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以前、テレビ番組に出ていた、頑固親父っぽいカレー屋の店主が「客には水を出さないし、
欲しいと言われても飲ませない」と言ってました。せっかく作ったカレーのスープが、
水を飲むと胃液が薄くなり消化に良くないからだとか。
胃液が薄くなって消化に悪いから、食事中にお茶や水を飲んではならない。 でも、これは実はガセネタ。もちろん、あまり噛まないで水で流し込むようなことをすれば、
内臓に負担がかかり消化力が落ちるに決まってるのですが、それは噛まないことが原因であって、
水分補給が悪いわけではないのです。
例えば、ご飯とお粥は、どちらが消化にいいか。 もちろんお粥です。そんなこと誰でも体験で判ってることですよね。
半生の中華麺をそのままかじるよりも、ゆでた中華麺の方が消化にいい。これも当たり前。
病人がしばしば流動食を摂るのも、水分を多く含んだ食べ物が内臓の負担を減らしてくれるから。
力士が体重を増やすために、ちゃんこという汁物料理を重視するのも、実は汁物であることがポイント。
ね、ちょっと考えてみれば判ることなのに、なぜか俗説がまかり通ってる。
食材に水分が多い、潤いがあるということは、消化を助けてくれるのに。
結論。食事中にこまめに水分補給をすれば、胃もたれや胸焼けを抑えることができるのです。 年末年始は何かと飲み食いしてしまいがち。胃腸のためにも食事中には水分補給を。
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健康法
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諸橋轍次という漢学者がいました。三十年ほど前に亡くなった方です。
彼は、子供の頃から病弱で、長生きできないことを覚悟していました。
大人になってからも、肺炎、肋膜炎、百日咳などに苦しんだそうです。
しかし彼は、九十九歳まで生きました。医者からは、三十代の内臓だと言われたそうです。
もともと身体が弱かったはずなのに、いかにして長寿を全うしたのか。
一つは、研究への意欲だったと言われています。四十を過ぎて膨大な辞典の編纂を始めますが、 戦争ですべて消失。しかし彼の執念は消えることなく、七十歳にして第一巻を刊行したそうです。
人間、やるべき目標があれば、生命力も高まろうというものです。
でも、実は彼の長寿を支えた健康法があったのでした。寝ることです。 身体が弱いことを自覚していた彼は、具合が悪くなると無理をせずに寝ることにしていたのです。
何度病気になっても、そのたびに寝て身体を休め、自然治癒を図ったわけです。
その気になれば誰でもできる健康法です。しかも、考えてみれば実に理にかなってる。
風邪を引いたら薬を飲んだり注射を打って仕事を続ける。徹夜続きでも頑張って仕事をこなす。
それが美徳とされる国ですからねー。でも、そういうことをやってると、いつかガタがくる。突然に。
疲れたら休む。具合が悪くなったら休む。実はそれが、身体の自然治癒力を高める練習にもなるのです。
では、おやすみなさい。ZZZzz……。
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四十を過ぎた頃から、脂っこいものを食べ過ぎると、ひどい胸焼けをするようになりました。
もう、気分が悪くてねー。カレーやシチューなんか、普通の一人前を食べただけでも駄目でした。
年を取ったら内臓の消化力が落ちるものだ、仕方がない。そう思ってあきらめていたのですが、
この胸焼け問題を簡単に解消する方法があったのでありました。
胸焼けの正体は、逆流性食道炎。胃液が逆流して、食道の粘膜を痛めつけるのです。
では、なぜ胃液が逆流するのか。実は私、よかれと思って食後はしょっちゅう横になってました。
食べてすぐ寝たら牛になる、と言われてますが、牛みたいにでかくなるのなら上等、
ぐらいの感覚でした。もともと私は、こうしですしね。
食後は内臓に血液を送らなければならないので、身体を動かしたり頭を使わない方がいい。
一応、正論ではあります。でも、横になってしまうと、胃液が逆流してしまいやすい。
ではどうすればいいか、というと、リクライニング状態になればいいのです。
そのことを知って以来、食べ過ぎたなー、と思っても、胸焼けは全くなくなりました。
案外、簡単なことに気づかず、一時期は悩んでおりました。
ちなみに私は、リクライニングベッドというしゃれたものは持ってないので、
箱や板を使ってこしらえた傾斜の上に布団を敷いてます。三十度ぐらいの傾斜かな。充分に快適。
食後三十分、リクライニング状態で仕事の段取りを考えたり、ぼーっとしたり。
胸がむかむかしなくなって、リフレッシュできるので、決して無駄な時間ではないのであります。
自宅で仕事をするからこその小さな贅沢ですな。
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朝から丼飯を食えないようでは、でかくなれない。
朝は王様の食事、昼は王子様の食事、夜は乞食の食事が身体によい。
そういった俗説をずっと信じて、無理して朝食をたくさん食べてきました。お陰で、でかくなったけど。
しかし、四十を過ぎると、朝にいっぱい食べてしまうと、仕事のエンジンがかかりません。
眠くなるし、胸焼けになることもあるし、血液が内臓に持って行かれて、頭が働かない。
午前中は空腹にした方が身体の解毒作用が促進されて体調がよくなる、という説があります。
その説を確かめようと、今年に入ってから、朝は紅茶、バナナ一本、ヨーグルト200mlにしました。
確かに、おなかがもたれず、食後すぐに仕事モードに入ることができます。
朝が控えめな分、昼食をがっつり食べても、全然もたれない、という予想外の効果もありました。
それに、もともとおなかがゆるくて下痢体質だったのが、改善されました。
ヨーグルトに含まれるビフィズス菌のお陰?
