日々是雑感

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【自然関係のお話し】

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まだ数は少ないですが、私のメインの書庫です。
仙台市の泉ケ岳の自然を中心に、自然について考えていること・見たことなどをご紹介して行きます。
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ニホンオオカミ復活?

 先日、増加する農業被害軽減や生態系維持の観点から、海外からオオカミを導入して日本国内に放そうという主張に行政が関心を示しているという記事を紹介し、その主張に対して疑問点を書き連ねました

 今度は1月1日の神戸新聞に、今度はニホンオオカミの剥製からクローンを創り出そうという研究について紹介されていました。
絶滅のニホンオオカミ復活へ 神戸・理研が挑戦

 理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)の若山照彦チームリーダー(43)が、世界で初めて凍結保存されていたマウスの死骸からクローンを作った技術を生かし、約100年前に絶滅したニホンオオカミのはく製からクローンを誕生させることを目指している。準備段階として、はく製のように乾燥させたマウスの毛皮から細胞の核を取り出す実験を進め、実現へ一歩ずつ近づいている。

 若山リーダーは2008年、16年間凍結保存されていたマウスの死骸の脳細胞からクローンを作ることに成功。凍結死骸からは世界初となり、体細胞が死んでも核の遺伝情報が残っていれば、絶滅種を復活させられる可能性を示した。

 その第1号として、国内3体を含め世界に6体のはく製が現存するニホンオオカミの復活を目標に設定。ニホンオオカミはかつて本州以南の山中に広く分布していたが、1905年の奈良県での捕獲が最後の確認例とされる。絶滅の原因は害獣としての駆除や開発による餌の減少、感染症などが考えられている。

 若山リーダーは2009年から、マウスの毛皮を乾燥させた上で細胞の核を取り出し、別のマウスの卵子に組み込んで細胞の復活を試行。既に毛皮のマウスと同じ遺伝情報を持つクローン胚はできたが、細胞の損傷が大きいとみられ、胎児にまでは成長していないという。今後はクローン胚から、さまざまな細胞に分化できる胚性幹細胞(ES細胞)を作り、これを使った実験も進める方針。

 一方、絶滅種の復活には、その動物と近い種で、卵子や代理母などの役割を担う別の動物が必要。既に異種間の核移植技術の確立のため、凍結したラット(マウスとは別種のネズミ類)の細胞の核を取り出し、マウスの卵子へ移植、ラットの遺伝情報を持つ細胞を作ることにも成功した。

 マウスで毛皮からのクローンが実現すれば、ニホンオオカミに近い種のイヌの卵子に移植したい考え。将来的には、はく製が残る忠犬ハチ公や、ロシアの永久凍土から発掘されたマンモスの復活も視野に入れている。ただ、絶滅種を人工的に復活させることには異論もある。

 若山リーダーは「絶滅種は寒さに強いなどの特有の能力を持っていた。細胞を復活させることで、その原因遺伝子を解明し保存すれば、人間にも役立てられる可能性がある」としている。

(金井恒幸)

【中略】

 日本オオカミ協会会長の丸山直樹・東京農工大名誉教授の話 ニホンオオカミが復活すれば、シカやイノシシ、サルなど、全国で農林業被害の原因となっている動物の数の抑制が期待できる。米国では国立公園でオオカミが放たれ、シカの減少に効果があった。人に危害を加えたという報告も出ていない。国内では猟師の数も減っているため、オオカミのような生態系での捕食者を復活させ、それぞれの動物の適正な数を維持する仕組みを作ることが重要だ。

(2011/01/01 06:30)
 記事末尾の丸山氏の主張は、先だって散々疑問点を上げたところです。
 今回のコメントにしても、遺伝子にかかる技術で「復活」させる技術を確立させることと、それを野に放つことは全く別問題だと思うのですが、なぜ野に放すこと前提に話をされているのでしょう?
 アメリカの国立公園内での話をそのまま日本に当てはめるという程度の論理展開からして、私はこの方の論理の限界がいかほどかわかるような気がします。
 そもそも、そのアメリカでは今やオオカミが増えすぎてしまい「保護は止めて駆除しようではないか」という議論にもなっている事実を、なぜ彼はこのような記事にコメントをする際に一切触れないのでしょうか?
 例えば「NHKニュースおはよう日本」2010年11月4日放送では、こう伝えています。
ハイイロオオカミ保護か駆除か 

 一時、絶滅の危機に直面していたアメリカのハイイロオオカミは、保護の結果数を戻しつつありますが、家畜の被害が相次いでいることから“駆除”と“保護”の間で意見が真っ向から対立しています。

 畜産農家と動物保護団体の議論は、いま裁判の場に待ちこまれています。
 なぜ、オオカミ導入を進める人の主張は、大衆向け媒体などでそのメリットだけを語り、このように実際に行ったところで生じている諸問題については触れないのでしょうか?単に、研究者はきちんとコメントを言っていてもそれを紹介するマスコミが取り上げていないのでしょうか?
 言わないようにしているのかマスコミがあえてそれを割愛しているのか、わかりませんが、もし意図的に触れないならばそれはなぜなのでしょう?

