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2018.9.23(日)
DVDで映画 「わたしは、ダニエル・ブレイク」 を観る。16年イギリス、フランス、ケン・ローチ監督。妻に先立たれた初老の男(デイヴ・ジョーンズ)は、心臓発作で倒れて大工の仕事を医者に止められ、役所に手当の申請をするが、煩雑な手続きに振り回されて申請や不服申し立てを却下されてばかり。たまたま知り合った若いシングルマザーの家族のために力になってやりたくてもアパートの修理くらいしかしてやれず。やがて彼の怒りは沸点に達して……。ハートウォーミングな話だろうと思っていたが非効率なイギリスのお役所仕事を告発する社会派作品だった。ハリウッド映画では絶対にあり得ないオチにもちょっとびっくりしたが、かえってそれが主人公の実直さと、それが報われない不条理を印象づけている。 2018.9.24(月)
仕事上の必要があって過去の某拙著を読み直したが、登場人物の名前や容姿などを結構忘れてしまっていて、本当に自分が書いたのだろうかという気分になる。物語は降りてくるものだから、書き上げた後は霧散してしまうということだろうか。
2018.9.25(火)
今まで「湯がく」「茹でる」「煮る」の違いを明確に理解せずに使っていた。「湯がく」はさっと熱を通すだけ、「茹でる」はしっかり熱を通す、「煮る」は味つけもしてしっかり熱を通す。 2018.9.26(水)
録画しておいた映画 「インビジブル」 を観る。15年フィリピン、ローレンス・ファハルド監督。福岡や北海道で暮らす四人のフィリピン人をドキュメントタッチで描いた作品。家族に仕送りするために不法滞在して働く初老の男、ギャンブルで身を持ち崩す男、真面目に働いているのにケンカに巻き込まれてしまう男、日本人と結婚しても同胞のために世話を焼く中年女性。全体的にシビアな話なのだが観る者を引き込む力を持っているのは、感情移入できる人物像を設定した監督さんの腕前だろう。 2018.9.27(木)
久しぶりに家族でトンカツ屋さんへ。揚げ物を食べると胸焼けしてしまうようになって久しいが、ちゃんとした店だと普通に美味しく食べられるし、胃もたれもしない。何が違うんだろうか。 2018.9.28(金)
DVDで映画 「ファミリー・ツリー」 を観る。11年アメリカ、アレクサンダー・ペイン監督、カウイ・ハート・ヘミングス原作。先祖から引き継いだハワイの原野を売却する方向で親戚たちと話を進めていた弁護士の男(ジョージ・クルーニー)だったが、関係がぎくしゃくしていた妻が事故で昏睡状態となり、医者からは二度と意識は回復しないと告げられる。上の娘は反抗的でなかなか心を開かず、下の娘も問題行動ばかり。そんな中、妻に不倫か相手がいて離婚するつもりでいたことを知って……。暗い設定の話だが、ところどころブラックユーモアが効いており、妻の事故がきっかけで娘たちとの関係を修復してゆくところが上手い。大団円的でない、余計な台詞などを排除したラストシーンも余韻が残る。 2018.9.29(土)
ドラマ「下町ロケット」十月から続編が始まると聞いてふーんと思っていたが、気づいたら前作の再放送に食いついて見てしまっている。改めて見応えのあるドラマだなあと実感。 |
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2018.9.16(日)
以前から液晶画面がちゃんと表示されなくなっていた電子レンジがとうとう一分ほでど必ずストップするようになり、オーブントースターもタイマーが止まるようになったので、奥さんと家電量販店へ。多くの機能があってもほとんど使わないということは既に学習済みなので、どちらもシンプルな機能のものを選んだら、想定していた金額の半分以下で済んで、奥さんが結構テンション上がってる。 俳優のは樹木希林さん死去。「悪人」「東京タワー」「あん」など、登場場面がことごとく印象深くて、作品の値打ちをぐぐっと上げる名女優さんだった。ご冥福を。 2018.9.17(月)敬老の日
