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1日目の宿・小国町の「国民宿舎 飯豊梅花皮荘」に向かう途中、米沢市に立ち寄りました。 米沢市は古くからの町並みが多く残っており、どこにでもある大規模量販店などの少ない、昔ながらの町です。いまやそれが個性的でもあり、貴重でもあり、懐かしさと親しみを感じます。一度ここに数日滞在し、街中をゆっくり散策したいものです。 その米沢市と言えば、来年の大河ドラマ「天地人」の主人公・直江兼続とその主君・上杉景勝が晩年に治めた土地です。 ちなみに、この大河ドラマで淀殿を演じるのが、今の「篤姫」の宮崎あおいさん並みに演技力や緊張感ゼロの深田恭子さんとあるのが、放送前から不安にさせてくれます。が、地元では大河ドラマで町興しというのでしょう、いたるところに大河ドラマの「のぼり」やポスターが貼られていました。 直江兼続の兜としては、「愛」の文字の飾りが有名ですが、まあ重臣や大将は実際に斬り合いに参加することは負ける寸前だけだったでしょうし、役割分担や価値観が違いますが、
とも思ってしまいます。 イソップ物語でしたっけ?鹿が、自分の貧弱な足を恥と思い、角を誇らしく思っていた。そこにオオカミがやってきて襲ったが、鹿は恥ずかしいと思っていた足で逃げ切るかに見えたが、ヤブの中で自慢の角が邪魔になって逃げ遅れて、結局食べられた、という身も蓋もない話。 それと思い出します。 最近では改革により藩の財政を立て直そうと尽力し、「なせばなる なさねばならぬ なにごとも なさぬは人の なさぬなりけり」という言葉を残した上杉鷹山でも一躍有名になりました。 米沢城址である松岬公園には、上杉鷹山像がその言葉とともに迎えてくれます。 こちらは上杉神社。上杉謙信を祀っています。 この他有名?というか歴史かパチンコかマンガ・小説好きに知られているのは「前田利益(慶次・慶次郎)」。隆慶一郎さんの歴史小説「一夢庵風流記」や、それを原作にした原哲夫さんのマンガ「花の慶次」、そのマンガをパチンコ(とほほ)にされたりで、実像がほとんど知られていないはずだが脚色された豪快さから結構根強い人気です。晩年は直江兼続に仕え、米沢で過ごしたそうです。 境内を歩いていると…おや、久々にめずらしいものを見つけました。 誕生月日でひく、おみくじ…というか占いです。 私も10年くらい前に地元・仙台のとある寺で見て以来、久々に見ました。 「高嶋易断」を冠しているものですが、これはもう、「高嶋易断」だの「高島易断」だの、もう部外者には何のことかわからないもの。趣味の易が驚異的な的中率だったと言われた明治期の事業家「高島嘉右衛門」とは
それも、数多く似たような団体名がうごめいていて、「あっちは本家、こっちは元祖」的な様相。 あるいは、栗の販売が「天津甘栗」となっていてもそれら全ての販売店がグループ企業ではないというのと同じようなもの。 ってか、「月極駐車場」が「月極」という会社が取り仕切っているわけではないのと同じようなものか(笑)。 しかし、実際に、「高嶋」または「高島」を名乗る占い団体とのトラブルや詐欺事件は全国で起きているようで、それでまっとうな神社仏閣ではこのテの名を冠する魑魅魍魎の団体や個人を警戒し、縁を切ってきているようです。 なのに。
このおみくじ(?)。ブログネタに久々に買ってみました。 10年前に初めて見て買った時には「え!?当たっている」と思った若かりし過ち(笑)でしたが・・・。 役人らしいツッコミをまず入れれば、包装している紙切れには「高嶋易断總本部」と書かれていて、中には各運勢と、自分の性格が書かれているのですが、それぞれ「高嶋易断所 高島秀峯」「公認正統 宗教法人 高嶋易教団総帥府 高嶋秀峯」と書かれていて、いずれの紙切れの発行元(?)団体が違っているという、これが役所への契約・会計書類ならばまず通らない内容です(笑)。 ここからして、怪しい。 しかし、性格とか適業というのは、思い当たる部分があります。特に適業は、結構あっちこっちの占いやら他人からの助言で言われたりしていることです。 でも、 「…大望を抱かず堅実に歩め」というまとめ。
まあ、200円でこれくらい楽しめたので、良しとしよう(笑)。 結局のところ、誰にでもまあ当てはまりそうなことをもっともらしく書いて、読んだ人間が「あ、当たっているかも?」という気持ちに勝手にさせるのが狙い。巧妙です。もともとこんな占い・おみくじ好きな人しか買わないわけですから、勝手にそう思いこみ易いわけ、ですな。 「思いこみやすい(思いこみ易い)」「たやすい(容易い)」ところから「易」とついたんじゃないか!?と思うほどです。 このおみくじが当たっている!いったいナニコレ?と驚いて検索して、このブログ記事にたどりついた方。それはいわゆる