 私は、一般の人に何か物事や事象を説明する際には長所・短所を客観視して公平な提言するのが真摯な、と言うか、普通の研究者の立場・姿勢であるべきで、そういうスタンスの人が信頼できる・検討する価値ある話だと思うのですが。
 もし明らかに生じている短所にはあえて触れず長所ばかりをマスコミを使って発信するようなスタンスの人が「人身被害の報告が無い」などとまるで問題点が無さげな話をされても、私には信憑性を感じられません。
 仮に専門書や研究論文に触れていたとしても、新聞などを読むだけの一般の人はそんなものは手に取らないわけで、それだけ見れば盲信しかねません。そういうミスリードするような紙面はそもそもおかしいですが、そうコメントをする・掲載される姿勢もどうかと思います。

 さて、ニホンオオカミを復活させようという研究をしている若山氏は、記事中では有害鳥獣駆除などの目的には直接触れておらず、漠然と「その原因遺伝子を解明し保存すれば、人間にも役立てられる可能性がある」という、復活作業の意義・目的をお話しになられています。遺伝子研究に主眼を置いているんですね。
 ですから、忠犬ハチ公だのマンモスだのと、様々な条件下での遺伝子の確保を考えているわけで、技術的な確立を目指しているのであり、その用途は特にお考えでは無いように読めます。その点で、目的や動機が漠然としているので、正直、私は可否判断は今のところ難しいです。
 ただ、1つ言えるのは、佐渡トキ保護センターが莫大な予算と人員を計上して四苦八苦・七転八倒・てんやわんやしているトキ復活事業ですが(人畜無害そうなたかだかトキでさえもあれほどの労力と難しさが現実としてある。それがオオカミを放そうなんて事業がどれほどの労力、もっと言えばいろいろな利権がらみになるのか、推して知るべき)、あの何の意味があるのか私には少しも理解できない事業よりは、この研究の過程や成果から得られる結果は、今後様々な面でいろいろな意味で影響や応用は可能だと思います。(ただし、それが良い影響だけかどうかはわかりませんが。)

 しかし、マンモスにしてもニホンオオカミにしても、そしてトキにしても、その絶滅した時代には、その環境や状況に適応できずに滅びたとも言えるでしょう。例えそれが人為的なものであっても、今、そこに生きていける場所があるのか否か。特に記事中にもあるように、ニホンオオカミは「害獣」として駆除されたということは、要するに当時、家畜や人身被害があったからこそそう追い詰められて狩られ、絶滅したわけです。絶滅当時と現代がその点での条件が変わったというわけではな無い以上、現代でもオオカミの居場所は国内には無い、と思っても良さそうに思います。
 そんな歴史・事実があるのに丸山氏が「オオカミは人を襲わない」とか、あるいは放した後で家畜を襲う懸念が無いようなことを言われても、到底そんな言葉を信じられるわけが無いわけです。じゃあ、そんな害無い動物ならば、なぜ狩られたのでしょう?

 さて、若山氏のように研究室の中だけの話であったとしても、倫理的に、さあどうなんでしょうねえ。何か、その、人間の思い上がりのようなものを感じます。
 だいたい、多くの絶滅種のうち、なぜ若山氏は「マンモス」「忠犬ハチ公」「ニホンオオカミ」をチョイスしたのでしょうか。寒さに強いから?まだその種は残っているであろう忠犬ハチ公はなぜ?
 寒さに強い遺伝子を研究したいというのであっても、この3つに目を付けたのは、話題性があるからでは?そうすれば、その後の研究継続や様々な分野への発展のためのインパクトもあるでしょうし、マスメディアも食いつきやすそうです。研究資金の確保も容易になるかもしれません…。同氏がそう考えたとしても、それは研究者としては立派な経営というか戦略であると思いますが、一方で、そうだった場合はやはり既に利権になるというわけでもありますね。それが悪いことではないと思いますが、単に夢だのロマンだの生態系の維持だのそういう「美しい話」だけではないでしょう。