この日の「激レアさんを連れてきた」で紹介された、弁当販売をするパートのおばさんからスタートして、「当たり前のお客様目線」を大事にしたことで年商10億円を達成したミウラさんの話、小説化するなら担当させて欲しい。最後のオチもさわやかですばらしい。 2018.9.18(火)
DVDで映画 「アメリカン・ハッスル」 を観る。13年アメリカ、デヴィッド・О・ラッセル監督。FBIに身柄を拘束された詐欺師の男(クリスチャン・ベール)と愛人の女は、放免してもらう見返りとして新カジノ建設の利権にたかる政治家やマフィアを一網打尽にする計画に協力する羽目に。スポンサーとしてアラブの富豪をでっち上げて贈収賄などの証拠をつかもうとするが、マフィアのボスに疑われ、仲間割れも発生して……。実際の事件を題材にしているとのことだが、ハラハラさせる展開と意外な結末は脚色のお陰だと思う。主演のクリスチャン・ベール氏、出演作に応じて激やせしたり筋肉質になったりの人だが、本作では腹の出ただらしない体型を仕上げてきてる。 2018.9.19(水)
ガンで闘病中だった格闘家の山本KID徳郁氏が死去。16年冬に、甥の山本アーセン選手を倒した所英男選手がリング上からKID選手との対戦をアピールしたときはすぐにやるだうと思っていたのだが実現せず、あれれと思っていたのだが、既に闘病中だった様子。劇画の世界から飛び出したような強烈なキャラで軽量級の格闘技界を盛り上げてくれた功労者だった。彼の意志を継ぐ有能な選手がさらに出てくることを願いたい。 2018.9.20(木)
録画しておいた映画 「ロマンス狂想曲」 を観る。13年台湾、シエ・チュンイー監督。台湾で公務員をしていたガンプラオタクの青年が、いくつかの偶然などが重なり、中国大陸からやって来た勝ち気な女子の人捜しを手伝うことに。基本的にはラブコメだが、台湾と大陸の距離感が描かれており、人捜しを通じてさまざまな人生に触れるところは「家、ついて行っていいですか?」的な要素もあり。その他、主人公が先送りにしてきた問題と向き合うエピソードなど、予想外に人間ドラマがしっかりした作品で、ちょっと得した気分。 2018.9.21(金) DVDで映画 「アンコール!!」 を観る。12年イギリス、ポール・アンドリュー・ウィリアムズ監督。友達がおらず息子とも不仲の頑固な老人(テレンス・スタンプ)が、唯一素直に接することができた愛する妻に先立たれてしまう。やがて彼は、老人仲間と共に合唱コンクールを目指して練習していた妻に代わってメンバー入りすることに。プロットはいいのだがラストをもっとドラマチックにする方法があったのではないか。同じイギリス映画の「ブラス!!」にはそれがあったので心に刻まれる作品となった。もの書きを目指す人は両方を観てその差を知ると勉強になると思う。
2018.9.22(土) 今年のキングオブコントはダークホースの新人ハナコが優勝。ちなみに最も大きな笑いを取ったのはチョコレートプラネットの最初のネタ。相手の言葉に耳を貸さない態度によって笑いを増幅させる手法は、あの伝説のスネークマンショーを思い出した。ところであれほど面白いアキナやネルソンズがなぜ出場していないのか。出ていたら優勝にからんだと思うのだが。
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2018.9.9(日)
録画しておいた映画 「ザ・トーナメント」 を観る。09年イギリス、スコット・マン監督。富豪たちが大金を賭けての、プロの殺し屋たちによるバトルロワイヤルが七年ぶりに開催される。こういうアリティに難のある話に観客を引き込むためには登場人物のキャラ設定が必要となってくるが、本作はなかなかそこがちゃんとできていて、アクシデントで巻き込まれてしまった飲んだくれの神父、その神父を助けようとする女の殺し屋、殺しで快感を得るサイコパス、妻を殺した犯人への復讐を誓う前回優勝者など、ちゃんと描き分けられていた。もの書きを目指す人にとっては(好き嫌いは別にして)意外と参考になる作品かもしれない。 2018.9.10(月)
