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昨日、北海道で撃ち漏らし手負いにして逃がしてしまったヒグマについて触れましたが、今日の北海道新聞でそれが射殺されたという報道がありました。 逃走手負いグマ駆除 足寄のラワンブキ自生地(06/22 12:02、06/22 18:12 更新) 【足寄】21日午前6時ごろ、十勝管内足寄町内上螺湾(らわん)の狩猟業高島博則さん(63)宅にヒグマが現れた。高島さんがライフルで発砲し、肩とあごに命中したが、クマは逃走。同日午後0時20分ごろ、約2キロ離れた沢で高島さんらが発見し、駆除した。現場は北海道遺産ラワンブキが自生する螺湾川の近く。町は「周辺はクマの生息地。今後も注意が必要」と呼びかけている。 クマは体長2メートル、重さ約250キロの大型のオス。自宅にいた高島さんは、飼い犬の鳴き声でクマに気付き、30メートルの距離で発砲。クマは倒れたが、起き上がって逃げた。 ハンター仲間と2人でクマを追跡し、自宅から約2キロ東のクオナイ沢支流で駆除した。高島さんは「ラワンブキの収穫期で、周辺の沢にも山菜採りの人が入る。手負いグマを一刻も早く駆除する必要があった」と語る。ラワンブキは2メートル以上あり人間の姿が隠れるだけに、不意にクマと出合う危険もある。 ラワンブキ自生地が点在する螺湾川沿いはクマの出没が多く、町によると、上螺湾地区だけで昨年5頭を駆除した。 また現場から3キロ北の上足寄地区でも昨年秋、クマによるビートなどの食害が深刻化した。(小林基秀)北海道新聞のリンク先ではこのヒグマの射殺体映像が見られますが、大きいです。目撃情報どおり、体長2m級のオス熊です。食べ物のまだ少なめなこの時期に250kgとありますので、秋の冬眠前には300kg近くになる個体かもしれません。野生の国内産ヒグマとしては大型の部類に入るでしょう。 しかし、それにしても気になるのは、無事に手負い熊を仕留めることができた=最低限の義務・責任を果たした安心感からかもしれませんが、映像からはハンターらの緊張感は感じられません。談笑しているようにさえ見えます。 別に射殺したことを非難するわけではなく、大きなヒグマを手負いにし、一時周辺に緊張感を走らせるようなことをしでかしたわりに、反省が見られないという点を批判したいわけです。 ご自分でも十分わかっているとおり、かなりの危険を発生させたのは間違いないわけで、それがたまたま今回は事故に至らず、事故や逃走させてヒグマを所在不明にしてしまう前に自分自身で始末をしたので最悪なことを免れただけのことです。本人は自らの不始末を当然の義務で自ら精算をしたに過ぎないわけで、「お騒がせしました」と神妙にすべき案件ではないでしょうかね。 細かなところをグチグチ責めているというよりも、そういう慎重さや事の重大性を想像するに欠けるような不十分な覚悟や心構えだから、手負いにして逃がすことになったんじゃないですか?と思うわけです。 結果論ですが、私は技術だけではなく、こういう心構えの方には狩猟をして欲しくないと思います。
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殺生をしたという意識がないというのも、プロ意識がないというのも、猟師を趣味としてやってるんじゃないかと思うなぁ、だってすぐに報道を呼んで映像を映させるあたりは、話題に上がるヤバイ系の老人かもしれません。
2010/6/23(水) 午前 0:53
駆除(?)できたからいいものの、もし手負いのまま山に逃げられていたらと考えると怖い話ですねえ。
2010/6/23(水) 午前 6:08 [ プーサン ]
SHINYAさん。
そのとおりですよね。釣りや狩猟も命を奪う行為ですから、「狩って食糧を得た」という喜びは人間の原始本能によるものに由来する自然なものなのかもしれませんが、文化的な近代人であれば、自分の命を長らえるために他の生物の命を分けてもらうという感謝の念が少しはあっても良さそうなものですよね。まして、繰り返しますがしでかした不手際の重大性があるわけですから。様々な点で空気が読めないハンター?というかなんというか…。
記者も近くにいたのかどうか、映像からは既にヒグマにハエがたかっていて、少し時間が経ったような様子を感じます。記者が来るまで、現場に置いていたような感じ?
2010/6/23(水) 午前 7:36 [ 泉ヶ岳 ]
プーサンさん、ライフルでむろん熊を想定した弾丸で発砲し、肩に被弾したということですから、被弾状況にもよりますが、遠くに逃げるのは困難だったのかもしれません。
肩ということは、頭を狙って外したのではないかと思うのですが、これがさらに大きく外して足や耳なんてところだったら遠くに逃げていたでしょうね。
2010/6/23(水) 午前 7:42 [ 泉ヶ岳 ]