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皆さま、新年あけましておめでとうございます。昨年は拙ブログにご訪問いただきまして、大変ありがとうございました。今年もよろしくお願い申し上げます。 さて、卯年らしくウサギの話題を。と、言いつつ、来年は辰年ですが竜の話はできそうにありません。 【泉ヶ岳で自動撮影で撮影。ウサギはよく撮影できる動物です】 雪山を歩くと、動物の足跡を見つけることがあります。積雪にハッキリと、雪が解けたりさらに降雪しない限りはしばらくそこに留まることから、簡単に見つけることができます。そんな冬の里山を歩くことは夏には無い、また違った生命の息吹を感じることができます。 私が観察している仙台市の泉ケ岳の場合は、ウサギの足跡を一番多く見かけます。 【前の日の夕方にはまるで無かった雪原に、翌朝はこんなにたくさんの足跡が】 これは、おそらく生息数がその他の冬に活動する大きめな動物よりも多いであろうことと、足跡も特徴的で大きく目立つこと、一羽当たりのひと晩の移動距離も長いこと…ということからでしょう。 そのウサギの足跡は、初心者でもそれとわかりやすい特徴があります。 【泉ヶ岳で、薄く積もった新雪にきれに残った足跡】 これがウサギの「1歩」の足跡です。4本足ですのでね。写真の、上の方向に向かって進んでいます。 写真上側の大きな足跡が横に並んでいる2つが「後足」です。写真下側の小さく縦に並んでいる2つが「前足」です。ジャンプをするため、大きい後ろ足が前に、小さな前足が後になって残されるわけです。 後ろ足が前足よりも大きいのは、ふんばってジャンプするときに地面に力を入れやすいからと言われます。また、体重のわりの足が大きいことは、積雪の平原でも雪に沈みづらいというメリットもあります。スキーや「かんじき」と同じですね。 【いずれも、夏毛のウサギ。泉ヶ岳で撮影】 この3枚はいずれも夏に撮影したものですが、このように身体の前方に伸ばした後足で前足を挟むように、ジャンプしていきます。こんな感じで飛び跳ねることから、あのような足跡が残されるわけなんですね。 ウサギは食べ物を探してひと晩で1km前後も走るということですが、足跡をたどってみると、途中で突然足跡が消えて無くなっていることがあります。これは「とめ足」といって、後を追ってくるキツネなどを迷わせるための知恵。足跡が消えたところから大きく他の方向にジャンプをして、足跡を隠すのです。視点が高い人間は惑わすことはできない場合もありますが、四つ足で視点の低いキツネなどの捕食者からすれば、足跡を見失って戸惑うことが期待できます。 脱線しますが、熊も猟師に追われると自らがつけてきた足跡の上をきれいになぞるように何歩か後ろに下がりそこから脇の茂みに入り込み、足跡を追ってきた猟師が突然足跡が消えたことに一瞬驚いたところをやり過ごしたり後ろから襲う…なんていう話も聞いたことがあります。ただし、私は確認したことはありません。 ウサギの話に戻りますと、1枚目の写真のとおり雪の季節になるころには白い毛に生え換わりますが、夏の間は茶色の毛色をしています。 このように色が変わるのは周辺環境の色に溶け込んで外敵から見つかりづらくするためです。 【冬毛のウサギの後頭部から。耳の先にご注目ください】 ところが、耳の先はこのように黒みが残っています。 イタチの仲間であるオコジョも、ウサギのように冬には全身の毛色が白に変わりますが、尾の先端だけがやはり筆先のように黒く残ります。 このように、身体の端の部分だけ黒色が残るのは、上空から猛禽類が狙いを定めて襲いかかるときに、雪の中にほとんどが白色の体毛の中で1つだけ黒色があると、その狙いを外しやすくする効果があると言われています。足で抑え込まれると身動きができなくなる身体よりも、身体の端にあえて目立つ部分一か所だけ残しそこに攻撃を誘導することで、攻撃を回避しやすくするということだそうです。 今回は別に落ちも何も無く。。。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 |
【野生動物 自動撮影】
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自動撮影装置で撮影したものやその機材について、掲載しています。
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