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女子レスリング48kg級で金メダルを獲得した小原(旧姓 坂本)日登美選手。
自衛隊の一等陸尉。かつて51kg級で無敵を誇り、6度も世界選手権を制しました。
ところが、アテネ五輪から正式種目となった女子レスリングは、51kg級が不採用に。
わずか四階級しか採用されなかったのです。48kg級には実妹がいるので、代表権争いをしたくない。
なので無理して増量、55kg級に移ります。しかしそこには絶対王者、吉田沙保里が。
結局、五輪への夢は絶たれて引退、鬱状態となって激太りしてしまったのでした。
なぜ、自分の主戦場である51kg級が五輪にはないのか。呪いたくなるような不運。
しかし、結婚し引退した実妹から「姉ちゃん、もう一度五輪を目指して」と背中を押されます。
元レスリング選手である夫の献身的なサポートを得て、ブランクと過酷な減量との戦いに打ち勝ち、
ついに「最初で最後の五輪」と公言していた大舞台で、金メダルを手にしたのでありました。
五輪から嫌われても、追いかけて捕まえ、ねじ伏せた女。ノンフィクション小説にしたい。
ところで、レスリングの判定は、当事者にも観客にも実に判りやすく実に公平です。 判定への抗議も、チャレンジというシステムにより、即座にビデオ判定。
柔道も、微妙な旗判定よりも、延長戦は互いにしっかり組み合ったところから始める、など、
誰もが納得できる決着のつけ方を考案して欲しいものであります。
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2012年08月09日
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