日々是雑感

初めてお越しの方は、私のプロフィール欄をご覧ください。

【有害鳥獣駆除・ハンター】

[ リスト | 詳細 ]

 私は動物や命というものを大切に思っていますが、同時に、人間の気持ちや生活というのも大切に思っています。

 人間と動物というのは時に対立・摩擦が生じるものです。

 ここでは、安易に動物を保護しハンターや行政を批判したりはしません。
 農作物と動物が、どうすればうまく折り合っていけるかということを、考えることができればと思います。
記事検索
検索

エゾシカとの事故増加

 動物との交通事故について先日も少し触れ、私も北海道ツーリング中にすぐ路肩に佇むエゾシカに恐怖心を持った経験を書きましたが、動物との交通事故も人命に危険が伴うのはもちろん金銭的な損害も大きく、「野生動物が関わる金銭的ダメージ」は農業関係者など一部の方だけが直面する課題ではなく身近な問題であるということが、過日の報道を見ますと実感します。

 まずは12月9日の北海道新聞の記事です。
JR北海道 上期のエゾシカ事故最多 道東・道北が中心(12/09 09:25)

 エゾシカとJR北海道の列車の事故件数が本年度上期(4〜9月)で763件に上り、上期としては過去最多になることが同社のまとめで分かった。同社は下期も事故は多発すると見ており、フェンスの設置など事故回避策を急いでいる。 

 同社によると、事故には、列車とエゾシカの衝突のほか、急ブレーキによる回避や遅れが含まれ、1日当たり4・2件起きている計算。事故が多いのは、根室線(滝川−根室)237件、宗谷線(旭川−稚内)139件、石北線(新旭川−網走)120件などと、道東と道北が中心だ。 

 事故の影響で、車両が破損するケースもある。4月30日夜には、宗谷線の北剣淵−士別間でエゾシカと列車が衝突。衝撃で列車の発電機が故障し、走行不能になった。この列車は剣淵−名寄間で部分運休となった。 

<北海道新聞12月9日朝刊掲載>
 身近な列車の破損や運休ということが起きています。運転本数や駅・周辺施設の少ない地域での運休は乗客にとっては大変な影響となります。
 それだけで済んでいるならまだしも、急ブレーキとか脱線とか、乗客や乗員にケガなどの人的被害が発生すれば大変なことです。

 このような事故の増加は生息数の増加とか食物不足とに伴う活動域の広がりという「エゾシカ側」によるものと考えられますが、もしかしたら、例えば運転士の不注意とか、運転本数の増加とか、運転ダイヤがエゾシカの活動が活発な時間帯に増えたとか、そういったような「人間側」の要素は無いのか?ということも考慮しなければなりません。
 しかし事実として事故件数は増えているということは、当然、原因を調査し、対策を考えなければなりませんね。

 記事にはフェンスと書かれていますが、JR北海道の営業キロは約2,500kmもの長さですので、エゾシカが飛び越えられないほどの高さのフェンスを線路両側に張り巡らせ維持管理をしていくのは相当困難なことです。

 続けて、12月16日の朝日新聞には、全国で増加するシカの列車事故の全国の担当者対策会議が開催される旨、報じられていました。
 JR東海では侵入防止柵設置したものの効果は一時的なもので、増加に転じているとのことです。これは1つの推測として、当初は見慣れない人工物に警戒していたもののいずれ慣れて、飛び越えたり、迂回したり、破損してそのすき間から入り込んだり、ということが考えられます。
JR、全国の「シカ担当者」集め対策会議 衝突事故続き
2010年12月16日18時17分

 シカと列車が衝突する事故が相次いでいるため、JR各社は、全国の「シカ対策担当者」を集めた会議を17日に名古屋で開く。各社は対策に苦心しており、情報交換して被害の食い止めを図る。 

【中略】

 JR東海によると、同社管内でシカと列車の衝突事故は2008年度に514件あり、05年度の2倍に増えた。09年度には紀勢線や高山線で、減速運転や侵入防止柵の設置などの対策を強化し、一時的に事故は減った。だが今年度は12月13日までに412件あり、09年度を46件上回っている。 

 このような衝突事故は、列車の遅れだけでなく、車両が壊れたり、死体を処理する保線作業員がダニに刺されたりする危険もあり、JR東海の担当者は「これ以上、見過ごせなくなった」と話す。 

 シカとの衝突事故については、人身事故のような統一した集計の基準がなく、全国的な発生状況がはっきりしない。会議では「ウシ科のカモシカは集計に含めるか」といった基準も検討。各社の対策や失敗例の発表もある。毎年1回の開催をめざす。 

 鉄道事業者として取れる対策には限界があるため、国や自治体にシカを減らす対策を要望していきたいという。(工藤隆治) 

