにしたためられていたのは…
 
 
イメージ 8
  
勅なれば いともかしこし
  鶯の 宿はと問はば いかが答へむ
 
((・・・帝のご命令ですから、梅の木は謹んで差し出します
しかし、この木に巣をかけている鶯が「私の宿は?」と尋ねたら、
どのように答えたらいいのでしょう・・・))
 

帝は、美しい女文字の一首に感心するとともに
自分の命じたことを大いに恥じ入りました

屋敷の主人は何と、
「古今和歌集」の選者、紀貫之の 娘(紀内侍)だったのです
 
 
イメージ 9
 
この梅は「鶯宿梅(おうしゅくばい)」と名付けられ
のちに紀内侍の屋敷に戻されました
 
現在、京都市上京区にある相国寺山内の林光院にある梅が
何代目かの鶯宿梅といわれています

はっきり断るのではなく、思いを歌にこめた紀内侍
歌に込められた真意をただちに感じ取り、自分の行為を悔やむ帝
日本文化の奥の深さを感じさせる話です
 
 
さて、梅は咲いたが桜はまだかいな
 
…伊豆の河津桜は見ごろを迎えているようですが
この公園にも数本の河津桜が植えられています

 
イメージ 10
 
ただし・・・まだこんな状況
 
シジュウカラ君がつついて目覚めさせようとしていますが
…こらこら、つっついたってまだ起きないよ
 
 
イメージ 2
.
やっと咲きかけていたのが、たったこれだけ
うまくすれば梅と桜が同時に見られると思ったのになあ
 
早咲きの「寒桜」や「春めき桜」もありますが
それもまだ咲く様子がなく、今年は開花が遅れているようです
 

また あらためて来ることにしましょう
 
長文にお付き合いいただき ありがとうございました
 
 
 
 

.

 

クリスマスイブの菊

前の家の畑に菊が植えられていた
何という種類か判らんので ボカして撮りました
 
 
 
イメージ 1
 
 
ある片田舎の古びた家に親子4人が暮らしていました
父親は病気がちで思ったようにも仕事が出来ず
日々の糧にも事欠くような貧しい暮らしでした
 
今夜はクリスマスイブ
パンと豆のスープと母親が作った少しのケーキで
ささやかな食事です
 
「チ−ちゃんにサーちゃん、何のプレゼントもあげられなくてごめんね」
 
「平気だよ、父ちゃんと母ちゃんが居さえすれば何も要らないよ」
 

…と、コンコンとドアを叩く音が聞こえます
母親が立っていってドアを開けてみると…
 
 
 
イメージ 2
 
疲れ果てた様子の旅人が雪の降る中に佇んでいました
 
「こんな夜分に申し訳ありません、旅で通りかかったものですが
寒くて凍えそうなもので、少しだけ休ませてもらえないだろうか」
 
「何もありませんが皆で寄れば暖かいというもの、ささ、どうぞどうぞ」
 
「ありがとう、これで何とか凍え死なずにすみそうだ」

そして、家族4人は自分の食べ物を少しずつ旅人に分け与えてあげました
彼は何度もお礼を言いながら美味しそうに硬いパンを齧り
暖かいスープに涙を流して喜ぶのでした
 
「おじさん、ぼくの分のケーキも食べていいよ」

「何とやさしいお坊ちゃん、ほんとにありがとうよ」
 

しばらく経って、旅人がドアの方へ立って行くと
ドアの外から俄かに眩い光が射し込み…
 
 
 
イメージ 3
 
旅人の汚れた服は真っ白な服になり
全身に光が満ちあふれました
 
そして白い羽の小さな天使がふたり
たくさんの料理が乗ったテーブルを持って入ってきました
 
「これは私からのほんのお礼です、ゆっくりと今宵を楽しんでください」
そう言うと、旅人はふっと消えてしまいました
 
家族は見たこともない料理の数々に目を瞠ります

「わあ、おっきな七面鳥、おっきなクリスマスケーキ、…
お父ちゃん、ブドウ酒もあるよ」
 
「おお、ブドウ酒なんて何年振りじゃ、さっそく頂くとしよう」
真っ赤なブドウ酒を一口飲んだ父親は
またたく間に精気がみなぎり、見るからに健康そうになりました
 
 
イメージ 4
 
「坊ちゃん、お譲ちゃん、はい、サンタさんからのプレゼントよ」
ふたりの天使は子供たちに最新式のゲーム機を…
 
この時代にゲーム機じゃまずかったかな
とにかく子供が喜びそうなおもちゃということで

ふと旅人が立っていた場所を見ると
緑色の葉をつけた一輪の白い菊が咲いていました
 
 
翌朝、その花を庭に植えてやると
見るみるうちに庭全体を埋め尽くすように白菊が咲きそろいました

旅人はイエス・キリスト御本人だったのです
 
ドイツ南西部森林地帯のシュヴァルツバルトでは
クリスマスイブに一本の白い菊を飾るようになったということです
 

ドイツ伝説より
 
 

楽しいクリスマスを・・・
 
 
 
 
 
 
 
.
 

