山本甲士 / もの書き生活

日常のどうでもいいことをつづっております。暇つぶしにどうぞ。

雑魚釣り

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毛バリでマブナ

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 毛バリでヌマムツやカワムツを狙っていると、たまに釣れてしまうのがマブナです。
 
 マブナというのは、ギンブナとキンブナのことですが、キンブナは数が少なく、普通はギンブナを意味します。

 狙って釣るのはちょっと無理ですね。たまたま釣れてしまうゲスト、という感じです。

 多分、フナは匂いを重視して食ってくるんでしょう。だから毛バリには反応が悪いのかな。

 でも、毛バリでも、釣れるときは何匹も釣れてしまうことがあります。

 食い気が旺盛なときは、匂いがしなくても視覚重視で食ってくる、ということでしょうか。

 引きはヌマムツやカワムツよりも強くて重く、小型でもいい手ごたえが伝わってきます。

 小物竿だとなおさらです。小さなビッグゲームというやつです。

 
 マブナは湖、溜池、川、水路など、至る所にいますが、生息域は減っています。

 水草に卵を産みつけるので、水辺がコンクリート化されて水草のある場所が少なくなっているからです。

 雑食性で、イモねり、チューブえさなどの他、イトミミズやサシ(ハエの幼虫)などで釣れます。

 でも、水中にいる小さな虫とか、水面に落下してきた虫なども食べるので、毛バリも食ってくるわけです。

 一方、ヘラブナは基本的に毛バリでは釣れません。ヘラブナはプランクトン専門に食べる魚ですからね。

 ちなみに、ヘラブナは、ゲンゴロウブナを人間が改良したフナの仲間で、放流によって全国にいます。

 
 マブナはほとんどがメスで、オスはめったにいません。

 関東は特に、オスがいないそうです。

 ではどうやって繁殖しているかというと、他の魚種の精子に反応して受精するんです。

 コイとか、ドジョウとか、オイカワとか、カワムツとか。

 でも、交雑種ができるわけではありません。ドジョウみたいな形のフナができたりはしません。

 他の魚種の精子はただの触媒みたいなもので、あくまでメスのフナがクローン状態で生まれるんです。

 単為発生というそうです。ありふれた魚にしては、不思議な繁殖方法です。

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