|
number 028
毛バリでヌマムツやカワムツを狙っていると、たまに釣れてしまうのがマブナです。 マブナというのは、ギンブナとキンブナのことですが、キンブナは数が少なく、普通はギンブナを意味します。
狙って釣るのはちょっと無理ですね。たまたま釣れてしまうゲスト、という感じです。 多分、フナは匂いを重視して食ってくるんでしょう。だから毛バリには反応が悪いのかな。 でも、毛バリでも、釣れるときは何匹も釣れてしまうことがあります。 食い気が旺盛なときは、匂いがしなくても視覚重視で食ってくる、ということでしょうか。 引きはヌマムツやカワムツよりも強くて重く、小型でもいい手ごたえが伝わってきます。 小物竿だとなおさらです。小さなビッグゲームというやつです。 マブナは湖、溜池、川、水路など、至る所にいますが、生息域は減っています。
水草に卵を産みつけるので、水辺がコンクリート化されて水草のある場所が少なくなっているからです。 雑食性で、イモねり、チューブえさなどの他、イトミミズやサシ(ハエの幼虫)などで釣れます。 でも、水中にいる小さな虫とか、水面に落下してきた虫なども食べるので、毛バリも食ってくるわけです。 一方、ヘラブナは基本的に毛バリでは釣れません。ヘラブナはプランクトン専門に食べる魚ですからね。 ちなみに、ヘラブナは、ゲンゴロウブナを人間が改良したフナの仲間で、放流によって全国にいます。 マブナはほとんどがメスで、オスはめったにいません。
関東は特に、オスがいないそうです。 ではどうやって繁殖しているかというと、他の魚種の精子に反応して受精するんです。 コイとか、ドジョウとか、オイカワとか、カワムツとか。 でも、交雑種ができるわけではありません。ドジョウみたいな形のフナができたりはしません。 他の魚種の精子はただの触媒みたいなもので、あくまでメスのフナがクローン状態で生まれるんです。 単為発生というそうです。ありふれた魚にしては、不思議な繁殖方法です。 |
雑魚釣り
[ リスト ]