白樺の精


久々に花の伝説です
伝説というと悲劇や怖い話が多いけど
今回はハッピーエンドだからね

花ではなくて木ですが
白く美しい木、白樺(シラカンバ)です
 
 
 
イメージ 1
 
ドイツの片田舎、小さな家に マリアという羊飼いの少女が住んでいました
 
容姿は まぁ十人並みといったところ
「イモトアヤコ」の素顔をちょっと可愛くしたくらい

マリアはとても働き者
今日も時間を惜しんで 編み物に精を出しています
 
ゲームばかりやっている日本の都会っ子とは ちょと違う
 

と、一瞬窓が光に満ちたと思った瞬間
どこから入って来たのか ひとりの娘が目の前にスッと現れました

はっとマリアが目を奪われた その娘は…
 
 
 
イメージ 2
 
パールのように輝くドレスをまとい バラの花を編んだ冠を戴き
柔らかいまなざしの すらりとした美しい娘です
 
どのくらい美しいかというと 「竹内結子」と「フカキョン」の中間くらい
というと かなりの美人だね(そんなことはどうでもいい!)

娘は少女に向かって
「わたしはヨハンナ、あなたと遊びたくて森から来たの、
ね〜ぇ、わたしと一緒に踊りましょうよ」
 
マリアがビックリして 迷っていると
 
「いいからいいから さぁいらっしゃい」
と、手を引いて森の中へ引っ張っていきます
 
なんだか夢見心地になったマリアは 引きずられるようについていきました
 
 
 
イメージ 3
 
森の空き地まで来ると ふたりは手を取り合って踊ります
 
木漏れ日のシャワーが揺らめく中 ヨハンナのステップは軽々としていて
 
踏まれた草が折れ曲がることもありません
小さな野の花が散ることもありません

やがて夜になっても 月の光を浴びながら踊り
また朝がきて…それでも疲れなどまったく感じなくて
 
マリアは夢中で踊り続けました
 
腹が減らないのも伝説の便利なところなのだ!
 
 
ふと我に返ったときには もう3日が過ぎていました
 
 
 
イメージ 4
 
「あら、もうこんなに経ってしまったわ、帰らなくちゃ〜」
 
「ちょっと待って、これを持っていらっしゃい」
と、玉手箱を…おっと違った、それじゃ浦島太郎だ!

ヨハンナは白樺の葉を少女のポケットいっぱいに詰め込みました
 
「こんなものをもって行って どうするの?」
「家に帰ってから出して見てね、重くなっても捨ててはいけません」
 
 
マリアが家に帰って ポケットから白樺の葉を出してみると…

それは眩しく輝く金貨になっていました

ヨハンナは白樺の精
白樺の精は ときどきこうして誘うといいます(オイラもあやかりたい!)
 
 
 
ドイツ伝説より…人物の名前は、例によって勝手につけたもので〜す
参考文献;「伝説の花たち」石井由紀著
 

白樺は幹が純白なのでよく目立ちますね
これは樹皮にベチュリンという白い色素を含むためで
抽出すると雪のように白い糸状の結晶になります

樹皮は若木のうちは淡い褐色で、3年目くらいから白くなります
また、秋には美しく黄葉します
 
ヨーロッパにも数種があり 代表的なのはヨーロッパシラカバ(ホワイトバーチ)です
この仲間は早春の芽吹きの頃 花のような香りを放ち
ほのかに甘い樹液は そのまま飲んだり発酵させて酒を造ったりするそうです
 
ドイツでは、生命の木、祝福の木とされてきました
 
 
 
 
 
 
 
 
.
 
 
 
 
.
 

桜草の伝説


我が国は草も桜を咲かせけり (一茶 )

自然の地形を利用した広い野草園へ行ってみました
あちこちにミスミソウやショウジョウバカマが咲き
カタクリも顔を出し始めていました
ふと目に留まったのが ポツンと立っていたこの桜草です
 
 
イメージ 1
 
昔々 ドイツの小さな村に貧しい母と娘が暮らしていました
母は病気で ほとんど寝たきりの生活でした

娘の名はリスベス とても心の優しい少女で
なんとか母を慰めようと 野原に花を摘みに出かけました
 
野原には可愛い桜草がたくさん咲いていたので
リスベスは大喜びで摘み始めました
…と、花の間から透き通るような身体の小さな妖精が現れたのです
 
「あなたは だあれ?」 リスベスが訊ねると
「わたしは花の妖精 あなたが来るのを待っていたのよ」
「なぜなの?」
「病気のお母さんを思うあなたの心の声が わたしに聞こえたから」
 
そして花の妖精は リスベスに不思議なことを教えました
「桜草の咲いている道を辿って行ってごらんなさい
そうすると白いお城があるわ
お城の扉には鍵がかかっているけれど 鍵穴に桜草を差し込むと開きます」
 
「そこに何があるの?」
「いいから、さあ、行ってらっしゃい!」
 

リスベスは桜草の道を歩いていきました
すると 妖精の言ったとおり白い城がありました
鍵穴に桜草を差し込むと 扉は音もなく開きました
 
そこには…数人の花の妖精が笑顔で待っていてくれました
 
妖精たちはリスベスが持ちきれないほどたくさんの宝物をプレゼントしてくれました
 
リスベスは喜んで家に帰ると
母にこの美しい宝物を見せました
 
その宝物の耀く光が 母親を包み込むと…
頬に赤味がさし…

ウソのように病気が治ってしまったのです
母と娘は前にも増して仲睦まじく幸せに暮らしましたとさ
 
 
ドイツでは桜草を「鍵の花」と呼んでいます
 
 
 
 
 
 
 
 
.


 

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 次のページ ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事