ご安心ください。 自分のことや未来が、見ず知らずの人間が書いて多数印刷された昔懐かし駄菓子やの「点取り占い」同然の紙切れに、あるはずがありません。自分が描いていくものです。 どうしても心配ならば、お誕生日と全然違う日の分も買ってみると良いですよ。きっと、そちらも思い当たるところがきっと多いはずですから。
「恋の悩みですね?」 「あ、いえ、家の悩みです」 「住んでいるマンションに悪い気が!」 「一軒家です。」 「2階のトイレに!」 「?トイレは…1階です。」 「ネコを飼っている!」 「あ、これ犬の毛です」 「い、家の悩みですね?」 「…それ、さっき言いましたけど。」 「しっかりしなきゃと思ったら、キュア・レディ♪」 …のフレーズが耳に残るオリックス生命の「キュア・レディ」という女性向け保険商品のCMを思い出します。このCMは実にいいCMです。商品の方がそうかは知りませんが。 |
【旅の話】
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両親を連れて2泊3日で山形への温泉旅行に行ってきました。 有休を取って4連休というのは 年末年始か昨年末の入院以来のこと。でも、9月末から自分でもよく仕事をしたと思うので、これでいいのだ!…とばかりに行ってきました。その代り、職場には罪悪感からのお土産物多数(笑)。 1泊目は山形県と新潟県の県境近い小国(おぐに)町。磐梯朝日国立公園・飯豊連峰を望む「国民宿舎 飯豊梅花皮荘」という宿です。800年の歴史があるとかマタギが見つけたとかいう由来を持つ、深山の宿です。 ところで「飯豊」は「いいで」と読むのはある程度有名ですが、「梅花皮」って…読めない!これは、「かいらぎ」と読むそうです。 「梅花皮(かいらぎ)」というのはインド洋などに生息するエイの皮にうるしを塗って研いだもので、皮の表面のでっぱった部分は白く、へこんだ部分は黒くなって、まるで梅の花が咲いたように見えることから付いたそうです。古くから刀剣類の装飾に使われています。 飯豊連峰には「梅花皮岳」というのがあり、この山の「石転び沢」と呼ばれるところの雪渓がザラ状になっていて、その魚の皮に似ていることから山の名がついたとのこと。 ここから宿の名前をつけたということです。ちなみに逆から読めばこの「かいらぎそう」、「うそぎらいか=嘘嫌いか?」になりますな。と、どうでも良いことを考えながらチェックイン。 この宿の隣には「川入荘」という別館があり、こちらの宿には露天風呂があります。「梅花皮荘」に宿泊した人は、こちらの露天風呂にも無料で入浴できるのがうれしいです。 風呂からは川の流れと、この時期ならではの雄大な紅葉を見ることができます。私たちがお邪魔したときには、飯豊連峰山頂に冠雪があり、また非常に美しい風景でした。 また、飯豊連峰の登山拠点にもなる「飯豊山荘」に向かう途中の「天狗橋」から見下ろした眺めもまた最高です。 宿泊代は7,000円程度と非常に安価なのですが、夜にはイワナ焼きやイワナの刺身、山菜が出て、なかなか食べられないものばかり。ちょっと川魚の生は寄生虫が怖い…と思いつつ食べたのですが、コリコリして非常においしかったです。 温泉は、昨今の事情からか、一部消毒や循環などし、加温もしています。しかし、それでもぬるめ。母はぬるめの温泉が好きなので、ここがお気に入りなのですが、私には少し物足りなさも。でも、紅葉を眺めつつ長湯すると、あがってしばらくは身体がぽかぽかです。 ところで、小国というのは秋田県の阿仁(あに)に続いてマタギ文化で有名な土地ですが、観光としては特に盛んにそれを売りにしているわけでもなく、「マタギの館」というのもありますが展示もわずか・平日の午前中に行ったときには開いていないなど、やる気の無さを感じます。 この点は秋田県の阿仁とは違っています。何も観光客にサービスしろというのではなく、自分たちの文化や歴史を積極的に発信しないというのは寂しいものと思うわけです。 ところで、道中のいたるところで見かけたのは、こんな看板。 地域共同管理の土地だから関係者以外入るなというもの。文面から、山菜など山の幸を保護するためのものでしょう。看板とともに、ずっとロープを張って立入禁止の意思表示をしています。 これは一見、なんだかよそ者排除・山の幸独り占めのような排他性を感じてしまうものに見えますが、しかし以前書いたように他人の土地を有らすような犯罪者も世間にはいるので、おそらくは散々と辛酸をなめてきたゆえのやむを得ない処置と感じるのです。
