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2018.1.21(日)
録画しておいた映画 「アンネの追憶」 を観る。09年イタリア。アルベルト・ネグリン監督、アリソン・レスリー・ゴールド原作。アンネ・フランクの親友だった女性へのインタビューをもとに構成した作品だとのこと。内容はおおむね知られているとおりだが、父親の視点が取り入れられている。強制収容所強制収容所で殺される直前にソ連軍が押し寄せたお陰で解放された父親は、オランダでの潜伏生活時代に匿ってくれた女性からアンネの日記を入手する。アンネ・フランクは親友に、作家になりたいと打ち明けていたという。彼女の意志は、歴史的迫害をも跳ね返したことになるのではないか。 2018.1.22(月)
こざわたまこ著 「仕事は2番」 を読む。事務機器を販売する会社のOLやその上司や部下たちの視点で描かれる連作短編集。確かに立場が変われば言い分は変わる。どの話も後日譚を知りたくなるが、個人的には最終章に登場する初老の清掃業者が引きこもりだった若者を教育する話が印象的。 2018.1.23(火) 新しいガスコンロを購入、設置。オール電化にする人が増えているらしいが、火力発電や原子力発電では、発生した熱量の四割ぐらいしか電気に転換できないのが実情だとのこと。つまり、熱量の六割は捨てられている。むやみに電気に頼ることは、地球温暖化や放射性廃棄物の問題を加速させることになってしまうとは言えまいか。 2018.1.24(水)
録画しておいたドラマ 「白日の鴉」 を観る。福澤徹三原作。製薬会社の営業マン(遠藤憲一)が列車内で痴漢をしたとして逮捕される。しかし取り押さえた警官(伊藤淳史)は、被害者と目撃者がつるんでいることに気づき、クセのあるキャラで知られる弁護士(寺尾聰)に密かに弁護を依頼。やがて、大病院での不正と隠蔽が事件の背後に……。二時間ドラマには馬鹿馬鹿しい内容のものが多いが、本作はプロットとといい登場人物の配置といい、実によくできている。原作だけでなく、スタッフさんや演者さんたちも力を入れて作ったことが窺える。劇場用映画も作ればいいのに。 2018.1.25(木)
録画しておいた映画 「マイ・ハート、マイ・ラブ」 を観る。98年アメリカ、ウィラード・キャロル監督。さまざまな男女の群像劇と見せかけて、最後に実は親子や姉妹だったことが明かされる。出演者は豪華な顔ぶれだが、話の内容は、それがどないした、アメリカ人てなんでそうやってケンカ始めるんだ、という印象。 2018.1.26(金)
録画しておいた映画 「スパイ・レジェンド」 を観る。14年アメリカ、ロジャー・ドナルドソン監督、ビル・グレンジャー原作。愛していた女工作員が捨て駒にされたと知った元CIA元工作員の男(ピアース・ブロスナン)が、かつての上司らと戦うことに。チェチェン紛争時の虐殺やロシアでの権力争いなど社会派の要素を盛り込んでいるが、その部分がごちゃごちゃしていて判りづらい。その場にいない人物の名前が会話に何度も出てくるのも、誰のことやねんとなってしまう。「メカニック」「ラスト・ターゲット」などは設定が似ているけれどもっとシンプルで判りやすく作られてあったぞ。 2018.1.27(土)
マイナスイオンと聞けば何となく身体にいいと思ってしまいがちだが、そもそもマイナスイオンなるものに明解な定義もなければ何を指しているかも不明だと専門家たちは指摘している。マイナスイオンというワードの宣伝文句にはご注意を。 |
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2018.1.13(土)
ゲラ原稿に目を通していると、白髪混じり と書いたのを 白髪交じり の方が正しいとチェックが入った。そうだったのか。でも、髪に白いものが混じっている、と書くのは正しくて、髪に白いものが交じっている、と書くのは間違いだとのこと。ホワイ ジャパニーズ ピープル……。 2018.1.14(日)
奥さんの実家の敷地内に、内臓だけ食べられたキジバトの死骸が。ときおり姿を見せるあのトロそうなブサイク猫の仕業か? 2018.1.15(月)
朱野帰子著 「会社を綴る人」 を読む。何をやっても失敗ばかりで、運よく就職できた会社でもお荷物扱いされる若者は、読むことと書くことなら少しだけ得意で、社内メールやプレゼン資料などの文章で人を動かせることに気づき、自分の居場所を見つけるが……。文章には読んだ人の心を動かす力があることを私も信じたい。 2018.1.16(火)
