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たいようこうすね。

今日のことですよ。
 
朝夕だいぶと涼しくなったとはいえ、まだまだ暑い昼日中、折角の休みだけど、外に行く気もせず、行くところもない。
 
ソファに寝転がって、これ以上ないくらい全身を弛緩、ヘドロです。ヘドロクラスのダレっぷりで、だらけていたんですね。
 
いつも暇な時そうするように、世界の平和や、朝ごはんにバナナを食べることの効能なんかを薄ぼんやり考えていたら、さっきまで寝てたのに、またも睡魔が。
 
ウトウトきたところに、遠くピーン・・・ポーンと間延びしたインターホンの音。
 
エラく間の抜けた音だね。とか思ってたら、もう一度。
 
おっ!これうちのインターホンだね。って呆けた意識が戻ってくる。
 
で、「はい。」って出てみると、
 
「今日は工事の挨拶に伺いました。」とモニターに鼻の下によくもまぁそれだけ・・ってくらい汗をかいた、チャゲアスのチャゲじゃない方を太らした感じのオッサンが。
 
となりの分譲地の工事のことと了解した僕は、「ハイハイ、了解しました。やってくださいよ」って言ってインターホンを切ろうとすると、
 
チャゲじゃない方が、「ちょっと、お話を聞いて欲しいんですけど・・」ときた。
 
工事に関する車の交通の何やとか、かにやとかかなと思って、すっごく面倒だったけど、玄関に行き、ドアを開ける。
 
すると、チャゲじゃない方「今日は太陽光発電の説明に伺いまして、こちらのお宅・・・」と何の前触れもなくマシンガントーク。
 
「ちょい待て、工事の挨拶でしょ?太陽光と何の関係があるんですか?」って僕。
 
「ですから、太陽光発電の工事の説明にですね・・・」
 
「ちょい待てって、オッサン、工事の挨拶って言ったよね?挨拶って言ったら、もう工事することが決まってて、それに対する騒音とか、人の出入りで迷惑かけるかもとかってことでしょ?」
 
「いえいえ、こちらのお宅に太陽光発電のシステムをうんたらかんたら」
 
・・やられた。
 
「いや、もういいです。」
 
チャゲじゃない方の説明をぶった切って言う。
 
するとチャゲじゃない方、「説明だけでも、あとできれば見積もりなんかもさせていただければ・・」とか。
 
呆れた面持ちでチャゲじゃない方を見つめること数秒、意を決して、
 
「・・・・ん〜、よし!僕も男だ!ドアを迂闊にも開けてしまった僕にも非がある。だから、説明は聞いてやろう。見積もどうしてもやりたければやればいい。でも、オッサンの説明で、えぇっ!太陽光発電、めっちゃイイやん!!ってなっても、オッサンのところでは絶対に頼まない。ドアを開けさせる手段が既にしてペテンな営業をやる会社に、誰が頼むと思う?ドアを開けさせるのが、オッサンの仕事なら、今日のやり方でいいだろうけど、オッサンはその先にお金の絡んだ話を初めて会う人としなくちゃいけない。あんな誠意のない訪問の仕方でドアを開けさせての初対面、その先があると思うか?だから、太陽光がいかに優れものでも、オッサンのところには頼まない。それでもいいなら、幸い今日は僕も休みで時間がある、オッサンの術策に篭絡されてドアを開けてしまった僕の負けだ!絶対にオッサンのようなペテン師からは物を買うことはないけど、説明したいなら聞いてやる。さぁ、存分に太陽光の素晴らしさを話せ!興味を持ったら他社から買う!さぁ、話せ!」
 
と男らしく宣ったら、
 
チャゲじゃない方、「・・・いえ、もう、結構です、失礼しました。」
 
って途方もなくテンションを落として言う。
 
名刺くらいは置いていけ。という僕の言葉にも、
 
いえ、すいません。と及び腰で、徐々に玄関から離れ、閉まるドア。
 
おかげで目が覚めた。
 
貴重な休みをまたもや寝惚けて過ごすところだった。
 
チャゲじゃない方のインチキ太陽光で、オレ発電。
 
その後少し散歩に出かけて、今帰宅。
 
って、何これ????
 
 
 
 

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