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2017.11.26(日)
自転車で近所を走っていたら、首輪だけをした茶色のトイプードルが国道を渡っているのを見つけたので、あわてて保護。どうやら年寄りの犬。犬事情に詳しい近所の人に聞きに行ったりしたが飼い主が判らず、結局交番へ。書類に記入中、おまわりさんから「飼い主が見つからなかったら引き取りますか」と聞かれ、それは難しいが飼い主が見つからなかったらどうなりますかと尋ねると、保健所で一週間経っても引き取り手が見つからなかったら処分されることになるとのこと。それは夢見が悪いので、里親を探す活動をしているNPO法人などに当たってみるので必ず事前に連絡して欲しいと頼んでおいた。 2017.11.27(月)
DVDで映画 「団地」 を観る。16年、阪本順治監督。息子を交通事故で失ったことを引きずる夫婦(藤山直美と岸部一徳)が、漢方店をたたんで古い団地に引っ越すが、そこの住人たちからあらぬ噂の種にされて……。中盤まではシリアスさとブラックユーモアを含んだホームドラマ的な感じだったが、後半に入って予想外のファンタジーが展開される。困惑した客もいたかもしれないが、映画ってもっと自由でいいんだと気づかされる。 2017.11.28(火)
DVDで映画 「帰ってきたヒトラー」 を観る。15年ドイツ、ダーヴィト・ヴネント監督、ティムール・ヴェルメシュ原作。地下要塞跡からタイムスリップで現代に出現したアドルフ・ヒトラー(オリヴァー・マスッチ)。周囲の人々は本物そっくりなモノマネ芸人だと思い込み、テレビやネットでたちまち注目の的に。しかし彼が現代ドイツを見ての感想を語り始めると本気で賛同する人たちが増え始めて……。ドキュメントタッチの撮影を採用したのは、予算の問題だけでなく、もしヒトラーが現代に出現したら何が起きるだろうかという仮説を映像化したかったということなのかな。ただのブラックユーモア作品に終わっていないところに不気味さを感じる。 2017.11.29(水)
日曜日に保護したトイプードルは、首輪についていた予防接種の登録番号から飼い主が判明した様子。よかったよかったと言いたいが、なぜかその飼い主さんから翌日に電話がかかってきて礼を言われ、今日には箱入りみかんが送られてきた。先方に悪意はないことは承知しているが、おまわりさん、住所や電話番号などの個人情報を他人に教える場合は、事前に本人の承諾でしょ。個人情報保護法をちゃんと勉強してもらいたい。 2017.11.30(木)
某拙著のタイトルを、最近の私の読者層であるアラフィフ女性にアピールするように変更することになったが、なかなかいいものが思い浮かばず、編集者さんに「そっちでいくつか案を出してもらえませんか」と頼んだ。タイトルは、すんなり決まるときもあれば、なかなか決まらないこともある。ちなみに「ひなた弁当」は前者、「ひかりの魔女」は後者。 2017.12.1(金)
DVDでアニメ映画 「君の名は。」 を観る。16年、新海誠監督・原作。飛騨の女子高生と東京の男子高生の身体が不定期に入れ替わる怪現象が発生。入れ替わっている間の記憶がないため、二人はそのときの出来事などをメモに残して相手に知らせるようになるが、急に入れ替わりが終わる。男子高生は女子高生に会わなければという衝動にかられ、飛騨を訪ねるが、その集落は三年前の巨大隕石落下によって大勢が犠牲になっており、死亡者リストには女子高生の名前も。男子校生は何とか再び入れ替わって、事前に災害を知らせようとするが……。丁寧な映像、飽きさせないストーリー展開、いくつもの伏線。後でもう一度観れば、ああこの場面にはそういう意図があったのかとなるはず。アニメ映画だと侮っていたが、よくできている。私の勝手な推理だが、基本的なモチーフは、古い無線機によって若い頃の父親と交信が始まって父親の死を防ぐために何とかしようとする「オーロラの彼方へ」だと思う。あと、たそがれどきにカルデラの縁で互いの気配を感じるあの場面は「ベルリン 天使の詩」でピーター・フォークが見えないはずの天使に気づいて話しかけるところ、記憶が消えたせいですれ違ったり何かを感じたりする場面は「スライディングドア」や「エターナル・サンシャイン」を参考にしたんじゃないかな。そして本作も未来の作品にさまざまな影響を与えることなるはず。映画も小説も、そうやって進化が続く。 2017.12.2(土)
百均で万年筆を売ってたので、へえと思って買ってみたが、インクがスムーズに出ない上に、インクが紙になかなか染みこまなくて乾きが悪くて、まさに安物買いの銭失い。一方、私が以前から使っているプラチナの万年筆は、小学校卒業時に親が買ってくれたもので、四十年以上いい仕事をしてくれている。 |
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