山本甲士 / もの書き生活

日常のどうでもいいことをつづっております。暇つぶしにどうぞ。

日常 life

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近況 2016.2.7 〜

2016.2.7(日)
 録画した映画 「ネクスト」 を再鑑賞。08年アメリカ、リー・タマホリ監督、フィリップ・K・ディック原作。二分後までの未来を感知できる男が、FBIの要請でテロを防ぐミッションにかかわることに。設定は面白いのに、アメリカ政府とテロリストの戦いというベタな展開と組み合わせたたせいで、後半ごちゃごちゃしてサスペンスが盛り上がらない。政府が男の能力を危険視して抹殺しようとする展開の方がよくないか。 

2016.2.8(月)
 しくじり先生に、元貴闘力さんが登場。史上初の前頭最下位での優勝を成し遂げた伝説的な力士だったが、ギャンブル依存症から借金まみれになり、ついには違法な野球賭博にも手を出してしまい、相撲協会から追放、そして離婚。その後もギャンブル依存症は続いたが、今では多数の飲食店経営でわざと自分を忙しい状態に追い込み、ギャンブルにかかわらないようにしているとのこと。義理の父親だった故大鵬親方は、かつて借金の立て替えをしてくれ、離婚後もたびたび電話をかけてきて「大丈夫か」「ちゃんとやってるか」と気にかけてくれたとのこと。大鵬親方って、かなりの人格者だったんだな。

2016.2.9(火)
 二日酔いの朝にコーヒーを飲んでしゃきっとしようとする人が多いけれど、実はカフェインの利尿作用によって水分不足になり、アルコールの分解が遅くなってしまう、とのこと。お勧めは、しじみやあさりの味噌汁か、トマトジュース。ちなみに私は、二日酔いでなくても、しじみ80コ分のオルニチン入りインスタント味噌汁をよく飲んでます。

2016.2.10(水)
 ダメ男に夢中になってしまう女性は、ちゃんとしつけをする家庭に育って、親から怒られたりしないで育って、頭が良くて、仕事でもばんばん稼いでいることが多くて、自分だったらこの男性をもっとスキルアップさせてあげられると思ったりするタイプなんだとか。最近、スキャンダルで休業した有名女性タレントさんが、当てはまるような気がする。

2016.2.11(木)建国記念の日
 女優の伊藤かずえさんは、同じシーマに二十五年間乗り続けており、走行距離は25万キロを超えているという。ちなみに心理学的には、車を次々と変える人は浮気性の傾向が強いとのこと。何となく思い当たる知り合いがいるなー。

2016.2.12(金)
 総合格闘技で活躍し、全盛期のミルコ・クロコップもKOした「リアル・ドンキーコング」ことケビン・ランデルマン氏が四十四歳の若さで死去。肺炎による心不全とのことだが、あの体格からして、アナボリック・ステロイドの服用が寿命を縮めたのではないかと疑わざるを得ない。

2016.2.13(土)
 毛利甚八著「白土三平伝 カムイ伝の真実」を読む。マスコミ嫌いで自身のことをほとんど明かさなかった白土三平先生の半生がつづられた貴重な一冊。画家の父親は、プロレタリア美術運動の中心人物だったせいで特高警察の拷問に遭い、働くことができない身体になってしまう。そんな中、三平少年は、朝鮮人や差別されていた人たちが住むバラック小屋集落で極貧の幼少期を過ごした後、「日本の都市部はもうすぐ焦土と化す」と予言した父親に従い一家で長野県の山村に転居。軍事教練と勤労動員でへとへとになりながらも、川魚やキノコなどを採って生きるすべを身につけてゆく。戦後は画家を目指しながら左翼運動にかかわったが、やがて思想に縛られない創作活動を模索、紙芝居を描いて糊口をしのぐうちに貸本マンガ家の世界に足を踏み入れ、やがて大手出版社から注文が入るように。しかし忍者マンガの描写が残酷だとして変更を要求する版元と決裂して連載中止になることがしばしばだったため、本当に描きたいマンガを発表するために「サスケ」で得た資金で、伝説の月刊マンガ誌「ガロ」を自ら創刊、あの「カムイ伝」が連載される。本書を読むと、「カムイ伝」は決して空想の産物ではなく、権力の横暴や弾圧、差別との戦い、自然界の掟、食べ物を手に入れる方法など、ほとんどが白土三平先生の実体験を江戸時代に置き換えて描いたものだった、という真相が見えてくる。非人村出身のカムイが最底辺の世界から抜け出すために忍の世界に身を投じるが、やがて操られるだけの生き方に疑問を持ち、抜け忍となるのも、左翼運動への疑問と決別が投影されていると思われる。登場人物が生き物を調理したり食べたりするのが印象的な場面が作品に多いのも、実体験があってこそ。うーむ、また再読したくなってきた。

カムイ伝の多彩な登場人物の中で、私のお気に入りは、カムイの元師匠である赤目と、手が不自由になっても独自の剣法をあみ出した草加竜之進。あなたのお気に入りは?
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恥ずかしながら、20代のときに「白土三平マンガの魅力」という単行本をみゆきてつというペンネームでだしています。
僕の初めての文章仕事でした。あまりしられていないのですが、松谷みよ子さんらと人形劇の仕事をされていて、そのこともそこに書きました。僕自身が一時期、人形劇の仕事をしていて、今も、マンガの仕事をしながら人形劇の仕事をしているのも、そのことと無関係ではないような気がします。
白土三平先生の作品にであわなかったら、マンガを仕事にしようなどとはおもわなかったでしょう。強い影響を受け、その影響から抜け出したくて書いた単行本でしたが、これを読んでマンガ評論の仕事についたという人と出会い(僕より若いかたです)ああ、書くと言うことは怖いと思ったものです。カムイ伝の第三部は、果たして世に出てくるのか!?期待半分不安はんぶんですが、お元気でおられるだけで、いいです。

2016/2/17(水) 午前 9:26 [ saiwaimiyuki ]

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> saiwaimiyuki先生
以前、ブログの記事を拝読しました。
外国人の間では忍者ブーム、白土先生の作品も、日本の若い人たちだけでなく、広く世界中で読み継がれて欲しいものです。ちなみに「カムイ伝の真実」の著者、毛利甚八氏は「家栽の人」の原作者だそうです。

2016/2/17(水) 午後 7:21 [ 山本甲士 ]

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> 山本甲士さん、そうなんですよねえ、あの原作者さんなんですよ。
白土先生に関するこの単行本は読んでないのですが、ビッグコミックに連載されているのを読んでいます。その時は、白土先生のカラー写真も載ってたと思います。先日の誕生日で84歳になられたんですが、僕の母と同じ年です。60歳前後で亡くなられるマンガ家さんが多いなか、いつまでもお元気でいてほしいです。

2016/2/18(木) 午前 9:12 [ saiwaimiyuki ]


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