ゲラ原稿で、奇妙な感覚に囚われた と書いたのを、奇妙な感覚に捉われた と直してはどうかとチェックが入った。でもパソコンで「とらわれた」と入力して変換しても、捉われた は出てこないし、そういう表現は使ったことがないので、文章全部を書き直した。たとえ文法的に正しくても、作者が使っていない単語や表現というのは、作品の中で浮いてしまうもの。 2018.1.17(水)
どかっと腰を下ろした とついつい書いてしまうのたが、どっかと腰を下ろした の方が正しいらしい。でも前者の方が雰囲気出てないか。これで思い出したのが、ぞっとする、ぞっとしない という表現。「あまりぞっとしないね」という台詞の意味が最初は判らなかったのだが、関東の年配の人たちの間では普通だと聞いた覚えがある。 2018.1.18(木)
満面の笑顔 とつい書いてしまう癖がどうも抜けず、そのたびに編集者さんから誤用ですよとチェックが入る。確かに重複した表現であり、正しくは満面の笑み。 2018.1.19(金)
コーンクリームスープ、ホットコーヒー、白湯の三種類で身体を温める効果を調べたところ、コーンクリームスープ > ホットコーヒー > 白湯 の順になったとのこと。温かいスープ類を飲むと腹部の体温が約1℃上昇し、1℃の上昇は冷えを解消し免疫力を五倍に高めるといわれている。 2018.1.20(土)
録画しておいた映画 「at Home アットホーム」 を観る。15年、蝶野博監督。泥棒の夫、詐欺師の妻、偽造屋の長男らの五人家族は、実はいろいろあって血のつながりがないが、理想の家族を作ろうと力を合わせていたが、妻が詐欺に失敗して窮地に……。自分の家庭を壊してしまう人間がいる一方で、血のつながりのない疑似家族を必死に守ろうとする者たちもいる。ものの値打ちは、持っている者よりも持っていない者こそが判っているのかも。 |
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2018.1.7(日)
録画しておいた映画 「大脱出」 を観る。13年アメリカ、ミカエル・ハフストローム監督。政府から雇われて囚人になりすまして刑務所に潜入、脱走して見せることでセキュリティー上のミスを指摘するプロの男(シルヴェスター・スタローン)が、CIAが密かに運営する非合法刑務所へ。しかしそれは何者かによる罠だった……。余計な乱闘や銃撃戦のシーンが多い。普通の刑務所の設定にした方が面白くできたと思ったのは私だけだろうか。脱獄ものといえば「パピヨン」「大脱走」「ショーシャンクの空に」などの傑作があるので、つい較べてしまい辛い評価になるのは致し方ない。 2018.1.8(月)
録画しておいた映画 「王様ゲーム」 を観る。11年の邦画、鶴田法男監督、金沢伸明原作。とある高校のクラスで全員の携帯に王様ゲームが始まることを知らせるメールが届き、従わない者たちは次々と存在を消されて最初からいなかったことにされてしまう。ゲームが進行するたびに生徒が減ってゆき、残された者たちは過去に類似の事件があったことを知って解決法を調べようとする……。実際にそういう立場におかれたらそんな行動を取るだろうかと首をかしげる場面が多かったが、予想外の結末が用意されていて挽回。 2018.1.9(火)
「慣れる」と「馴れる」の使い分けをいまだに間違えてしまう。「慣れる」は経験を重ねて上達すること、「馴れる」は警戒心を持たなくなること。都会の雑踏に「なれる」というのは前者でいいんだろうけど、後者でも通じる気がする。そういうところで今回も編集者さんのチェックが入った。 2018.1.10(水)
夜に爆発音を聞いて二階の窓から見ると、ご近所宅が火災。いろいろとお世話になってきたお宅だったため、消防隊員さんたちの鎮火作業をただ見ているしかない自分もどかしく辛い時間だった。ご家族はご無事だったのが不幸中の幸いでした。 2018.1.11(木)
録画しておいた映画 「はなちゃんのみそ汁」 を観る。15年、阿久根知昭監督、安武信吾・千恵・はな原作。ガンとの闘病を続けた女性(広末涼子)が、残り少ない時間で幼い娘にみそ汁の作り方を伝授した記録。原作は主にその女性によるブログだとのこと。子どもに残すべきは金品ではなく生きてゆく道しるべ。みそには抗酸化作用があり、彼女の余命を延ばし効果は確実にあったはず。 2018.1.12(金)
録画しておいた映画「劇場版 MOZU」を観始めたのだが、ドラマを知らない者にとっては誰が何者なのかがよく判らず、いらいらしてきて三十分で挫折。劇場版映画として作るのなら、一見さんでもちゃんと楽しめるよう工夫してもらいたい。 2018.1.13(土)