 いや、そうではなく、純粋にそれら3つの復活を望んだだけ、という場合だったなら、将来的な展望を考えずに生命倫理をもてあそぶ研究のための研究という感じもします。
 また、その3つに選定したことが、単に選り好みした浅はかで性急な感じの、その種に対する上から目線という印象がします。絶滅し、剥製や標本が残っている種というのはこの3種だけではないのですが、それらに比べれば大衆受けしない=地味ですものね。
 それが成功した際、どういう利益が生み出され、どういう弊害が生まれるのか、私には想像もつかないですが、柄にもなく言えば、長い眠りから覚めたその「種」が、たった1頭だけ存在するというのは、擬人化するわけではありませんが、例えようも無く孤独であり、そして生命・種に対する尊厳という点ではいかがなものかと漠然と思ってしまいますね。

 人間という1つの種が、今、地球上の多くの生命種を自分たちの都合が良いような利用をしているのに、さらに既に絶滅した生命まで復活させて利用するというのは、私はしっくりしません。あまりにも傍若無人のような気がしてしまいます。

火を恐れるか?

 熊に遭遇してしまった場合の対処についての有名な話として「死んだふり」の他、「火を焚く」ということがあるでしょう。

 遭遇したときの死んだふり説については、以前書いたように、熊は動物の死肉を食べる反面、実際に助かった事例は多く見られることから、「無用な刺激を与えるよりは結果的に有効な場合もありうるが、絶対なものではない」と言えます。

 では、火についてはどうでしょうか?
 
 熊本来の性質として、火そのものを本能的に怖がるのか?と言えば、過去の事故例や実験例から総合すると、どうやらたき火程度の火は恐怖の対象ではないようです。
 例えば、有名な「苫前・三毛別事件」では、火を焚いて接近する熊を追い払おうと試みていますが失敗しています。
 また、のぼりべつクマ牧場での実験でも、火を見て逃げるといった様子は一切見られず、好奇心からか近寄って火の中に入った個体もあったと、「ヒグマそこが知りたい 理解と予防のための10章」(木村盛武・共同文化社)に出ています。

 むろん、山火事のような大きな炎は熱や迫力が違いますので回避するでしょうけれども、人の扱う程度の火では遭遇した際には望み薄かもしれません。
 もしも回避しようとして慌てて火をつけたならば、それこそ山火事の原因になってしまうかもしれませんね。

 熊は本来、人との接触を避ける性質があるのですが、山中を歩く際の「熊避け鈴」や「ラジオ」の意味・効果は、その音を立てることにより人の存在・接近を知らせるというものです。別に鈴やラジオの音そのものが本能的に嫌いだとか苦手というわけではありません。

 その点では、キャンプの際などに火を焚くということは、火そのものやそれを囲んでの会話や調理の音などで人の存在を視覚や嗅覚により知らせるということで、意味はあるのではないかな?と思います。
 ただ、私の経験した中では、自動撮影のフラッシュの光に若い熊が「なんだろう?」というような気にしている様子をし、カメラの方に接近して来たことがありますので、初めて見る不思議なものを近づいて確認をするという習性も個体の性格によってはあるのではないかな?と思います。その点では、たき火をした際は熊がある程度近くまでやって来ることが無いとも言い切れないです。

 しかし、個体差に関係なく言えそうなことは、そのような熊への接近を知らせをしていてなお、何らかの形で餌付けをしてしまうと、その個体は鈴の音や火、人間の姿は食べ物を得られるチャンスだと学習し、次なるハイカーが熊に近寄って来られるという危険を増してしまいます。元々危険とも感じていない鈴音やたき火ですから、食べ物を得られると知れば避ける理由は無くなってしまうからです。

 12月21日の毎日新聞の記事を見ると、サルの話ですが、最初から火に興味を持って近づき、そしてその後は「この火がつくと、食べ物が得られる」と学習したのでしょう、わらわらと火に集まって来ている様子が紹介されていました。
<サル>焼きイモほおばり、たき火で暖 愛知・犬山
毎日新聞 12月21日(火)11時14分配信

 愛知県犬山市の日本モンキーセンターで、たき火で暖をとるサルの公開が始まった。師走の恒例行事。気持ちよさそうにたき火を囲む姿を入場者らは楽しそうに見守っていた。

 たき火は1959年の伊勢湾台風時に倒木を燃やしたところ、サルが集まったのが始まりという。約160頭のヤクニホンザルが飼育されている「モンキーバレイ」で職員がたき火を始めると、サルたちは続々と集まり、手をかざしたり、背中を暖めたり……。たき火の中で焼いたイモが与えられるとおいしそうにほおばっていた。

