|
こけし絵付けコンクール大崎市鳴子温泉の日本こけし館が小学生以下の子どもを対象に行なったこけしの絵付けコンクールの入賞作品が決まりました。 「全国こども絵付けコンクール」は鳴子温泉にある日本こけし館が全国の小学生以下の子どもたちに高さが18センチの白木のこけしを送って絵付けしてもらったもので、今年は50点の作品が寄せられました。 審査は日本こけし館を訪れた観光客に投票してもらう方法で行なわれた結果、15点の入賞作品が決まりました。 【略】 (NHKニュース)http://www.nhk.or.jp/sendai/lnews/02.html 今朝のNHKの宮城県内ローカルニュースで見たのですが…。 最優秀賞に選ばれたお子さんの作品は、一般的なこけしの図柄です。優秀賞に選ばれた方のは、伊達政宗の図柄にしたもの。他には、様々な子供らしい自由な発想の絵付けが多数。 受賞作はこちらの鳴子・こけし館のホームページでご覧いただけます。 最優秀賞のこけしは、確かに、きれいに書かれてはいると思います。がんばりました。 …しかし、わざわざ「全国の小学生以下の子どもを対象に行った」のですから、
と思うわけです。 別に最優秀賞のものがダメというのではなく、このコンクールの趣旨としてそれでいいの?と疑問なのです。 審査は観光客らの投票ということですが、募集要項では絵柄を指定していたわけではありますまいに、それどころかむしろ「小学生以下限定」としているわけですから、私はここは「(いかにもこけしらしい絵柄を)上手に描けたか?」よりも、「子供らしい自由な発想力があるか?」を見るべきだったのでは?と思うのです。 以前、アヒルと鴨のコインロッカーの読書感想で書いたように、受け手にもいろいろとその判断をする「資格」が求められると思うのですよねえ。 「観光客の投票」というと、一見公平性な選定方法ではありますが、結果的には「無責任」「責任の所在が明らかではない」「選考基準がうやむや(審査員に伝わっているか疑問)」ということにもなります。 主催者としては観光客にも参加してもらって盛り上げようという意図でこそのものなのでしょうが、うがった見方をすれば、最優秀賞に選ばれなかった子の親からクレームの電話があったときなどに、「いや、我々では無く観光客の皆様の投票ですから」という逃げをうつためではないだろうか?と思ったりして。 そういえば、私が昔仕事で「デザインコンペ」でスポーツ大会のコンペをしたときのことを思い出します。 何社かのユニホーム会社がデザインを持ち寄って、審査員と、会場に来た住民の方の投票でもって採用デザイン(会社)を決定するという方法でしたが、「住民」が、どう見てもその会社の従業員たちなんですよねえ。 「公平性」を期すために、盛り上げるために「住民投票」制度だったはずが、会社で確保できた人員でもって契約に大きく影響するという馬鹿なことになってしまったのでした。 住民投票や一般投票、世論調査などといえば、公平な世の中の声という民主的イメージがありますが、実は、思惑に左右されたり、その投票や調査の結果責任があいまいになるなど、公務員としては運用に注意すべきもの、というのを、その時学びました。 まあ、お祭りで、絵を描いて飾られることがうれしくてしょうがない、というお子さんやご家族ばかりだと思いますので、そんなヤボなことをいってもしらけるだけでしたね。反省。。。
|

- >
- エンターテインメント
- >
- テレビ
- >
- その他テレビ