テニスの全米オープンで女王セリーナ・ウィリアムズ選手を破って優勝した大坂なおみ選手は、ドイツ人コーチのサーシャ・ベージン氏との出会いによって急速に進化したといわれている。それ以前のコーチとは師弟関係だったがベージン氏は選手をやる気にさせることを最優先させる人で、ときおり急に集中力が切れてしまうところがあった大坂選手をひたすら励まして潜在能力を引き出したという。これで思い出したのがサッカー日本代表を決勝トーナメント進出に導いた西野監督。その前のハリルホジッチ氏が「つべこべ言わずに指示通りにやれ」という高圧的な態度の人物だったのに対して、彼は選手からの意見をよく聞いて双方が納得できる戦術を提案、モチベーションを高めて見事に結果を出した。最近は女子レスリング、アメフト、ボクシング、体操などで指導者側のパワハラが大問題になっているが、ベージン氏や西野氏のアプローチ方法こそが正しいコーチングのあり方だということを証明してはいまいか。日本でスポーツは学校教育の一環として取り込まれた経緯があり、先生から教えてもらうもの、先生の言うことに従うもの、という考え方が定着してしまったことが病の根幹だと一部の専門家は以前から指摘している。 2018.9.11(火)
録画しておいたアニメ映画 「メアリと魔女の花」 を観る。17年、米林宏昌監督、メアリー・スチュアート原作。森の中で魔法の花を見つけた少女が魔法大学の企みに巻き込まれる。過去のジブリ映画に酷似する設定や場面がふんだんに取り入れているところを、独創性の欠如と評するか、アニメファンへのサービスと受け止めるかは観る人次第か。残念ながら私は前者でありました。 2018.9.12(水) 垣谷美雨著 「遺されたものたち」 を読む。苦手だった姑が急死してしまい、独り住まいのマンションに出向いて遺品を整理する羽目になった五十代の嫁。業者に丸投げしたら百万円ぐらい取られるので自分で何とかしようとするが、夫は仕事が忙しくてあまり手伝ってくれない上に思い出の品を勝手に捨てるなと釘を刺してくる。しかもその部屋は四階にあるのにエレベーターがなく、遺品は換金できそうなものもなく、いざ作業を始めてすぐに後悔。しかも部屋には何者かがちよくちょく侵入している形跡が……。義母の遺品を片付けるだけで長編小説一本が成立するのだろうかと首をかしげながら読み始めたが、後半に入ると一転して意外な展開が用意されており、上手いなあと感心させられた。
2018.9.13(木)
ゲラ原稿をチェックしていたら「貶める」と「陥れる」を混同しているのではという指摘をされて、あ、ほんまやと気づく。「貶める」は見下す、さげすむ。「陥れる」は騙して窮地に追い込む。全然意味が違う。 2018.9.14(金)
録画しておいた映画 「ロボシャークvsネイビーシールズ」 を観始めるがたちまち睡魔に襲われて挫折。荒唐無稽な設定でもいいからせめて特撮部分はちゃんとやって欲しい。アマチュアじゃないんだから。 2018.9.15(土)
録画しておいた「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」をリクライニングチェアでぼーっと見ながらビールをちびちび。おじさんの健全な休日の過ごし方。 |
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2018.9.2(日)
録画しておいた映画 「リーグ・オブ・レジェンド」 を観始めるが荒唐無稽すぎてたちまち睡魔に襲われてしまい三十分で挫折。第一次大戦を起こそうとする武器商人一味と戦う冒険家や科学者のチームの話で、透明人間とか不死身の男とかもいたようだけれど、全く興味を持てず。 2018.9.3(月)