【後略】
 熊も、猿ほどではないにせよ、高い学習能力があることが知られています。

 蛇足になりますが、こういうことを考えると、日本熊森協会さんは山にドングリを置いて来るという活動をされていて、私は以前から書いているとおりそのことそのものに反対ですが、取りあえず至急止めて欲しいのは、「ドングリを山中に置いて来る際に、熊避け鈴などを身につけて行くこと」です。
 協会さんが「置いたドングリを熊が食べている」と主張されている以上、もしかしたら熊が、「熊避け鈴の音はドングリを大量に置かれる合図だ」と感じてしまうかもしれません。そうなると、一般ハイカーが熊避け鈴を身につけて同じ場所を通った場合に、接近されるかもしれないわけです。
 ドングリを山に置きに行くときは、およそ一般のハイカーや山菜取りの人などがするような気配の一切は感じさせないで行うべきでしょう。

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 幼児のころ、アフリカの野生動物の世界を写したテレビ番組を見ていて、肉食動物が草食動物を襲って食べるのを見ると、「かわいそう」「ライオンってひどい」と短絡的に思っていたものでした。そのような経験は皆さまをお持ちではないでしょうか?

 これはむろん、草食動物がおとなしく・やさしそうな風貌をしていて他に害をなさないように見え、一方、肉食動物は凶悪そうな風貌でそのような草食動物を群れで襲ったりするところから、悪い奴らが大勢で何もしていないおとなしい動物をいじめているように感じるからですね。悲しげに鳴く草食動物が流す血にショックを受けたりします。

 幼児期の感性としては、決して間違っているとは思いません。そういう場面を見て幼児が「草食動物、ざまあみろ」などと思ったりしたらその方が問題なような気がします。
 ところが、いい大人になってもこういう感性だけだったら困るわけです。

 テレビの限られた時間、製作者の意図が入っているものを物事の全てと思い、それを鵜呑みにいい大人になっても「肉食動物は悪い」なんて思うだけでは単純過ぎます。そう思うだけなら良いのですが、それが転じて「肉食動物を皆殺しにしろ」なんてなっては大変ですね。実際にそう言いかねない困った人がいるのは、先日「熊の補殺」について異常な苦情をするという人を紹介したばかりですのでね。ありえなくはないのです。
 多角的な視点や学術的なデータ、画面の外で起きていることなどまで勘案して考え、結論を出さないことに問題があるわけです。

 肉食動物も狩りの成功率は極めて低く、生きるのに必死・食べなければ自分が死んでしまうわけですし、食料を分け与えなければならない「かわいい」幼獣が巣で待っているかもしれない。
 草食動物そのものもそう追われることでより強い個体が生き残りそれを繰り返して進化することでその他の自然の変化にも対応できて種族そのものの繁栄にも結び付くわけです。
 草食動物は罪の無い生き物に見えますが、多くの植物にとっては「襲ってくる敵」であり、それを食べ自分たち植物を直接食べない肉食動物は「たのもしい味方」に見えるかもしれない…。
 こんなことはテレビではあまり放送しません。一面だけの情報で自分の感情を全面に押し出すと、そう偏った発言・思想になってしまいます。

 植物で考えてみますと、きれいな花をつける植物や希少な植物は保護に値して、花をつけなかったりありふれた地味な植物は別に保護に値しないという価値観がその幼児発想と似ていると思います。

 植物の保護というのは動物の保護よりも難しい面があります。ある植物の群生地を保全しようとすれば、そこに入りこむ草食動物や昆虫を管理することのみならず、その周辺にあるその「保護」をしたい植物と競合する植物も管理しなければならないという場合も多いのです。場合によっては、水の流れや日光の当たり方など、地形などまで変える必要があるでしょう。
 ある植物を保護しようと思えば、他の植物の繁栄を阻害する必要も出てくることもあるわけです。私はそういう保護を「自然保護」とは思いません。先日も書いたように「その特定の植物の保護」と言うべきでしょう。

 その動植物や昆虫がその他の生命の繁栄にも大きく寄与している絶妙なバランスを維持している重大な役割を担っているというのならば別ですが、人間が特定の動植物の保全に特に理由も無く肩入れするのは私は疑問です。

 「何でもいいから、その植物だけあれば他なんてどうでもいいんだよ」というような明確な覚悟というか開き直りがあるならばまだ潔く感じもします(賛同しません)が、そういう影響を考えることなくいいことをした気分になる・それが「自然保護」だと思っているならば、私はどうかと考えます。

 なぜ、こんなことを言っているかというと、仙台市の泉ヶ岳には、仙台市の天然記念物に指定されているミズバショウ群生地について思うことがあるからです。。
 ここはかなり以前も書いたのですが、近年、流れ込む水流の減少により、かつてよりミズバショウ群生地が狭まり、またミズバショウも小型化の傾向にあります。これについての見解は以前書いたものと変わりが無いのですが、先日、こんな記事が出ました。

