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ふくせんすね。

この間このブログでね、伏線がうんぬんなんて偉そうにほざきましたけどね、じゃあ、お前自身はどうなのよ?と鑑みた時にね、僕自身、メチャメチャ伏線張っておいて、回収してないことに気づいて、狼狽、穴があったら入りたい。
 
「海賊王にオレはなるっ!」ドンッッ!!みたいな大風呂敷を広げた訳ではないので、そこまで気に病むこともないのだけど、考えてみれば随分無責任にあちこちに伏線張ってるなと気づく。
 
「お〜久しぶり〜今度飯行こうよ〜」なんて調子好く言っておいて、そのまま放置なんてのは、朝飯前。飯だけに。こんなのは、社交辞令丸出しのただのお愛想のことも多いが、実際にコイツとは飯も行きたくないって人間には絶対言わないので、自分の中では伏線。
 
最近面白い本読みました?とか自分で聞いておいて、「あれ面白いから読んでみたら?」って言われて、「あっじゃあ読んでみますわ〜」っていかにもすぐ行くでオーラ出しておいて放置。
 
何か世話になって、「今度、お礼に飯でも奢りますわ!」って張り切って、お得なクーポン発行しといて、やはり放置。
 
いろんなところで伏線を張るだけ張って未回収。有言不実行。
 
無論、このことで困る人はいないだろうし、忘れている人もたくさんいるだろうけど、今、もし私の人生が急に終わったら、私という物語は、たくさんの伏線を残したまま終劇。悔い残るんじゃない?それ。地縛霊確定コースじゃない?それ。
 
人が紡いだ物語の伏線をあーだこーだ言う前に、自分の伏線を回収せんといかん。
 
これ読んで、「あっ!オレ吊り上げからお得クーポン貰ってるよ!」って人あったら、連絡ください。ってよく考えれば、このブログ、ほんの少しの人にしかやってること言ってないや。
 
ということは、僕の記憶が頼りか・・。
 
・・・むむむ。
 
どうも未回収に終わりそうです。って何これ????
 
イメージ 1
 
 
「海岸」   2011年  イギリス  監督 テリー・ジョージ
 
これわずか30分程度の作品なんですけど、しっかりドラマがあって、前半で広げた話をきっちり最後に終わらせる。しかも自然に。短い時間で。
 
素晴らしいっすね。
 
イメージ 2
 
 
「穴」   ルイス・サッカー著。
 
これも、巧みに張り巡らされた伏線が、最後に気持ちよく見事に回収される。
 
こういう話を読むと、作家ってのは本当に頭いいんだなと心底思う。
 
私の人生で、あちこちに垂れ流した無責任な約束、放り出した目標、夢、そんなものをこの物語のようにキレイに収束させることができたらな。と、どだい不可能な夢想に耽る。
 
人生が続く限り、吐かれる全ての言葉は伏線。
 
今日のこのブログもまた、何かの伏線。
 
と思えば、あまり無責任なことも言えないっすね。
 
怖っ・・・。
 
そう思いました。

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