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近所の小学校横の浅い水路をふと見ると、たくさんの小ブナの群れが。
それを見て急に小物釣りがしたくなった私めは、竿を携えて再びやって来たのでありました。
ところが、人影に気づいた群れは、ささーっと二手に分かれて遠くへ。
そっと覗き込んだつもりだったのに。しかーし、左側に逃げたグループはトンネルの中。
これなら攻略できそう。数釣りは無理だけど、何尾か釣ってからでないと帰れない。
というわけで、2.7mの竿にチューブえさの仕掛けを、トンネル内に投入。
ところが、小ブナたちは予想以上に警戒していいるようで、ぜーんぜん食って来ません。
かかるのはヌマムツやオイカワばかり。
駄目か。きっと小学生が何度かここで釣って、もうスレてんだな。
スレるというのは、釣り人によって荒らされて、魚の警戒心が高くなっている状態のことです。
釣れないのはガキどものせいだ、などと自分を納得させて、帰ろうかと思ったときでございます。
ウキがすーっと沈んで、あわせると、想定外の重い引き。一瞬、カメかと思いました。
姿を見せたのはコイかと見紛うフナ。取り込む場所がなーい。しかも小物用の仕掛け。網もなし。やば。
少しだけ迷って、何とかなると信じて、ラインをつかんでぶっこ抜き。幸運にも取り込み成功。
32センチの尺ブナでありました。こんなところにこんなのがいる。ちょっと感動。
その代わり、尺ブナが暴れたせいで、目当ての小ブナの数釣りはできずじまい。
← 小ブナの代わりに来た ヌマムツ。
ちなみに尺ブナとは、30センチ以上のマブナのことです。特別にそういう呼称が授けられておりまする。
ヘラブナと違って、30センチ以上になるのは珍しいからであります。
とはいえ、私が住んでいる地域では、割とちょくちょく釣れてるんですけど。
マブナというのは、ギンブナとキンブナのことです。図鑑に載っているのは、こっちの名称ですね。
ついでに言うと、マブナはほぼ100%メスです。オスはめったにいません。
卵が他の魚の精子に反応して、産んだメスと全く同じ遺伝子の小ブナたちが生まれるんです。
つまりクローンですね。不思議な魚です。
あー。もしかしてあの尺ブナ、あの小ブナたちの母親だったの? 母の日の直前なのにゴメンナサイ。
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