【中略】

■JR各社の主なシカ対策 
【北海道】 
・線路脇に固形せっけんや芳香剤を散布(釧網線)→カラスに持ち去られ効果なし 
【東日本】 
・線路脇でシカが嫌う音を出すスピーカーを開発中 
【東海】 
・線路脇にオオカミの尿、ナフタリンを散布(紀勢線、高山線)→雨で流れ効果続かず 
・釘を打ち付けた侵入防止マットを踏切に設置(紀勢線)→踏み越えられ効果なし 
・夜間を中心に減速運転(紀勢線など) 
【西日本】 
・夜間を中心に減速運転(芸備線、山陰線、関西線) 
【四国】 
・車体の前部下に巻き込み防止の鉄棒を設置(予土線) 
【九州】 
・線路脇に短冊状の発泡スチロールをつるす(日豊線) 
・シカが嫌う音を出す笛を車両に設置(肥薩線など) 

※その他、各地でライオンのふんの散布を試行 
 昨日は、「火を恐れるか?(忌避効果はあるか?)」という記事を書きましたが、様々な忌避効果があると考えてのものも、効果がいま1つということがわかります。

 こうなってきますと、現実的には列車の先頭や機関部分は鋼板を取り付けるなど、衝突しても列車にダメージが受けにくいという方法しか、取らざるを得ないでしょう。
 エゾシカの側に立った策ではないですが。

 再び北海道の話題ですが、列車よりもさらに身近な自動車での事故そのものも増加傾向にあり、損害額も増加してきているようです。
 同じく北海道新聞の12月4日の記事です。
シカ衝突に年4億円超 道東の車両保険金支払い 損保協試算(12/04 08:24)

 日本損害保険協会北海道支部は、道東でのエゾシカと自動車の衝突事故による車両保険金支払件数と支払額が、今年1年間でそれぞれ1千件、4億円を超えるとの試算をまとめた。 

 道東を中心にエゾシカの衝突事故発生件数が年々増加していることを受け、初めて調査を実施した。 

 オホーツク、十勝、釧路、根室の4管内に拠点などがある13社を対象に、8〜9月の2カ月間に発生したエゾシカと自動車の衝突事故による車両保険金支払件数と支払額を調べたところ、171件、6732万円だった。 

 道の調査によると、昨年の道内のエゾシカと自動車の衝突事故発生件数は1838件で、8〜9月は299件で全体の16・3%を占める。 

 この割合を当てはめて試算すると、今年1年間の道東での支払件数と支払額は1049件、4億1300万円となった。 

 道内の車両保険普及率は約40%となっており、損保協会道支部は「未加入者の事故も含めると実際の件数や損害金は2倍以上になっている可能性もある」と話している。
 これを見る限り、北海道だけで…と言うべきか北海道ならではと言うべきかわかりませんが、道内における自動車と動物との事故が増加していると保険会社が認識しており、調査の結果、その損害額は車両保険加入者分の推計だけでも4億円以上と、実に莫大なものということがわかります。

 北海道自然環境課のホームページで見ることができる「エゾシカによる農業、林業被害金額の推移」によれば、平成21年度における北海道全体の農業被害額は50億5千5百万円ですが、林業被害額は2,800万円ということですから、この自動車事故での被害金額だけ見れば、保険加入者分だけ見ても農業被害額のおよそ12分の1、林業被害額のおよそ14倍というわけです。
 保険未加入者分を含め想定すれば、それぞれ6分の1と28倍となりえるのです。

 しかも、これは車両保険の支払額推計ですから、それに含まれない諸々の損害やロスは含まれていないわけですし、車両の破損だけならまだしも、それによりケガや命が失われることになってはお金では済まないことになります。

 こういう記事を見るだけでも、有害鳥獣の駆除・頭数調査や管理は、農林業関係者だけの問題だと無関心な方でも、意外に誰にでも身近な問題になりつつあることが実感できるのではないでしょうか?
 そもそも、農業被害額が増加すると、その地域の農産物価格が高騰するといった影響が消費者にも関わってくるので他人事ではないはずなのですが。

開く トラックバック(1)

 先日書きましたように、有害鳥獣駆除において被害地域の住民が行政らの対応に不信や不満を持ったり、狩猟規制が厳しすぎたりした場合、その被害住民の方々らが個別に密猟により対処=駆除をし始めかねない懸念が生じます。それは頭数調査や管理をしていく上で、重大な障害になってしまいます。


 12月20日の北海道新聞の記事です。
無許可クマわなに有罪 釧路簡裁 「緊急避難」主張認めず(12/20 23:24)