 11月4日の河北新報の記事です。
ミズバショウ群生地、SOS 仙台・泉ケ岳の芳の平湿原
河北新報 11月4日(木)14時30分配信

 泉ケ岳(仙台市泉区)に近い、仙台市内最大のミズバショウの群生地「芳の平湿原」の一部で、湿原が失われる「陸地化」が進んでいる。以前はなかった低木などが生え、ミズバショウの生育環境が悪化している。貴重な湿原を守ろうと、市民団体が8日、仙台市泉区のイズミティ21でシンポジウムを開き、保存活動への協力を求めていく。

 芳の平湿原は市の天然記念物。宮城県内有数の群生地として知られ、1965年にミズバショウ群生地として指定された。現在、指定区域は24.1ヘクタールになっている。
 しかし、近年は低木のイヌツゲやシダ類が増殖。具体的なデータはないものの、散策路周辺など目視できる範囲では、市も「ミズバショウの数が減っている印象」(市文化財課)と認める。陸地化の原因は、はっきりしていない。

 「ミズバショウ群生地の保全を考える」と題したシンポジウムは、まちづくりや環境保護、パラグライダー愛好者団体など市内の17団体でつくる「泉ケ岳利活用推進市民会議」が主催。東北大植物園園長の鈴木三男教授(植物構造機能進化学)、同大大学院の中静透教授(進化生態科学)が基調講演した後、東北学院大の平吹喜彦教授(植物生態学)と3人でパネル討論する。

 湿原は一度消失すれば回復が難しい。市民会議は今後、市民と協力してイヌツゲなどミズバショウに悪影響を与える植物の除去に取り組むほか、原因の解明と保全策を行政にも要請していく考えだ。
 市民会議の角田尚一代表は「市街地の近くにこれほど豊かな自然があるのは市民の財産。手遅れになる前に何とかしたい」と協力を呼び掛ける。

 シンポジウムは午後6時半から。入場無料。定員400人。連絡先は泉区まちづくり推進課【後略】
 私は百家争鳴になるような各種団体には一切所属しませんし関わらないのが持論ですが、この記事にある「ミズバショウ」重視のこの団体の姿勢に違和感を感じ、また、東北大学植物園の鈴木先生はかねてよりそのご見識やご姿勢に深く尊敬している方ですので、参加させていただきました。

 まずは鈴木先生から、ミズバショウの特徴について、わかりやすくお話しいただきました。

 続いて、仙台市泉岳少年自然の家改築に伴う環境調査の一環として2007年からこの群生地のモニタリングを続けていただいている中静先生のお話しをいただきました。

 その後パネルディスカッションでしたが、私の印象から、鈴木先生は安易で性急なミズバショウに肩入れした保全には慎重なご姿勢のようでした。
 それは、「例えば、栄養が少ないからと言って、ホームセンターで売っている肥料などをポケットに入れて来て、ミズバショウの湿地にパッとまくようなことはしてはならないですよ。それは他の植物にも栄養となるのですから」というような、直接質問されたわけでもないことなのに、付け加えるように警鐘を鳴らしたところからもわかります。もしかしたら、集まった団体の皆さんや聴衆の善意や意気込みはいっぱいだけれどもそれだけに目が行っている雰囲気が、ミズバショウありきで話を進めよう・活動をしようとしているように感じられ、違和感を覚えられたのかもしれません。

 鈴木先生の東北大学植物園は、以前もご紹介したとおり、温暖化の影響で南方の植物が入り込み東北ならではの植物を駆逐しても、それを見守るという姿勢を貫いているので、それとは異なる方針が、それは1つの見解なのでまだ良いにしても、ミズバショウが大事だからと他の植物は深く考えず省みないような危うさを感じられたのではないでしょうか。

 私はこの日参加した大部分の人が、「泉ヶ岳のシンボルだから」「長年親しまれているから」「きれいだから」という程度の理由で、ミズバショウを何が何でも残したいと言っているように感じ、違和感と危うさを感じました。

 この市民運動の事務局が記事末尾にもあるように泉区役所が進めており、こちらは2006年に泉ヶ岳の兎平という場所を大規模で無断伐採してしまったという大失態があった過去があるわけですし、これはどこの行政が担当したのか知りませんが泉ヶ岳の林道内にできる水たまりには環境調査の文献にも出ているように20年以上もモリアオガエルが産卵していたのですがなんと林道整備で全て埋め立てるというとんでもないことをしてしまったこともあるわけですから、なおのこと、性急な判断には危うさを感じます。

 むろん、里山というのは人が関わって保全されるという絶妙な人と自然の関係を維持して成り立っている良き面もあるわけですが、それは牧草取りとか炭焼きの伐採だとか、そういう生活の一部として最低限の循環型での関わりが継続された中での話であって、「ミズバショウがきれいだから・市の天然記念物だから守ろう」というのは私は賛同できません。
 行うのであれば時間をかけてミズバショウが衰退している原因を調査して、その原因が林道整備や側溝を作ったことによる水の流れの減少などにあるのであれば、「元通りにする」程度が適当であり、会合の質疑応答にあったように「湿地に入り込む木を伐採する」などというのを思いつきでやられては困ります。

