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平成16年の秋のことです。
それまでも山の中にある私の職場では、毎年の晩秋もカメムシはたくさん見かけたのですが【写真】、この年の11月下旬はそれまでとは比較にならないくらいのカメムシが大発生しました。何万匹でしょうか。霧のように飛び回りました。
仕方が無く忌避剤を散布して建物には入ってこないようにしたのですが、業者さんが「カメムシが多い秋は、大雪の冬になる」とおっしゃいました。
私には初耳。でも、結構有名な言い伝えだそうです。
ですがその年は暖冬予報も出ていて、12月下旬になっても暖かい年でした。そして、ついに仕事納めの12月28日になっても、例年はもうとっくに雪が積もってきているのに、積雪量がなんとゼロ。
「なんだよ〜、やっぱり言い伝えはウソなんだなあ」と思いつつ、その年の仕事を終えました。
そして、年が明けて仕事初めで出勤したのですが、なんと山の職場が埋もれるくらいの豪雪になっていました。た、たった1週間で全く違う世界に!【写真】
その後、2月も3月も大雪の毎日で、結局は記録取りはじめたそれまで10年のうちでケタ違いの降雪量のシーズンになりました。しかも、それまでは11月〜4月の統計ですが、この年は1月〜4月と2ヶ月短いのに、です。
そんな経験があったものですから、職場が変わった年の秋、元の職場で多めのカメムシが発生していたのを見たので、後輩に「今年は雪が多めかもよ」と言っていたら、後で後輩に、「そのとおりになりました!どうしてわかったのですか!?」と電話がかかってきました。
その翌年の秋は全くカメムシを見なかったものですから、「今年は暖冬で雪が少ないかもね」と話をしていましたら、この全国的にまれに見る暖冬。
「なんでわかったんですか!?」と同僚らに聞かれるのですが、私がわかったのではなく、カメムシに教えてもらったんだけどなあ。
単なる偶然なのかもしれませんが、野性の動物や昆虫は、人間には気づけないいろいろなものを知っているのかもしれません。「ありえない」と検証もせずに否定するのはおかしいですね。
何より、そして昔の人は自然とともにあって、豊かな観察力でそういう小さな一致などを敏感に感じる感性があったのでしょうね。
参考になるHPを見つけました。
http://www.hal.ne.jp/furusono/kame.htm
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