【釧路】飼育する牛をヒグマから守るため、許可を得ずに自分の牧場に箱わなを仕掛けたとして、鳥獣保護法違反の罪に問われた釧路管内浜中町の牧畜業の男性被告(73)に対する判決公判が20日、釧路簡裁(青木忠儀(ただよし)裁判官)で開かれた。青木裁判官は「犯行は独善的で、箱わなの免許制度を無視しており、酌量の余地はない」として、求刑通り罰金30万円を言い渡した。 

 男性側は事実関係を認めた上で「家族や牛を守るためにやむを得ず行ったもので、刑法上の緊急避難が成立する。罰を加えるほどの違法性はない」として無罪を主張していた。 

 判決理由で、青木裁判官は「箱わなの状況を見回るなど、危険防止策を講じておらず、違法性が明らか」と指摘。「被告がヒグマ対策を考えてから、わなを設置するまで3カ月あり、差し迫った危険があったとは言えない。わなを仕掛けるための試験を受ける機会もあった」とした。 

 判決によると、男性は牛130頭、馬13頭を飼育。毎年1頭くらいの牛がいなくなるのをヒグマの仕業と思い、2007年10月に箱わなを購入、道知事に無許可で牧場に設置、09年11月に1頭を捕獲した。男性は今年4月、同法違反の罪で略式起訴され、釧路簡裁から罰金30万円の略式命令を受けたが、命令を不服として、正式裁判を請求した。
 また、12月21日の毎日新聞には上記記事の補足的な部分も掲載されています。
鳥獣保護法違反:無許可クマ捕獲、罰金30万円判決−−釧路簡裁 /北海道

【中略】

 公判で被告側は「わなの設置はクマの危険に対する緊急避難。自分の敷地内でのわな設置が違法との認識もなかった」と無罪を主張したが、青木忠儀裁判官は(1)町などに被害を申告すれば、駆除も可能だった(2)昨年6月にわな猟免許の申請をしようとしており、違法性の認識はあった−−などとして、主張をすべて退けた。

 判決後、男性の弁護人は「行政側に適正な対応を取る態勢がないから自衛せざるを得ないのであり、判決には事実誤認がある」と批判。今後、控訴するかどうか検討する。【山田泰雄】
 求刑どおりの判決です。被告が控訴するかどうか(確定判決か否か)は今後に持ち越しかもしれませんが、やはり、と言うべきか、被告側の主張は全面的に認められなかったわけですね。判決理由を見れば、例え控訴・上告しようとも、判決が覆るのは難しい印象を持ちます。

 切迫した状況では無いほどの一定の期間設置されていたことが「緊急避難」に該当せず、その他の危険防止策や設置のための正式な努力もしようとしていなかったことや、一度は免許を取得しようとしたことから違法性の認識もあったということが認定されたために、「例え緊急避難ではなくとも、罰を課すべきほどでもない=悪質ではない」というのも認められなかったのでしょう。

 これは、法的には妥当だと思います。先にも書きましたとおり、もしもこれが是とされたならば、全国で似たようなことを始める人が出てしまうでしょう。

 しかし一方で、もし、狩猟免許や許可を取得するための期間内に多くの被害が予見されるような場合とか、全く違法だと言う認識も無かったとか、捕獲できた場合の安全策を考えていたとか、判決内容において違法性が高いとされた点がもう少し違えば、判決内容も当然変わりうるかもしれません。

 その意味では判決が、深刻な被害が発生した際の行政らの初期対応の迅速さも暗に求めているような判決でもあり、動物愛護団体などからのプレッシャーと、司法と被害者から行政の対応の迅速さ求められるとも言えるかもしれません。

【追記 2010.12.23】
 bratewurst100mさんから「初公判 〜 自力救済?後日談 その2 〜 」のコメント欄にいただいた内容によりますと、「この被告の義理の弟さんが猟友会に所属しており、熊駆除作業中に襲われて命を落とされていたらしいことから、猟友会に頼める状況であったか疑問である」ということと、「北海道という広大な場所で、1日も牧場を休めないという条件下では、狩猟免許などの取得しに行くのも困難ではないか?」という点でご意見をいただきました。
 ごもっともなご意見・ご視点だと思います。
 裁判の中でそのような点が考慮されたかどうかはわかりませんが、もし被告が控訴されるのであれば、そのような事実関係をも加えての主張を展開されると、違法性が除外される見込みもありうるかもしれません。

 1つ言えるのは、以前から書いておりますが、私はこのような「密猟」は、違法行為であるかもしれないけれども、心情的に理解できないわけではないということです。
 事情を知らないような、農家の苦労を思いやれない人が、安易に非難したりできるような単純なものではないと思います。

 bratewurst100mさん、貴重なご意見をどうもありがとうございました。とても参考になりました。

【追記 2010.12.24】
 bratewurst100mさんからお知らせいただいた、死亡事故と思われる記事が、2006年10月15日付けの釧路新聞に出ていました。
ヒグマに襲われ2人死傷

