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小説をそのまま漫画にした作品はたくさんありますが、
活字で読んだときに感じた世界観を、漫画にされることで、何だかその画に限定されるようで、
好きではありません。
物語のベースは原作にありながら、舞台は現代ということで、
あの話が現代に時代を置き換えたらどうなるんすか?
みたいな興味で読んでみた作品がこの二つ。
「罪と罰」 落合尚之
これは言わずもがなのドストエフスキー原作。
時代を現代に、舞台を日本に移した作品。
期待せずに読みましたが、面白かったっす。
原作を読んだのがもう15年ほども前のことで、話をほぼ忘れているということもありましたが、
別の話として新鮮に読めました。
遠回りして当たり前の事に気づくという、人間の哀しい愚かさがよく表現されてたっすね。
そして、もう一つが
「人間失格」 古屋兎丸
これも日本で指折り有名な小説が原作。
一時期、太宰に傾倒したことのある僕にはスルー出来ませんでしたね。
これも、時代を現代に移した作品。
最初は現代劇にするには無理がある、と思いましたが、読み進むにつれ
グイグイ引き込まれ、最後まで一気に読みきりました。
心象風景を描くのがすごく上手いっすね。
この人の漫画は「幻覚ピカソ」も好きです。
おもろいっす。
そう思いました。
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2011年11月15日
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