いやいや、きっとバナナに含まれるオリゴ糖と食物繊維の効果が大きいのだと思います。
乳酸菌は、実は胃酸でほとんど死滅してしまうのですが、オリゴ糖はちゃんと腸まで届いて、
善玉菌を増やす栄養素となるのであります。食物繊維は、便の形を整える役目があります。
でも一つだけ問題が。私、バナナの味も食感も、どーしても好きになれません。
もっと歯ごたえがあって、酸っぱいバナナ、品種改良で作ってもらえないものか。
ちなみに、マサイ族の男たちは、自家製のヨーグルト飲料が主食で、ほとんどそれだけの食事だそうです。 それであの身体能力。ブルガリア人の長寿の秘訣としても知られています。ヨーグルトあなどるなかれ。
あと、バナナが主食の東南アジアの人たちは、陽気でくよくよしない人が多いようです。
大洪水で家を失っても、ボートを調達して、笑顔で品物を売って回ってるおばさんをテレビで見ました。
バナナによって腸の免疫作用が高くなることと関係あるような気がするのですが、どうなんでしょうかね。
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寒い日の朝などに、大腿(ふともも)の裏側やふくらはぎ、足の指などが、つることはありませんか。
足がつるというのは、足の筋肉が急激に収縮して、元に戻らない状態のことです。
私の場合は、大腿の裏側と足の指が、つってしまいます。「ギブアップ」と叫びたくなる痛みです。
特に大腿の裏側のときは、ひどいんです。ごめんなさーい、と意味もなく謝りたくなります。
最近、テレビ番組で、足がつる原因と対策法について、紹介していました。原因は、
① 水分不足
② 冷え
③ 筋肉疲労
だそうです。だから寒い日の明け方になりやすいわけです。寝ている間に身体の水分が蒸発し、
温度も下がっている状態ですからね。しかも私はウエイトトレーニングや立禅をしているので、
筋肉疲労はいつものこと。
でも、納得している場合ではありません。基本的な対策は、
① 就寝前に水分をしっかり摂っておく(トイレが近くなるけど)。
② 厚着をするなど、下半身を温めて寝る。
③ 筋肉の疲労回復に効果があるビタミンB系のサプリメントを摂る。
といったところでしょうか。
あと、アキレス腱が縮んでいる状態は、足がつりやすくて危険なのだそうです。
なのでアキレス腱が伸びている(寝ているときにつま先が真上を向いている状態)と、つりにくいのです。
これは、アキレス腱が脚(足)の筋肉を制御するセンサーの役割を果たしているからだそうです。
アキレス腱が伸びているときは、センサーがオン、縮んでいるときはオフの状態。
なので、寒い朝に目覚めたら、まずは布団の中でアキレス腱を伸ばすようにすると、
つりにくくなる、というわけです。
私は目覚めたら三十秒ぐらい、布団の中でアキレス腱を伸ばすようにしています。
そうすると、確かに、つらなくなりました。お試しを。
なお、足がつる人の中には、閉塞性動脈硬化症のケースもあるそうです。 脚の中を流れる動脈が血栓などによって血液循環が妨げられ、徐々に脚が壊死してゆくような症状です。
このケースだと、上の三つの対策だけでは問題解決にならないので、病院に行きましょう。
足の裏が白くて血の気がない、とか、左右の脚の太さが違いすぎる場合などは、可能性大なんだそうです。
実は毎年、数万人単位の人がこの症状で足を切断しなければならないとか。こわっ。
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