 14日午後4時37分ごろ、浜中町茶内西18の浜中町農協乳牛育成牧場付近で、同町茶内、酪農業伊東博さん(62)と同町居住の酪農業森一郎さん(59)ががヒグマに襲われ、伊東さんが死亡、森さんは頭や手足を骨折するなどの重傷を負った。
 厚岸署によると、伊東さんは同日早朝、伊東さん所有の牧場敷地内で熊の足跡を発見し、猟友会のハンターとともに駆除に出掛けていたところをヒグマに襲われた。その後連絡を受けた猟友会ハンター4人が現場に向かい、ヒグマ1頭を射殺したが、この際ハンターの森さんが負傷した。森さんは釧路市内の病院で治療を受けている。釧路管内でヒグマよる死亡事故は今年初めて。 

開く トラックバック(1)

 原因というか要因というべきか誘因というべきか。 

 地味な視点かもしれませんが、このような国土の広いとは言えない日本で、縦横無人に道路が通り、自動車保有台数が多く、それを使うことが前提のインフラ整備等の国でもあり、そして近年、シカやイノシシのような大型哺乳類が増加している・人里に多く出没して農業被害額が増加しているという事実を聞くたびに、私はそのような動物と自動車との交通事故を、新たな時代の交通事故として危機感を持っています。

 高速道路ではその速度の速さから重大な結果を招くでしょうし、市街地近郊の場合は多重事故や歩行者を巻き込む事故になるかもしれません。

 私がこう思うのは、以前、北海道に初めてツーリングに出かけた際、夜間にも早朝にもエゾシカがすぐ路肩にいて、バイクや自動車の走行音に慣れており驚き逃げるというようなことが無かったのを見て以降です。もし衝突されたならば自動車でもかなりの衝撃がドライバーに加わりますが、バイクではライダーにとっては致命的になるでしょう。衝突に至らないまでも、もし急に飛び出た場合には、自動車は他車を巻き込むかもしれませんし、バイクの場合は自損事故になる可能性もあり、身近な危険を感じたからでもあります。
イメージ 1
【2005年10月8日午前5時59分 知床半島で撮影。道路端から10mほど先】

 また、熊やイノシシの場合は体重も重くなりますから、こうなると幸か不幸か、事故に遭っても小型動物よりは死にづらく、そのために「手負い」となった場合は間接的な事故を拡大させる可能性も十分にあります。

 そのようなことから、これまで何度か動物と自動車などの交通事故の記事を紹介していますが、今日もまた、実に残念な事故が起きてしまいました。
 12月20日の毎日新聞の記事です。
イノシシ:バイク便の男性が衝突し転倒、車にひかれ死亡

 20日午前5時10分ごろ、広島県尾道市因島重井町の瀬戸内しまなみ海道(西瀬戸自動車道)上り線で、大阪市旭区中宮4、バイク便運転手、入江伸幸さん(35)のオートバイが、路上に横たわっていたイノシシに衝突し、転倒。後ろから来た東広島市の会社員男性(28)運転の軽乗用車にひかれ、入江さんはまもなく死亡が確認された。県警高速隊が詳しい死因を調べている。

 同隊によると、現場は因島北インターチェンジの南約1キロ。事故と同時刻ごろ、現場付近でイノシシをはねたと、愛媛県東温市の会社員男性(35)が申し出ていた。入江さんは愛媛県内の配達先から、大阪に戻る途中。事故で、因島北IC−因島南IC間は一時、上下線とも通行止めになった。

 瀬戸内しまなみ海道では、イノシシと車の衝突事故が頻発している。【北浦静香】
 むろん、運転者が前方を十分に注意するというのは基本ではあると思いますが、Yahoo!ピンポイント天気を見ますと、12月20日の広島県尾道の日の出時間は午前7時9分ということで、事故時間の午前5時では高速道路上の照明があるといえども暗かったでしょう。しかもこの日、尾道では午前3時ころは晴れでしたが午前6時の段階では小雨と記録されていますので、バイクにとってはただでさえ良くない条件下であったことがわかります。
 
 イノシシをはねた男性がそれを通報するということは立派(当たり前)ですが、では、はねたイノシシを路上に残したまま、回避措置は何か取ったのだろうか?ということが不明です。
 路上、まして高速道路上に何かしらの大きな重量物を放置しておけば、二次被害が発生するのはドライバーとしては常識なわけですが、発煙筒や三角停止板の設置など、後続車に何か注意を促すことはしたのかどうか。

 以前紹介した事故では、路上に残されたままのシカの死がいを回避しようとしたのが原因の事故というものがありましたが、撤去は難しくとも、このような事故が発生した場合は、自身の安全を確保しながら後続車に事故を知らせる行動もすべきでしょう。

