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(その1からの続きです。)
ヒノキガタアから1159m峰へ向かって登って行くと,
徐々にアカヤシオが現れるが,1150m前後は終盤で,
落花は,然程見られないモノの,花自体は盛りを過ぎている。
とはいえ,花付きの良い株が多いから,多少,傷みはあっても
やたらと足止めを食ってしまうのも,事実なのだが。
一度,丸山との鞍部の1100m付近では,花も見られなくなるが,
丸山の山頂に近付くほど,状態が良くなって,
後半戦では,一番キツイ登りをこなすと,
丸山山頂に到着(15時12分)。
既にこの段階で,大木戸山15時の目標を軽く上回っている。
大木戸山の後ろに三ノ宿山。
大木戸山の登り返しでは,さすがに波状攻撃も
終わりだろうと思ったら,
再び山頂に近付くほどに,花数と満開の株が増えて来て,
大木戸山頂もアカヤシオに彩られていた。
そして大木戸山山頂に到着(15時39分)。
結局,予定より40分オーバーといったところだが,仕方なかろう。
取りあえず,此処から林道に降りるのに,1時間半もあれば十分だろうし,
林道に降りてしまえば,真っ暗になろうと問題は無い。
ということで,山頂で10分ほど休憩して,下山にかかることにした。
スッカリ天気が回復した,女峰山。
ところで今更ではあるが,薬師岳というか,
5組のハイカーとすれ違って以降は,誰一人会うことはなくて,
アカヤシオを一人占めすることが出来た。
一度,南東へ向かった後,南へ向かい,1270m辺りから
南南西の尾根を下って行く。
木の根の蔓延った,ヤセ尾根を下って行くと,
株は少ないが,状態の良いアカヤシオが現れて,
最後まで目を楽しませてくれる。
岩混じりの尾根を降りて来ると,平坦になった1100mに有刺鉄線。
この辺りでは,大小松尾根にも張られていたが,
引っかからないように,注意しながら脇を下って行く。
有刺鉄線に沿って下って行くと,左手前方が開けて,
一つ目の平坦地は,少し展望が悪いので,
二つ目のカヤトに覆われた平坦地へ降りて行く。
すると,雪田爺様に教わって以来,
お気に入りとなっている展望地に到着(16時16分)。
此処まで来てしまえば,林道はわずかな距離だからと,
最後の休憩をとることに。
左手に,六郎地山。
右に,夕日岳。此処から眺める夕日岳は,何度見ても素晴らしい。
結局,20分ほど休憩して,16時35分に下山を再開。
南南西の尾根から,南の尾根に乗り換えて下って行く。
やがて周辺は自然林から植林に変わって,
尾根をそのまま,南→南南西と下れば,
尾根の末端に行き着くが,
植林の中に見つけた,林業作業用と思しき
ピンクテープが気になって,そのまま追ってみると,
途中,右手の沢型に引き込まれるが,
伐採木が放置されているために,歩きづらくて。
それでも,テープを追いかけて行くと,
予定の尾根より,西に2つずれたが,
橋の袂から林道に降りることが出来た(17時03分)。
あとは駐車場まで,のんびりと戻るダケ。
それにしても,思った以上に時間がかかったとはいえ
十分,アカヤシオを堪能出来たなぁ〜。
あとはもう,わざわざアカヤシオを
追う必要もないだろう。
そんなことを思いながら,
何故か翌週も
アカヤシオを追うことになるのでした |
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「山」書庫の記事一覧
- 棒滝とナル滝を見物して,本沢左岸尾根から大木戸山へと周回したが,薬師岳から丸山の稜線は,アカヤシオの海のようだった♪(その1)
- 天空回廊のアカヤシオ見たさに,黒沢両岸尾根で周回したが,左岸尾根と右岸尾根は,随分と対照的な尾根だった(その1)





こんばんわ。