普段、立禅をするときは室内のカーペットの上で裸足でやっているのだが、この日は寒かったので靴下をはいたところ、足の指で地面をつかむ感じが得られずかえってしんどかった。目先のことで楽をしようとすると結果的に苦労をするということ。 |
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2017.12.31(日)
格闘技イベントRIZINで、見た目ちょっと地味な普通女子という感じの浅倉カンナ選手が女王RENAを絞め落としての大勝利。打撃戦にはほとんどつき合わずフェイントからの足タックル、そしてグラウンドに入ってからのポジション取りに無駄がなく芸術的。まさにシンデレラ誕生の瞬間でありました。RENA選手は首を巻かれたときに横を向いてポイントをずらせたと思うのだが、浅倉選手がそれをさせなかったというこたなのかな。 UFCで活躍した堀口恭司選手はバンタム級トーナメントで無敗のストライカー、ガブリエル・オリベイラ選手をパンチでKO、準決勝では試合前に露骨な挑発をしてきたケンカ屋マネル・ケイプ選手を肩固めで仕留め、決勝ではパンクラス王者の石渡伸太郎を右フックで倒して完全優勝。伝統派空手スタイルが実は総合格闘技に適応できることを証明したとは言えまいか。
2018.1.1(月)
録画しておいた映画 「超高速! 参勤交代 リターンズ」 を観る。16年、本木克英監督。東北の小藩、湯長谷藩で一揆が発生したとの報を受け、藩主(佐々木蔵之介)らは大急ぎで国元へ帰ろうとするが、藩の取り潰しを狙う勢力が送り込んだ刺客に襲われる。やがて騒動の背後には将軍吉宗暗殺計画が。コミカルなチャンバラ活劇として楽しめるが、登場人物がちょっと多すぎないか。ラストもどんでん返し的な工夫をあきらめないで欲しい。 2018.1.2(火)
録画しておいた映画 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」 を観る。07年、松岡錠司監督、リリー・フランキー原作。女手一つで育ててくれた母親(樹木希林、内田也哉子)を故郷に残して進学のために上京した若者(オダギリジョー)が、留年するなどして何度も苦労をかけるがやがてマルチクリエイターとして活躍し始め、ようやく安心してもらえると思ったら、母親はガンが進行していた……。息子から電話で留年を告げられて「何で……頑張れんかったとね」と応じる樹木希林さんの演技、何度見てもすごい。 2018.1.3(水)
年末年始のお笑い番組の中で、あらびき団が一番インパクトがあったと感じたのは私だけだろうか。お笑いの世界にもパンクがある。 2018.1.4(木)
録画しておいたアニメ映画 「言の葉の庭」 を観る。13年、新海誠監督。靴職人を目指す男子高校生と生徒指導に行き詰まった若い女性教師の恋愛を描いた作品で、映像は緻密で見事だが、ストーリーがそれに見合う水準だとは言いがたく、「君の名は。」誕生前の試行錯誤が感じられる。靴職人と万葉集が物語の最後に見事につながって観客「おお、そうだったか」と言わせるような仕掛けを考えるなどすれば、もっとすごい作品になったはず。監督さん、「君の名は。」でも出てきたけど、あこがれの年上女性設定というのが好きなのかな。 2018.1.5(金)
植松三十里著 「かちがらす」 を読む。大砲鋳造や軍艦建造にいち早く乗り出した佐賀藩主鍋島直正の意図は、欧米列強と対等に交渉するためで、日本人同士が争っている場合ではないと考えていたとのこと。一方アメリカでは南北戦争が終結しつつあり、日本での内戦をあおって大量に余った銃器類を売りつけようという企みが。佐賀藩は薩長主導の武力による倒幕に乗り遅れたと評されることもあるが、何ごとにおいてもブレーキ役は必要。 2018.1.6(土)
星野仙一さん(70)が、すい臓がんで亡くなっていたとニュースで知る。監督時代には喧嘩っ早いところがあったり選手に手を上げたりすることもあったが、戦力外となった選手のために再就職先を探してあちこちに頭を下げて回ったりもした人情味のある人だった。ご冥福を。 |
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『運命のひと』 小学館文庫 670円+税
以前、単行本で出版させていただいた「銀幕の神々」が、 『運命のひと』 のタイトルで文庫化されました。
思春期に高倉健さんの映画から大きな影響を受けた男の、その後の数奇な人生をお楽しみあれ。
高倉健さんの一番の弟分ともいえる小林稔侍さんからオビにコメントを寄せていただき、感謝感激です。
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