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私の住む宮城県内でのお土産物としては、「菓匠三全」さんの「萩の月」というお菓子が有名ですが、県民としては正直、県内どこに行っても買えるということから、お土産物としては付加価値がなく、別にその地域を表現しているわけでなし…。 これは北海道の「白い恋人」も同じです。その地域のものとは、有名だからある程度誰もが知っている反面、別にそのお菓子がその土地のものを表現しているとか、今はまだ伝統のお菓子とまでは言えず、他の地域でも同じようなお菓子は売られています。 さて、母親の実家があり、私が大好きな地域・山形県庄内地方に行って購入するお菓子の1つは、菓子の菊池さんから出ている「酒田むすめ」というお菓子です。 まあ、中にアンコやコーヒークリームが入っているお菓子なのですが、私が好きなのは、この箱に同封されている、しおり。 おもいやりがあり さわやかです 清らかに澄んでいます 活気にあふれ 気だてよく 機知に富んだむすめが住んでいます いつの日か かならず 酒田へおいで下さい 私の母親はこれを自分のことを言っていると言い、パッケージの女性の絵も自分にそっくりな美人などと言いますが(笑)、確かに、この地方の女性は、一見無口で無愛想にも見えますが、親しくなると明るく世話好きで働きもの、とわかってきます。 北前舟で運ばれて定着したのか、京風の、やわらかな庄内弁の響きは上品でステキなんですよねえ、これが。 職場なり、女性向けのお土産にはこれがいいですね。「○○さんのようなお菓子がありました。」などと言って渡せば、ウケます(笑)。
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先週の木・金曜日と、両親を乗せて山形県の庄内地方に出かけていました。 ここは以前にも書きましたが、子供のころに夏に遊びに行く定番で、私にとっては思い出の場所です。 今やどこの町でもイオングループのジャスコやら、サラ金やら全国チェーンの居酒屋などが並んで特色は無くなってきていて、山形県・庄内地方も同じくそうなってきてはいますが、それでも私は心の底から気分転換ができて楽しめる場所です。 この裏手もケヤキの大木があって、これも壮観です。 川沿いですから空気の流れがあって夏は涼しく、しかもこの広葉樹を植えるということは…どういうことか、ご存じでしょうか? 夏は葉が生い茂り日陰になり、冬は葉を落として暖かな日を取り込むという、自然と人とが真剣に向き合っていたすばらしき時代をしのばせるということです。倉庫に限らず、古い屋敷などもそういう南側に広葉樹を植えていることが多く見られます。 そう考えると、ただ整然と並んでいる倉庫、というのと違った見方で建物というものを知ることができますよね。 ここは100年以上前(1893年築)に建てられた倉庫ですが、未だ現役の米倉庫。でありながら、同時に観光物産館や資料館が併設されており、この居並ぶ米倉庫は壮観です。 すぐそばの最上川を利用して米を運搬していた、この庄内地方が豊かな穀倉地帯であったことを今に伝える、重要な郷土資料ですね。地域の方々もここを大切にしてこられたことがわかり、この倉庫を見るたびに、足元の貴重な政府倉庫をあっさり壊すどこぞの市長さんのことを嫌でも思い出し、比較してしまいます。 この日の夜は、日本海が目の前にある公共の宿「うしお荘」さん。 道路挟んですぐ目の前が砂浜で、そして海が広がります。7月下旬〜8月中旬ごろまでは、海水浴客に人気があって予約は抽選になります。 見てください、この青空と砂浜。きれいです。 私が頼んだのは、一番安い平日セット・8,000円。こちらは山形県市町村職員共済組合の保養施設で、一応地方自治体の職員である私は1,000円引きで7,000円で宿泊ができます。 それなのに、温泉ですし、夕食は部屋でこんな豪華なものをいただけました。 そして、もう1つのごちそうは、こちら。 夏のこの時期は、日本海に沈み行く夕陽を、部屋から見ることができます。 このうしお荘さん。11月と2月の、日曜日または月曜日からの3泊4日は、1人19,800円で宿泊できるパックが限定であるようです。 11月に、また行ってみようかなあ、と思います。 あ、そうそう。
こちら、公共の宿らしく、トイレが共同という階があります。部屋に無いのですね。とてもきれいなので、それは別にいいのですが。 ですが、フロントのある2階の部屋だけは、部屋にもトイレ(ウォッシュレット)があります。ですので、予約の際は「できれば2階に。」と希望を伝えた方が良いかもしれません。 |
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私も人並みに温泉が好きで、特にヒマさえあればバイクで山形県に走りに行っていたときは、そばと温泉とお土産のフルーツは欠かせないものでした。 |