 私の経験上、三角停止板を常備していないような車もしばしば見かけるのですが、発煙筒は車検時には点検項目のはずですから、どのドライバーでもできる回避手段なのです。
 交通事故を起こした場合の基本的な対応は講習などで受ける機会が多くなってきましたが、今後は動物との事故注意や回避方法、事故発生時の初期対応なども少し、免許取得時や更新時の講習の際や、普段からマスコミなどは広く呼びかけるようにすべきではないかと思います。

 と、同時に、野生動物による農作物被害はどこかピンと来ない人でも、交通事故でしたら少しは身近でしょう。
 その点では、やはりある程度の頭数管理(駆除)や、そのための頭数調査というものの必要性というのがお分かりいただけるのではないでしょうか?

 また、行政や道路管理者などにあっては、高速道路のような高速移動をする道路上での動物進入防止には、これまでどおり全力で工夫していただければ、と思います。

開く トラックバック(1)

 以前から何度か、熊を過剰に保護しようとするごく一部の人や団体の常軌を逸した姿勢を批判したことがありますが、こんな記事がありました。

 まずは11月11日の朝日新聞の記事から。
クマ射殺、先走る是非論 抗議相次ぎ地元困惑
2010年11月11日

【前略】

「なぜ射殺したのか。クマに非はない」「福祉施設なのに、動物に優しくできない人が人に優しくできるのか」 

 10月に女性看護師がクマに襲われた勝山市のデイケア施設に届いた手紙だ。クマは一晩施設内にとどまり、その後市の依頼を受けた地元猟友会員によって射殺された。九州から出された手紙の主は匿名。文字や書き方から中高年の女性と見られた。 

 施設の池端定男デイケア長は「いろんな意見があるのはわかる。でも我々が射殺したわけでもなく、なぜこんな手紙が来たのか」と複雑な表情を見せた。 

 勝山市にも、メールと市のホームページへの書き込みだけで抗議が約50件。電話も数多くあったという。麻酔銃を使うべきだという対処法への批判から、「女性が不用心だったのが悪い」といった心ない言葉もあった。 

 大野市でも昨年、市中心部の公園でクマを射殺した際、公園なのに山中で殺したと勘違いして批判するメールが動物愛護団体などから届いた。両市とも多くが東京や大阪などといった都市部から発信されていたという。 

 ただクマと隣り合わせに住む地元では、やむを得ない手段として射殺を容認する声が多い。勝山市の男性(77)は自宅近くでよくクマを見るといい、「解決策として射殺はやむを得ないのでは」。同市の農業の男性(65)も「クマを見るのは日常茶飯事。家の近くでびっくりするし、射殺でも解決出来る方がよい」と理解を示す。 

【中略】

 麻酔銃を使えばよいという意見も多いが、県鳥獣害対策室によると麻酔銃の所持・使用は登録制で、現在県自然保護センター(大野市)の職員しか使えない。時間をあけて複数回撃たないと麻酔は効かず、人に危害が及ぶ緊急時には射殺を選ぶしかない。勝山市の親泊安次農林部長は「殺したくて殺しているわけでは決してない。やむを得ない場合だけだ」と話した。 

【後略】
 こういう、見当違いな抗議を感情的に・考えも無しに送りつけるような愚かで人間性のカケラも無いような人間にだけは落ちたくないものです。

 記事にもあり、私も以前書きましたが、麻酔銃なんてものは映画やマンガではないのですから、当たった瞬間にグウグウ眠りだすような簡単なものでも、ましてはその命中させるのも簡単なものではないのです。

 このような的外れで常軌を逸した批判・圧力は、冷静で裏付けのある慎重意見にまで同類と誤解されてしまったり、調査をする際にも関係者を警戒・用心させてしまってそれが進まなかったりと、害毒でしかありません。

 11月22日の山梨日日新聞にも、そんな抗議や要請などへの対応に苦慮する自治体職員の苦悩が触れられています。
クマ 処分か放獣か、市町村苦悩 
「市民の安全」と「保護」で板挟み 
県、捕獲時の指針検討   
 
 保護か殺処分か−。山梨県内でクマの出没が相次ぐ中、市町村がクマ捕獲時の対応に苦慮している。現場に駆け付けた職員の判断に任されているのが現状で、「市民の安全」を優先して殺処分されるケースが多い。ただクマを処分すると、役所に苦情が寄せられることがあるという。県は市町村の要望を受け、クマが出没した際や捕獲後の対応などに関するガイドラインの策定を検討している。

 「クマを殺処分したら、電話やメールの苦情が殺到した」。今月、県庁で開かれたツキノワグマの保護管理検討会で、市町村代表の委員はこう漏らした。別の委員からも「市町村がその都度判断するのは難しい」と、対応に頭を悩ませている現状が報告された。