 市民運動と聴くと何か草の根運動の市民感覚で「正しい」ように見えますが、こと、こういうことに関しては、学術的な裏付けが無い「思いつき」と単純な「熱意」だけで進められては困るわけです。
 先日も書いたように、数十年かけて衰退したものであれば、同じ期間くらいかけて考えて行くことをすべきではないかと思うのですが。

 もっとも、「泉ヶ岳利活用推進市民会議」という名称から、泉ヶ岳をどう人間にとって都合の良い利用・活用を考える会というニュアンスを感じますので、もし、そういう理念であれば、軽々に行うのも会としては間違っていないのかもしれませんがね。

 行政が、市民とともに自然環境の保全を協働していくというのであれば、あくまでもシロウト集団に過ぎない市民目線・市民感覚とやらにばかり迎合せず、専門の知識や技術を有した専門家に地道な調査を依頼して、それを提示しつつ盛り上がっているけれども知識の無い市民感情・熱意の盛り上がりをうまくコントロール・コーディネートするということをしなければなりません。
 行政は公僕といえど、市民迎合をしてばかりいれば良いというわけではなく、情熱をうまく誘導して教育し、情熱を継続させて目的を達成させるようなことをしなければならず、それも失われた自然をどう回復させていくかということと同じように、長い時間と根気がいることです。
 これは先にも書いたように熊の補殺と保護ということなどへの対応についても、同じことが言えるでしょう。
 しかし、行政担当者は数年で異動したり、後任者が必ずしもそういう情熱がある人が就くとも限りませんし、行政そのものの方針がころころ変わったり、と、そういうこともうまく進まない要素と言えるでしょう。
 「豊かな森づくりに、広葉樹を植林しませんか?」

 …たまに、このようなボランティアや募金の呼びかけを見かけることがあるかと思います。
 おそらくその大部分が、きちんと計画やその植林の場所の状況を考えて選定した上での呼びかけだと信じたいですが、一部の、物事を深く考えない自称自然保護団体や動物愛団体は、森に広葉樹を植えれば熊が人里に出て来ないかのような短絡的な主張をしています。

 確かに、広葉樹の森が多いことは治水やそれに依存する動物らの生存には有効です。
 ですが、この「森づくり」とか「水」などを考える際、広葉樹の果たす役割ばかりに目が行き過ぎると、あまり身近ではない林業や、それにより植えられた針葉樹が縁遠く、ともすれば広葉樹に比べて悪者のような扱いにさえされる場合があります。

 一般的に、針葉樹は土地の単位面積当たりの葉面積が広葉樹に比べて多くなりますし、その分、CO2の吸収量も針葉樹の方が多いと言えます。つまりCO2削減だけで見れば生長の早い針葉樹を多く植林し、それを利用するために伐採してまた植林をするという、古くからの日本の林業を盛んにすることが最も有効な対策なわけです。スギなどは2〜30年で十分な木材になり、炭などの燃料にもできる無限と言える燃料なわけですから、本来、資源の無い日本は林業を手厚く育成していくべきではないかと私は思うのですが。
 この辺の記事は、森林・林業館blog森林・林業学習館に詳しいです。

 その他、野鳥や小動物にとっては、通年葉のある針葉樹の方が身を隠しやすく、また冬の風雪からも守られる隠れ家になります。
 動物だけではなく、山間集落にとっては、常時葉のつく針葉樹が、冬の間の風雪を集落に落とすのを緩和していることもあるでしょう。

 広葉樹に一斉に変えたことで、足元の植生だって大きく変わります。その場合、どのような動物が新たにその地域に入り込んで、その地域の農林業に影響を与えるかもしれません。

 バタフライ効果というか風がが吹けば桶屋が儲かる的なものですが、自然界はゆっくり進んで落ち着くものであり、人間が小利口ぶって浅い考えで何かをすることは、思いがけない影響を生じさせるものです。
 単純に、「広葉樹を植えて、熊を守ろう!」などとも言えないことがわかります。

 安易に針葉樹から広葉樹に代えてしまった場合、そこにそれまでいた野鳥や小動物の命を絶つということもありえるわけです。何か良いことをする(した)つもりで、実は知らず、足で踏みつぶしている生命があるかもしれないのですね。
 そんな知ったかぶった小手先の思い上がった自然保護・利用ということは、沖縄のマングース佐渡のテンのドタバタぶりを見ればわかります。
 結局は、目先の「熊」だけが大事とか、見た目の紅葉が大切だとか、そういう自分自身の狭い見識と価値観だけで、その植林の是非判断をしているという場合が多く、総合的に考えてこの植林がした方が良いと判断した上であるかどうかは、実は結構怪しい場合が多いように思います。

