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仕事なのにあり得ない失敗をした人を最大限の侮辱をしようと思ったら、「まるで佐渡トキ保護センターの仕事だな」と言うべきと思うほど愚かしい大失態のこの話題ですが、順化ケージの改修が始まったということです。 今日の毎日新聞の記事から。 トキ:9羽襲撃死 テン侵入防止のケージ改修に着手−−佐渡保護センター /新潟 佐渡市の佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションで3月、野生復帰に向けて訓練中のトキが侵入したテンに襲われ9羽が死んだ事故を受け、環境省は1日、テンなどの天敵の侵入を防ぐため、同ステーションにある順化ケージの改修工事に着手した。 この日は、作業員10人が足場に乗り、テンなどがケージの壁面から天井部分に登れないように、強化プラスチック製の板をひさし状に取り付けたり、すき間をふさぐ工事を始めた。 万一、侵入された場合も想定して、ケージ内の止まり木を増やすとともに、その周りには登れないように鉄板を巻く。また、周辺から天井部分に飛び移れないように、ケージ近くの木は伐採した。周囲には電気柵も取り付ける。総工費は約4000万円で、30日には工事を終える予定。 環境省の長田啓首席自然保護官は「(11月に予定されているトキの3次放鳥に向けて)3カ月の訓練期間は確保したいので、8月上旬には訓練に入りたい」と話した。【磯野保】はあ、すごいですね。何がって、そんな程度のことに4,000万円もかけるのですか。 少なくともケージに大きなすき間があったものの改修は、建設した業者に責任を負わせるべきだと思うのですが、その辺はどうなっているのでしょうか。 物理的に、穴だらけの欠陥工事の金網を完璧にふさいでしまえば天敵が入り込めないという理屈になるわけですが、念には念を入れてプラスチックの板やら電気柵やらまで備え、さらにケージ近くの木まで切り倒す徹底ぶり。 この木を切り倒すという発想が、まあ以前から一部ではテンやカラスを駆除すべしとヒステリックで愚かしい主張がありましたが、この関係者らまでも同じ種類ということがわかります。トキの放鳥が日本の自然環境保全などを想定しているとは到底思えませんね。関係者らは偉そうな・御大層なことばかり言っていらっしゃいますが、もはやこの事業自体が自然破壊ではないですか? そこまで莫大なお金をかけて徹底したつもりでも、さすがに自分らの能力や仕事ぶりにようやく限界を感じたのか自信が無いのか(まあ無理もない)、単に保身のために万全を期したいのか知りませんが、万が一侵入された場合にとケージ内部に止まり木を増やすと。 検証委員会委員のお1人、上野動物園の園長サンのところでは、1度逃げられたために改修工事をした猿山から再度猿が逃げだせたという事件があったばかりですから、検証結果に疑問を持ったのかな? …必要以上なこと、しなさんな。 結局、この関係者は根本的に何の進歩も無いわけです。 動物に食害される結果になった原因も無知であれば、必要以上に設備を改修するのも無知がゆえ。「最適」ということを知らない。 それで使うこと使うこと4千万円。自分のお金じゃないと使い放題ですな。 11月に放鳥することがこの大失態の汚名返上になるわけでもないのに、なぜか放鳥を急ぐんですねえ。 当初計画どおりの訓練をしても産卵と羽化に失敗したのに、3ヶ月の詰め込み教育で無理やり放鳥して、それが何か成果が生まれる勝算はあるんですかね?単に目先の費用対効果とか成果以前に、そんな程度でこれから冬に向かう新潟に追いだして、命が失われるようなことにならないのですかね? 1つ言っておきたいのは、この冬、日本全国がどのような気候になろうとも、トキが越冬に失敗するとか、そういう事態になった場合には、それは自然環境のせいでは決してなく、単なる愚かな保身のための役人らが犯した無駄遣いの上の人災だということです。 この事例は単にわかりやすいのでこう表面化していますが、日本全国、こういう愚かで無駄づかい垂れ流しの事業があるのでしょうね、おそらく。
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