【後略】
 これも以前から何度か書いていますが、多くの地方自治体では、有害鳥獣を担当する職員は専門の研究をしたわけでも勉強したわけでもない、普通の職員です。法律や条例などに照らし合わせて、個別の案件を許可・対応するというのが実情。
 そのような体制を改善するのが必要なのに、ただ圧力のように苦情を殺到させたり、あるいは「捕獲しないように」と要望書を出したところで、何の役にも立ちません。
 せめて抗議や要請をするのであれば、「広域的に対応する専門官の設置をお願いしたい」といったような現状を根本から変えて行こうとする働きかけや、その専門官への積極的なフォローやアドバイス、情報提供や寄付をすることの方が重要です。

 むしろ、そのような「圧力」は、以前から懸念しているとおり、自治体職員らの初期対応を鈍らせ、その結果重大な人身事故などを引き起こす要因になりかねません。
 そんな場合でも、圧力をかけた人や団体は、決して自治体や職員を弁護してくれたりはしません。そういう覚悟の無い思いつきの意見など、私はいい加減、黙殺すべきと思いますね。市民やら国民の「公僕」が公務員ですが決して下僕ではないわけですし、全体の奉仕者ではあっても特定の声の大きな人や団体に対してだけの奉仕者であってはならないわけです。
 少数「意見」を黙殺するということではなく、そういう少数意見に対してあまりにも労力や費用をかけるのは、かえって公けの利益に反する行為だとさえ言えるでしょう。

 11月14日の東京新聞には、なんと処分までに7時間も行政らと日本熊森協会さんの「にらみ合い」「対立」が続いたという記事が出ていました。
クマ殺処分 行政・住民VS保護団体、対立7時間

 愛知県瀬戸市片草町の山林で十三日、おりにかかったツキノワグマの殺処分を決めた行政、地元住民と、処分を阻止しようとする自然保護団体「日本熊森協会」(兵庫県西宮市) が七時間にわたって対立。話し合いは平行線のまま、結局クマは瀬戸市に依頼された猟友会の会員に射殺された。 

 市環境課によると、クマは九日、イノシシ用のおりの中で発見された。最初は殺さずに放すことを検討し、保護を訴える協会とも協議した。他県に移送を打診したものの受け入れを拒否され、住民の不安も高まったことから、十二日に殺処分を決めた。 

 十三日午前七時ごろから現地で、協会の会員と、市・県の職員、住民が“にらみあい”。 
 「クマはおとなしく、人と共存できる」と主張する協会側と、「ここは私たちの生活の場」「けがをしたら誰が補償するのか」と住民たち。午後二時ごろ、クマは殺処分されたが、市環境課の高木啓次課長は「放つのが基本だが万策尽きた」と苦渋の表情だった。 
 イノシシ用のオリでの捕獲というのですから、最初からの有害鳥獣としての熊捕獲ではなく錯誤捕獲なのでしょう。それを殺処分するというのは確かにできれば避けるべきで、公平に言って日本熊森協会さんの主張も理解できなくはありません。
 しかし、「クマはおとなしく、人と共存できる」という協会側のせっかくのご意見は、住民の皆さんの「ここは私たちの生活の場」などの意見に対しては全くの無力で空虚でしかありません。

 それにしても7時間もこんなことに時間を費やすというのは、様々な事情があったのでしょうけれども、ちょっとどうか?と思います。
 瀬戸市の一般行政職員の平均給与月額は平成20年4月時点で491,051円ということですから、単純にこれを月勤務日数23日で割ると1日21,350円。これを8時間で割ると2,668円で、これが時給の目安になります。7時間ということは18,676円の人件費です。もし、担当職員、担当係長、担当課長の3人で対応したのならば、3倍の56,028円が、この対応にかかったという目安になります。
 ちょっとその程度のことに、経費(時間)をかけ過ぎでは?と単純に思いますが。
 こういう対応は、最初に時間を区切って対応しなければならないと思います。

 そういうどっちつかずの対応にならざるを得ないのもわかりますが、それは保護・駆除双方にいら立ちを感じさせてしまいます。
 11月20日の日本海新聞を見てみましょう。
揺れる八頭町 ツキノワグマ保護と処分のはざま
2010年11月20日

 「環境省が定める絶滅のおそれがある動物」―。10月下旬、八頭町役場で開かれたツキノワグマ緊急対策本部設置会議の席上で、鳥取県職員が発した一言に出席者からため息が漏れた。

■ぶつかる正論

【中略】異例の会議に県や猟友会、森林組合、警察関係者などが出席。法律に基づき策定した保護計画を説く県職員に、地元関係者が語気鋭く迫る。

 「梨の被害はあきらめるが、人間が死んだら遺族は怒りのぶつけどころがない」「おりを破って逃げた場合の銃使用許可を」「数頭出る年と100頭の年を同じ法律で考えていいものか」