録画しておいた映画 「キャプテン・フィリップス」 を観る。13年アメリカ、ポール・グリーングラス監督、リチャード・フィリップス、ステファン・タルティ原作。食料などの援助物資を積んだアメリカの貨物船がソマリア沖で海賊に襲撃され、さまざまな手段を駆使して抵抗するが船長(トム・ハンクス)が人質に。米駆逐艦が到着し身代金について交渉する一方、特殊部隊シールズが出動。実話を映画化しただけあって、普通のサスペンス映画とは別次元のテイストで、海賊側の事情や仲間割れ、米軍側の動きなども克明に描かれている。貨物船が武装できない理由なども示しておけば観客により親切になったと思う。
2018.9.4(火) 録画しておいた映画 「君の膵臓をたべたい」 を観る。17年、月川翔監督、住野よる原作。難病の少女とおとなしめ男子の青春恋愛ドラマって苦手だなあと思いながら観始めて、気がついたら泣かされていた。後半も驚きの展開が用意されて、十数年後の設定での締めくくり方も上手い。原作は大ベストセラーになった小説で、コミック化やアニメ化もされているとのことだが、もともとは某賞で落選した後で小説投稿サイトに投稿した無名の作品が評判を呼んで大きなうねりを起こすことになったとのこと。ちなみに原作者さんは男性。
2018.9.5(水)
警察小説の分野で活躍されている作家さんの新作短編をいくつか読んだが、警察内部の詳細な描写には感心させられる一方、ストーリーの方は新ネタ作りに苦労されているような印象を受けた。そろそろ警察小説ブームも下火となり読者の興味が「専門職の人たちではない、普通の人たちのお仕事小説」に移行して私なんぞに出番が回ってくるんじゃないかとひそかに期待しているのだが、こういう希望的観測はたいがい外れる。 2018.9.6(木)
北海道で未明に大型地震、液状化現象や停電で大きな被害が発生しているとのこと。日本政府は長い間、地震の予知に予算をつぎ込んできたが、実際には予知なんかできておらず、そもそも予知ができたとしても地震を防ぐことができるわけではない。一部の専門家はずっと前から、地震が起きたときに被害をできるだけ軽減するためにみこそ予算を使うべきだと主張していたはず。 2018.9.7(金)
焼き鳥移動販売をしながら男手一つで娘を育ててる津上さん、いいお相手が見つかったようでよかったよかった(九州のローカル放送の話です)。津上さんの娘さん、福岡のローカルタレントになったら人気者になると思う。 2018.9.8(土)
録画しておいたアニメ映画 「聲の形」 を観る。16年、山田尚子監督監督、大今良時原作。小学生時代に耳が聞こえないクラスメートの女子をいじめた後、逆に自身がいじめられる立場となり、人の顔を見ることができなくなった高校生男子。彼は自分がやったことの重さを思い知り、手話を覚えた上でかつていじめた少女と再会、互いに気を遣いながらも心を通い合わせるようになるが……。私がこの手の設定を与えられたら、数年後に何かの分野で活躍するようになっていじめた奴らを見返す的な話にしてしまうところだが、この物語ではそういう単純な形にはせず、さまざまな立場の人間の立場を丁寧に描いている。でも、個人的にはやっぱりあの少女には、再び現れたいじめ少女を今度はボコボコにやり返して欲しかった。家族も友人も、彼女がもっと強くなるためにこそ世話を焼いてあげて欲しいかった……。原作はコミックで、若いコたちからはかなりの支持が集まっている様子。しかーしそんなことより、冒頭でいきなりザ・フーの「マイ・ゼネレーション」がかかったので、びっくらこいたぞ。ちなみにザ・ローリングストーンズのボーカリスト、あのミック・ジャガー氏はかつて、諸事情であまり会う機会がなかった娘さんをザ・フーの最後のコンサートに連れて行って「このバンドのことだけは知っておいてくれ」と伝えたとか。このアニメ映画を機に若いコたちにザ・フーのことを知ってもらいたいものだが、なんで主題歌に使われたんだろうか……。 |
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