 また、広葉樹を植林しても、その場所や植えた樹種などの条件によっては、しばらくの間は人為的に下草刈りなどをしなければうまく生長せずに枯死していくこともあります。
 以前にも書いたように、植樹する苗木の出どころも不確かと言う場合がほとんどではないでしょうか。そうなった場合は、害毒を流すという面を持つことになります。
 苗木を植林するだけで終了、というわけではないのですね。先日、無責任に野良猫にエサを与えるだけで責任を全うしない人を非難しましたが、苗木を植林して、「その後」を考えない計画や参加は、私はこの野良猫のエサやりと同じような「いいとこ取り」の偽善性・無責任さを感じてしまいます。

 ですので正確には、どの地域にどのような樹種を植えて行くか、冷静かつ客観的な調査と分析を経た上で、必要と思われる場所に広葉樹、または針葉樹の樹種を計画的に植えていくか、私たちの世代ではこれ以上の荒廃を加速させないように、「何もしないで自然の復元力に任せる」ということのいずれかしかないのではないかと思います。

言わんこっちゃない。

 国や自治体など、役所がからむと考えられないような愚かしい計画や運営により、当然起こるべき事態が発生して右往左往するというのはこのブログでも何度もご紹介しているところですが、それは役所だけではなく民間も同じです。

 私がかねてから苦々しく思っているのは、以前その姿勢を批判しましたが、富士山を範囲にしている自治体の一部で、金儲け・観光を優先させているのか、結果的にでも本来そこに行くべきではない・行く資格の無い人間まで呼び寄せて富士山を汚し続けている姿勢です。

 民間でも、糞尿を垂れ流しにした鳥居荘事件がありましたし、マナーも常識も無い一部登山者連中と、それと同レベルで考えも自覚も無い自治体や民間が、あの美しい富士山を汚し続けています。

 今日、ご紹介するのも、むろんマナーや常識の無い登山者が悪いのですが、記事中に関係者も認めているように、「金儲け至上主義」の姿勢が原因の、富士山を汚す記事です。

 自然を観光資源化をして地域活性化にしよう、というのは間違いではありませんが、その手法や根底にある思想がいつまで経っても前時代的なやっつけ仕事であり、関係する自治体も民間も何を勘違いしているのか、たまたまそこがその自治体の範囲というに過ぎず、また民間も許されてそこで商売をさせていただいているに過ぎない存在であるにも関わらず、思いあがっているのか何なのか、過去や未来を含めて日本人の誇りであり、世界的な財産でもある富士山に関わるには、あまりにもお粗末で稚拙な運営です。

 9月20日の産経新聞の記事です。
富士山の石を持ち出す中国人、ペット連れ登山も…“案内人”は見た
産経新聞 9月20日(月)18時48分配信

 静岡県側の富士山登山口で登山指導や観光案内を行った「富士山ナビゲーター」が夏山の閉山に伴い業務を終えた。山開きから約2カ月間、昼夜を問わず登山客を見守り続けた“目”から富士山の観光地としての改善点や観光客増による環境破壊と、富士山が直面するさまざまな問題が明らかになった。(玉嵜栄次)

 ■頂上行きのバス?

 「頂上行きのシャトルバスは、どこで乗ればいいのですか」

 富士山5合目の御殿場登山口。ナビゲーターの女性にこう尋ねるインド人男性の姿があった。男性はビジネススーツ姿。女性から「頂上までは歩いて登るしかありません。そんな軽装での登山は無理ですよ」と教えられると、残念そうに肩を落として山を後にしたという。

 「富士山がどういう山なのか、外国人観光客に伝わっていない。今後、これまで以上に外国からの客が増えることを考えれば、インターネットを使った情報発信の仕方を工夫しないといけないのではないでしょうか」

 15日に御殿場市役所で開かれたナビゲーターや県担当者らとの意見交換会。出席者の1人、御殿場市茱萸(ぐみ)沢の酒井修一さん(53)は県の担当者に改善点をこう強調した。

 富士登山者に向け、インターネットサイトで独自に天候情報を発信してきた酒井さんは「登山客が登山ルートを変更したいときにリアルタイムで情報提供を受けられるようになれば、より安全に登山もできるはずだ」と訴える。

 実際、登山道では天候が急変することも珍しくなく、ほんの少しの情報の遅れが、登山者の命取りになりかねない。

 ■防寒具に雨具…

 「軽装者対策として売店で防寒具や雨具の販売や貸し出しを充実させるべきだ」「観光客の連れたペットの糞(ふん)尿問題が深刻だ」「外国語表記の看板の増設を」。ナビゲーターが記した業務日報には、「観光地」としての富士山が抱える改善点が列挙されている。