 さまざまな立場から正論が交錯する中、同町は「町民の安全第一」を原則に、捕獲した個体の殺処分を含む苦渋の対処方針に踏み切る。

■温度差に苦慮

 10、11月と2度にわたった対策本部の設置。冬眠準備を迎えたことで本部は打ち切られたが、依然目撃例があり、予断を許さない状況に地元では継続を望む声も。今年の騒動を機に「長年続けた果樹園をやめようと思う」という農家まで現れた。

 担当部署の同町産業観光課は「こういった町民を助けたい」と尽力する一方、役場には保護すべき動物と定められている上で殺処分するのは不当などと、抗議の電話やメールも相次いで寄せられており、職員が多様な意見の対応にも追われる。

 効果的なクマ対策には目撃情報が不可欠として、県や同町は情報提供を呼び掛けているが、小林孝規産業観光課長によると「寄せられる情報は氷山の一角」という。度重なる目撃に「いまさら」と通報しなくなるのをはじめ、中には危害を加えられる不安感から「放獣を認めない」との理由で協力しないケースもあるなど、住民の温度差による課題も少なくない。

【後略】
 こういった住民の不信感が高まり行政頼りにならずと失望感が広がると、「こっそりと駆除しよう」といったことが住民の中で半ば公然とささやかれたり、実際に始まってしまうのを大変危惧します。実際にこれまで何度か紹介してきたような自力救済として密猟行為はしばしば起こっており、こんなことが個々に始められ・広がってしまえば、行政らが適正な頭数管理をしていく上で重大な妨げになりかねません。

 このような利害関係というか、様々な立場・思惑が、行政の最前線ではかかっています。
 今、必要なのは保護団体の「抗議」や住民の「非協力」でもなく、積極的な理解と支援であり、そして行政はそれに応えられるような体制や予算獲得などを構築していくべきでしょう。

開く トラックバック(1)

すりこみ

 野山に出かける人でも熊に興味を持っているという人は案外少ないようで、私が「熊やスズメバチに興味があります」と何かのときにうっかり言うと、話が続かないか、静まり返るか、かなり奇異な目で見られます。

 特にこういう忘年会シーズンで、初対面やほとんどプライベートのことを話したことが無い人と会食する機会は自己紹介の季節なので、要注意(笑)です。相手を選ばずうっかりそう自己紹介しようものなら、熊のことをほとんど何も知らない人たちは、精いっぱい頭をフル回転させて、自分の持っている熊の知識や話題を思い起こして、話題を合わせようと何を言おうかと努力するよう追い詰めてしまいます。
 ですから、その時に最初に発する言葉が、それがその人の熊などに関する知識や考えがわかる絶好の機会でもあります。

 また、私がそうだと周囲もある程度知っていますので、何か熊やスズメバチで困ったことやわからないことがあると、「あいつなら知っているだろう」くらいの認識はあるようで、自宅にスズメバチの巣ができたとか、今年のように熊出没の話題をマスコミが取り上げると、しばしば質問されたりもします。

 そんな受ける質問の中で意外に多いのは「熊は、何を食べているのか?」と系統の話ですね。まあ、質問としては妥当な着地点です。宴席で酔っぱらった男の人からはたまに、「熊に戦って勝てるか?俺柔道2段・そろばん4級」などと、本気ともそろそろ酒を控えては?と思わせるような質問を受けますけど。
 しかし、あまりに基本的な質問ですから、私にとっては常識なことでも意外に知られていないことに「えぇ!?そこから?」と驚きます。

 一般に、北海道の木彫りのヒグマのインパクトが大きいのか、「サケを食べる」ということだけはご存じの方も多いのですが、それが逆に、「サケの登って来ないところに棲んでいる熊はどうするの?」なんて聞かれます。サケが主食前提での質問ですよね。
 ヒグマとツキノワグマの区別がつかない人もいれば、パンダがその仲間であることもしらない人もいます。
 血に飢えた恐ろしい猛獣みたいに思っている人もいれば、動物園や熊牧場で愛敬を振りまいたりのんびりしている人畜無害な熊を想像する人もいれば、「クマのプーサン」のようにハチミツばかりを食べているのんきなキャラクターをイメージしている人もいます。しかし、そう思う根拠や度合いは漠然としたものです。

 思うに、これらに共通しているのは「その人の人生の中で、熊というものに接したことのある時間や内容」に大きく左右されるということです。
 私の周囲には有名な大学を優秀な成績で出たり、仕事も話題も豊富という人が多いのですが、それでも熊のことになると「何を食べるの?」レベルです。
 しかし、それが当然なんですよね。普通、熊に接するとか考える機会なんて無いわけですから、知らないのが当たり前ですね。こういうことを見ると、ほとんどの人は熊について、あまりか全然知らないという印象を持ちます。
 むろん、それは何も熊に限ったことではなく、あらゆる事象への知識について言えることです。