ちょっと時期は違えど、近くでヤシオを堪能なさったのですね!本沢林道は入っていないので次回の参考にさせていただきます。静かなところで花を愛でるのは格別ですよね♪
みー猫
2019/5/15(水) 午後 8:57
こんばんは。
なるほど、瀑泉さんの「お祭り」と「海」の違いがわかりましたよ。部分集中型と全体密度型といったところでしょうか。
ぶなじろうさんが4月28日に大木戸山、三ノ宿山を歩かれた記事を拝見しましたが、掲載写真を見ながら、ツボミが多いながらも咲く密度は濃いなと思っていましたが、瀑泉さんが行かれたのがその6日後。まさに盛りのタイミングでしたね。海と表現されてもおかしくはないですね。惜しいのは、青空がないことでしょうか。天気が良かったら、もっと大海だったかもしれませんね。
ふと感じるのは、今年は例年同様の咲きっぷり、そして昨年よりは進度が遅いような気がしてしまいます。足尾の1,700〜2,000mあたりは、もしかすればこれからなのでしょうかね。
つかぬことをお尋ねいたします。かねてから、機会があれば、棒滝とナル滝は見たいと思っていますが、地形図では、その間に尾根があり、沢の分岐まで戻らないと両方見られない感じですが、瀑泉さんの記事の表現では「左に崩壊地を見ながら云々」とあります。棒滝からあっさりとナル滝に行けるものなのでしょうか。
[ たそがれオヤジ ]
2019/5/16(木) 午後 10:50
みー猫さん♪
みー猫さんが歩かれた,ほぼ一週前ではありますが,禅頂行者道,歩いて来ましたヨ。
前回は,ちょうどみー猫さんが歩かれた状況と同じで,薬師〜夕日が盛りの時季に歩いたのですが,今回は,大木戸〜薬師にターゲットを絞って歩いてみました。
ちなみに,今回は凄かったですヨ。あまりの花の多さに,時間ばかりかかりました。
本沢林道は,大小松尾根だけでしたけ?σ(^^)は,沢・尾根を含めて,アプローチの良さから此方ばかり歩いています。
2019/5/17(金) 午後 0:18
たそがれオヤジさん♪
滝から説明させていただくと,地形図に棒滝とある滝マークは,実際は,ヒノキガタア滝で,実際の棒滝は,それより遥かに手前の780m付近にありますヨ。
そのため,中間尾根をショートカットするにもホンノわずかで,二俣の奥に見える本沢の最終堰堤の上に降りられる程度です。
「左に崩壊地」というのは,本沢の連瀑帯の手前にある崩壊地の話ですヨ。
それと,ナル滝は,両岸が切り立ったゴルジュ地形にあるので,中間尾根をショートカットして降りられるような場所ではありませんヨ。
ちなみに,棒滝上流のヒノキガタア滝や三段滝は,
https://blogs.yahoo.co.jp/mtjhs097/32008243.html
を参照いただければと思いますが,今は,ヒノキガタア滝上流に降りるには,ロープは必須だと思います。
(下へ続く)
2019/5/17(金) 午後 10:55
(続き)
で,肝心のアカヤシオですが,海と称したのは,薬師〜ヒノキガタア手前まで,延々と集密したアカヤシオが続いていたからなんですヨ。
でも,写真では,どうしても上手く写せなくて。此ればかりは,実際に目で確かめていただかないとダメなようです。
今年は,例年に比べたら遥かに遅いのは間違いないですネ。
ふみふみぃさんの言葉を借りれば,霜にやられなかったヤツラは(概ね1300m以上は),例年並みに綺麗な花を咲かせているようです。
それと,今週末はおそらく日向で1,700〜1900m,日陰で1500m〜1700mくらいじゃないですかネ。なので,塔の峰辺りは,まだ楽しめると思いますヨ。
それにしても,今回は,天気が悔やまれるケド,反面,天気に救われた気がしますヨ。此れで晴れていたら,間違いなく日没デットエンドでしたから。
2019/5/17(金) 午後 11:04