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私が野山の動植物や野鳥を撮影していることを特技にしているのは何度かお話しさせていただきました。
野鳥は鳴き声を頼りに、一眼レフデジカメ&望遠レンズ。
植物はマクロ撮影が得意のコンパクトデジカメを持って、ひたすら探し歩く。
でも…。動物の撮影は、そうそう簡単に出会えることは、ありません。人間よりもはるかに敏感な五感でもってこちらの接近を先に気づき、逃げてしまうのです。
まあそれはそれで、人間を見ても逃げないような状態というのは一見ほほえましいものの不健全な状態であるはずなので、それは自然が残っている証拠と喜ぶべきことなのかもしれません。
しかしねえ。
自然写真では、動物写真は欠かせないわけですよ。一番インパクトがあり、見た人がその土地を大切にしてくれる心情に訴える強さがあるわけなんです。
そんなわけで、以前は既製品の、赤外線センサーつきカメラを購入し、野山深くに設置していました。
よく、一軒家の玄関先に、人が近づくとライトがつくものがありますでしょ?あれは人の体温(=赤外線)をセンサーが感知して、ライトのスイッチを入れる動作をするのですが、ライトではなくカメラのシャッターを押したような状態にしてくれるものが、売っています。
そうすると、むろん人間が近づいても写りますが、動物(哺乳類など、体温を持つものに限る)近づいても撮影ができるわけです。フラッシュ付きなので、夜でも撮影できます。
で、これを設置したところ、最初は日光の熱(赤外線)で誤動作の連続で、36枚撮りフィルム全てが何も写っていない、という悲劇を繰り返したものの、やがて慣れてくると、写真のようにウサギやら野鳥やらがなんとか撮影できるようになっていきました。
ところが、あるとき。もう6年前のことになります。
現像・プリントをしてみたところ、写真屋さんも首をひねる妙な光が写っていました。
妙な光が、浮いています。
遠いような近いような。
当時の私は、考えましたね。
浮いているということは、動物ではなさそうです。野鳥か、コウモリでしょうか?
虫は体温はないはずですし、そもそもこんな発光をする生き物なんて、知りません。
では、懐中電灯を持った人間?
いえいえ、この設置した場所は山奥の奥深い茂みの中で、昼間ならもしかしたら訪れる人がいるかもしれませんが、夜の10時28分に誰かが来るとは到底思えません。
知人は、「ひ、人だまだ!」「幽霊じゃないか?」「ホタルかも」「人間だよ」「カメラについた、ゴミだろう」などなど、いろいろなことを言いましたが・・・。
これ、皆様は何だと思いますか?
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