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ありふれたすね。

離婚であったり、家族の病気であったり、経済的な困窮であったり、ご近所トラブルであったり、はたまた、善き人との出会いであったり、日々当たり前に与えられているつもりでいる健康であったり、まぁ何ていうか、日常。

誰にでも起こりうることで、それを聞いても、へぇそうなんだ。大変だね。良かったね。くらいのことで済ませてしまうこれらのこと。

しかし、その内容は様々で、同じ離婚や病気、困窮、トラブルでも理由、状況、それによって影響を受ける人の数、深刻さ、不快の大きさ、何より本人に与える影響はそれこそ様々。

順風満帆、最初から最後まで何事もなく人生生き抜いた。何て人は恐らく皆無で、誰にだってどこかのタイミングで挫折躓きはあったはず。その大小の差こそあれ。

その反対に良いこともたくさんあったはず。進み難い道の途上、あと少し、ここを乗り越えれば、ってところで背中を押してくれる人がいたり、就いている職業が時代に合ったり、どうにも手に入らないと思っていたものが手に入ったり。

そんな、人に話してしまえば、へぇ。そう。で済まされてしまいそうなこと、ちょっとした人生の起伏。

偉い人がこう言った。とか、世界は今こう。とか、宇宙はどう。とか、

そんなことより、ちょっとした人生の起伏、それが気になる。

以前からそうだけど、ファンタジーより、リアリティ。

大げさなものより、生活に寄り添ったテーマ。

そんなものが、合うみたい。そういう時期なのかなんなのか。

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「海のふた」  2014年  日本 監督 豊島圭介

東京での生活に疲れ、若者が陥る自分探しに見事ハマった主人公。

田舎に帰ってかき氷屋をオープン。

どこか夢見がち。それは仕方ない。それが若さ。

たまに勘違い思い違いが、現実を超えることもあるから、一概にそれを間違いだともいえない。

やってみればいいのだ。やりたいことがあるうちはやってみればいい。

僕の周りなど、やることがなくて困っている人間ばかりだ。

年を取ると、やれることが減っていくことは仕様がないが、意欲や情熱も薄れる。

ポケモンGOに夢中になるくらいなら、かき氷屋をやる方がくらべることも馬鹿らしいくらいマシだろう。

この作品、際立って物語らしい物語はないのだけど、こんな感じあるよな。こんなもんだよな。

何気ない中でも皆頑張って生きているんだな。なんて、殊勝だけど、どこか腑抜けた感想ばかり出てくるw

でも、こんな感じも嫌いじゃない。時期的なものか。

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「グッドストライプス」   2015年  日本  監督 岨手由貴子

倦怠期のカップルが、妊娠をきっかけにしょうがないから、結婚しちゃう?みたいになって、

お互いの実家に挨拶に行った際、相手のこれまでの人生、出会うまでの人生を知ったり、相手家族との交流により、お互い相手への理解を深めていく。んで、よし、頑張ろう。

みたいな。

どこにでもいるちょっとだめ男と、ちょっと痛い女のカップルの、どこにでもある話だけど、

このどこにでもある。ってところが、何か良い。と思うのは時期的なものか。

そう思いました。














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