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ひみずすね。

思春期の頃といえば、誰しも強烈に目覚め始めた自我に捕らわれて、とにかく誰かに認めて欲しい。
 
カッコいいって言われたい、強いと思われたい、賢いとまではいかなくともバカと思われたくない。
 
あらゆるマイナスを排除して、万能感に浸り、世の中は自分中心に回っていると思いたい。
 
こっちはそっちのことを考えないけど、そっちはこっちのことを考えろ。
 
「お前のものは俺の物。俺の物は俺の物。」
 
「退かぬ、媚びぬ、省みぬ!」
 
みたいな帝王エッセンスの強いエゴを持ったりする。
 
同世代は、皆が皆思春期、見て欲しいばかりで、見る人というのが周りにいないから、見て欲しいの群れから抜け出すためには、人と違った奇異な行動を取って衆目を集めるしかない。
 
で、一番簡単で手っ取り早いのは、盗んだバイクで走り出したり、夜の校舎窓ガラス壊して回ったり、くわえタバコでは普通過ぎるんで、カンカンに有機溶剤なんか入れてスーハーとか、今なら脱法の香草とか、人の道に外れること。
 
大体が単なるアホなんすけど、ごくまれに、本当の苛立ちや寂しさ苦しさから、上記の行動に及ぶ人もいたりして、そういう類の人の悪行はどこか悲哀を感じさせたりもする。もちろん美化したらいかんですけどね。
 
イメージ 1
 
 
「ヒミズ」  2012年  日本 監督 園子温
 
一体、自分は何者なんだろう?何のために存在して、何をすればいいんだろう?
 
強い自我と、アイデンティティの喪失に苦しむ十代半ばの思春期。
 
本来なら、家族の愛情、友人関係、おませさんなら恋人。
 
いろんなところに、居場所を見つけて、その苦しみは緩和されていく。
 
でも、いろんな状況が複合して、居場所を見つけられない人がいた場合、その人は、人の行かない場所に行くしかなくなる。
 
居場所を見つけられない青春の狂気。
 
主役二人の熱演も相まって、胸がひりつく。
 
頭では理解し難い狂気がそこにはある。でも、感覚には伝わってくる。
 
何故かは分からないが、こみ上げてくるものがあった。
 
不思議な感動。
 
これもまた。
 
善哉。
 
イメージ 2
 
「MORINAGA ダース/ソルト」
 
ロレーヌ産岩塩使用と箱にある。
 
どこの塩だか知らないが、横文字がチョコに合いそう。
 
これが伯方の塩使用、なら少し買うのを躊躇したかもしれない。
 
これも横文字コンプレックスすよね。
 
多分、伯方を使っていても、「うん?・・これはロレーヌじゃないね?」とか
 
分かるわけないんすけどね。美味かったすよ。ロレーヌ。  85点
 
そう思いました。

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