 静岡県は軽装で入山して遭難する登山客が夏場に多いことから、国の緊急雇用創出事業を活用し、富士宮市観光協会に委託して富士登山の経験が豊富な男女ら34人を富士登山専門のナビゲーターとして雇用した。

 外国人観光客の増加を受けて英語のほか、昨年6月に開港した静岡空港の利用した東アジアからの観光客のニーズに応えるため、中国語や韓国語の通訳担当も含まれている。

 ナビゲーターは7月1日〜9月5日までの期間、富士宮、御殿場、須走の各5合目の登山口に配置。3交代制の24時間態勢で登山者の案内に当たった。

 「これまでも定期的に登山者の状況確認はしていた」(同観光協会)が昼夜を問わず、登山口を見守る人材を配置するのは初めての試みだった。

 「ナビゲーターが登山口に居続けることで、われわれが気付かなかった問題が浮き彫りになった」と同観光協会の遠藤岩男専務理事。「確かに自分たちが誘致した海外からの観光客に『軽装だから登るな』とは言いにくい。防寒具や雨具の品ぞろえの充実は早く取り組むべき課題だ」と話す。

 ナビゲーター事業について、「来年度以降の設置はまだ検討中」(県観光政策課)というが、遠藤専務理事は「ぜひ続けてもらいたい」と期待している。

 ■観光か環境か

 「記念品にするのでしょうか。富士山の石を上着のポケットや手のひらに隠して持ち帰ろうとする中国人観光客が多かったですね」

 富士宮口に英語通訳として配置された浜松市西区大人見町の栗嶋美樹さん(43)は増加する外国人観光客のマナー違反を指摘する。

 富士山は自然環境を保護する「国立公園」に指定され、自然公園法で5合目以上からの植物や石の持ち出しは禁じられている。

 ただ、栗嶋さんは「国立公園を示す看板も設置されていないので、外国人だと国立公園だと知らない人も多いのではないでしょうか」と管理者側の不備も問題視する。石の持ち出しのほか、ペット連れ登山客の犬が高山植物を食い荒らす被害もあるそうだ。

 一方、交通問題も深刻だ。登山客の増える開山中の数日間は自家用車の乗り入れが規制されるが、解除中には富士宮口を先頭に10キロほどの渋滞が生じることもあったという。

 静岡県は富士山の「世界文化遺産」への登録を目指す。だが、こうした観光客による排ガス問題やゴミのポイ捨て、登山道の破損といった景観破壊は後を絶たない。

 「観光客が増えることはありがたい。だが、たくさんの人が来れば来るほど自然が破壊されることも事実だ。観光地を前面に押し出しすぎては、環境に与える悪影響も避けられない」。県観光政策課の池谷廣課長は観光促進と環境保全の板挟みに頭を抱えている。
 世界中の常識・共通認識として、登山を行う際には、そこにかかる情報は全て自らが得、言葉が通じなければその国の言葉を学んでから行くべきもの=現地の情報を得られないならば行く資格が無いと私は思っていたのですが。

 マナー違反は別に外国人に限ったことではないことですが、それでも文化や習慣の違いから、各地の観光地で誘致したものの大小のトラブルが起きているのは観光業に関わる者でなくとも報道事実などで周知のこと。何を今さら、という感じがします。

 だいたい、こんな程度のことを、ナビゲーターを設置してから初めてわかったという事前の想像力とか危機管理の欠如というのには、驚きです。誘致をする前に、富士山はもちろん、それらの諸外国からのお客様をどう安全に、日本の文化風土を伝えてお越しいただくか?という、環境だけではなく、おもてなしの心構えからしてまるでなっていません。

 記事末には「板ばさみ」などと書いていますが、そういう営利優先に偏向し過ぎるから、糞尿を垂れ流す山小屋を出したり、軽装登山で騒ぎを起こす観光客の増加があるということがわからないのでしょうか?
 何も悩むことではない天秤であって、そんなところで悩んでいるところからして、私は富士山に関わる資質に疑問を持ってしまいます。だいたいそれが「悩み」であったとしても、それはこれまで延々と考えも無く金儲けにいそしんできた結果の自業自得でしかありません。

 世界遺産を目指しているというのも、より日本の文化や風土を世界に知らしめて、未来に残したい、というよりも、単に観光PRのお題目にしたいだけなんじゃないのですか?としか感じず、そうでなかったとしても、こんな程度のドタバタぶりをしているようでは、自然とか環境とか、語る資格すら無いのでは?

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泉ヶ岳
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