 もし、私が初対面の人に自己紹介されたときに相手から「宇宙物理学を研究しています」などと私にとって完全に門外漢の学問を言われたら、自分の宇宙や物理学に関する拙い知識やTVで見聞きしたことなどを総動員して、ようやく話題を合わせようと努力するでしょうけれど、質問する内容も相手から見ればさぞかし「えぇ!?そこから?」というような呆れられるかもしれませんものね。

 しかし、そういうような想像の圏外にあるものや理論的な世界のものではなく、「もう少し身近な、しかし知らない」という微妙な距離関係にあって、しかも見た感じは愛らしくも見える熊という存在は、より興味を引き付けるものですし、ほぼ無知な状態であったときからの第一歩が、その後のその人の熊に対するイメージや考え方を固定してしまうような気がします。この辺は現代人に限ったことではなく、昔から各地で熊が信仰めいた対象となる動物の1つになったゆえんかもしれません。独特の魅力があります。
 申し訳ないですが、宇宙物理学ではこうはいかないと思います。私がいくら宇宙物理学を熱心に分かりやすく語られても、それにその後興味を持ったり愛着を持つことはないですものね。(まあ、宇宙物理学は何となく思いついた縁遠い学問、という意味でここでは言っているだけですが)

 ですので、こういう質問をもらったときというのは責任重大です。
 熊に対してそれまで何の興味も持っていなかった人が質問をするというのは、何らかの理由で熊に自発的に興味を持っている・持ち始めているという段階なわけですから、そこで初めて知る・感じた印象というのは、その後のその人の熊に対する知識や考え方、それらの方向性へとなるからです。見かけは大人であろうと、こと熊に関することは好奇心いっぱいの子供になっているようなものです。このブログをご覧いただいている皆様。ご自身の場合はいかがでしょうか?
 そんなところに、もし、私が「熊ってのは、人を見れば見境なく襲いかかる、恐ろしい怪物」「いや、怖いなんてウソ。かわいいぬいぐるみとは言わないけれど、子犬みたいなもの」などと無責任な誤ったことを言おうものなら、その時の相手からの私の信頼度にもよるでしょうけれど、少なからず、その人の価値観ならぬ「熊観」が固定されるか、方向性を示してしまうでしょう。教育ってのは怖いし重大だなあ、って思います。

 と、同時に、考えさせられるのは、一部の、私から見れば疑問に思う主張や活動をする自然保護団体や動物愛護団体に「普通の判断力を持った大人」が賛同していく構図・原因というのは、そういうところにあるのだろうなあ、などと思ってしまいます。身近に、熊のことを言っている人・団体が無く、真偽も確認できないままそれが正しいのだろう・そうなのか、と思ってしまうわけです。これは新興宗教などに入信する構図も同じなのかもしれません。
 一方、私がまっとうと思う研究機関や教育機関や団体などは、市民の身近な疑問に応える関係にはあまりありません。本来、身近な熊牧場とか、せめて公営の動物園がそういう役割を担ってくれればいいのにテキトーなことをしているのを見ると、心底情けなく感じますし、怪しげな団体が横行していると聞くと、逆に公営動物園などがそんな愚かしいことをしている、あるいは特に何もしていないことが、私には道義的に犯罪とさえ感じて来ます。報道機関の安易で軽はずみで偏った報道も同じです。

 一度ある程度固まってしまった考えを修正するというのは大変な労力を使います。「何が何でも熊」という人に最低限の殺処分の必要性を説くのは大変ですし、「何が何でも殺処分」という人に生命の多様性とか生命の尊重とか説くのも大変です。
 地球が平面で太陽が地球の周りをまわっていると信じている人や、生きものは神様が作ったものと思っている人に、そうではないと教えた人も同じような徒労感があったろうなあ、と思いますね。

 まあ、逆に言えば、昨日も少し書いたように、そういう熊・本来の姿を多くの人に知らしめることが、有害鳥獣としての最低限熊の駆除やそのための調査研究予算の獲得などに対しての多くの理解を獲得できる手段ではないかと私は思いますね。
 もしかしたら、有害鳥獣駆除や環境管理関係の行政関係者がこのブログをご覧になっているかもしれませんが、目の前の危機・「熊出没注意」の呼びかけも大切ですが、急がば回れ、住民や国民に、最新の研究成果を簡潔にまとめたことを、少しでも広報していくことが、共生の道に案外、不可欠だと思いますが。

.
泉ヶ岳
泉ヶ岳
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
検索 検索

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事