山本甲士 / もの書き生活

日常のどうでもいいことをつづっております。暇つぶしにどうぞ。

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水路の宝石

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 タナゴのことをよく知らない人は、フナの稚魚だと思い込んでいることもあるようです。

 全く別の種類の魚です。日本には十五種類ほどのタナゴがいます。

 中には、ミヤコタナゴのように、絶滅危惧種の天然記念物もいます。

 いる、というより、いなくなりつつあるわけですが。
 

 タナゴ釣りは、日本独自のゲームフィッシングです。

 江戸時代に、カネと時間がある旦那衆の遊びとして流行ったのが始まりだそうです。

 普通、釣りというと、大きさや数を競い合うものですが、タナゴ釣りはちょっと違っていて、

 いかにきれいなタナゴを釣るか、ということが最大の関心事となります。

 ペットショップなどにいくと、タナゴも結構な値段で売られてるみたいです。

 水さえきれいにしておけば、常温で、空気ポンプなしでも飼える、割と丈夫な魚です。
 

 さて、私が住んでいる地域では、ヤリタナゴ、アブラボテ、カネヒラ、バラタナゴなどが釣れます。

 特によく釣れるのがヤリタナゴです。色合いは地方によって、また個体によって違いがあるそうです。

 写真は、数日前に近所の小さな水路で釣ったヤリタナゴです。

 オスはメスよりもおしゃれで色が鮮やかです。あんまり鮮やかなので、最初はカネヒラかと思いました。

 でも、ヒレが赤いし、小さなひげがありましたのでね。体型もヤリタナゴのものですし。

 これほど鮮やかな個体は、二十匹釣って一匹いるかどうか、というところです。

 手もとにある淡水魚図鑑に載ってた写真より、きれいです。勝ったー。

 団地の横を流れる小汚い水路にこんなのがいる、という意外性がすごいでしょ。
 
 
イメージ 2 ← よく釣れるヤリタナゴはこんな感じ。
    でも、産卵期になると、派手な色の
    個体が増えてきます。

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