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「わるいやつら」 松本清張著。
お金にだらしない病院の二代目ボンボン院長が、金と女に翻弄されて、身を滅ぼしていく。
けっこう早めにオチが読めてしまってね、ミステリー的にどうなのよ?とかって思う。その後その読みが概ねハズレなく進んでいったんですけど、
ボンボン院長の終盤の落下速度がすごくて、全てが仕組まれていて、これまでやってきた悪事が次々に露顕していく様は、悪人の最期にふさわしい。
悪貨は良貨を駆逐するの言葉よろしく、後には彼を利用した悪人が社会に残る。
彼はより悪人に利用され駆逐されただけという。こわっ。わるっ。
わるいやつらといえばこの間、吊り上げと愉快な仲間たちが集まったことがありまして、そのとき、倍返しでお馴染みの半沢直樹が話題に上った。
そこに集まった4人、何と誰もこの視聴率40%のドラマを観てない。
驚きの半沢直樹、視聴率0%。
それでも、話題はそこから移動しない。
「あれって、倍返しやろ?倍返しってことは、一回やられるんやろな〜。」
「あ〜、そうやろな〜。一回やられてやり返すんやろな〜。」
「何やられるんやろ?」
「いや、分からん・・ってそもそも何の話よ、半沢直樹って。」
「銀行員の話らしい・・」
「銀行員って、何かやられるんか?」
「やられるんやろな。でないと、倍返しせんやろ?」
「銀行員ってことは、数字にうるさいやろうから、きっちり倍なんやろな。数字的に」
って、憶測ばかり。
ネット全盛のこのご時世、誰もググろうともウィキろうともしない。
わるいやつらだ。どこが?・・どこってのは言えませんけど、わるいでしょ。絶対。大事なとこが。
そう思いました。
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2013年11月06日
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