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男子たるもの、己が乗る自動車のバッテリー交換くらいは自分で出来て当たり前。・・らしい。
ところが、僕は普段工場で働きおるくせに、機械オンチ。
当然、バッテリーなど交換出来ない。
そこでね、会社のパイセンにお願いしてね、ある日交換してもらったんすよね。
そのお礼と言ってはなんだけど飯でもおごりますわ、ってことで、家からわりに近い前から一度行きたかった中華料理屋に。
時刻は17時前、夕飯には少し早い時間。
店の前に着くと、準備中の看板・・。
むぅ、中休みか・・。ネットの情報ではそんなこと書いてなかったけど。
そう思い、取り敢えず何時からか聞きに行こうと、車を降りると、横にパトカーが。
二人のポリスメンが降りてきて、そのうちのひとり、この道数十年、自分の嗅覚に自信あります、よろしくです、みたいなタヌキに似たオジポリスが僕に、
「ハイ、ちょっといいかな〜。車の中見せてくれる?」と聞く。
「嫌です。」って言って、そのまま店に行こうとすると、「ちょ、ちょ。お兄さんすぐ済むから協力して」ときた。
「嫌です。」ってもう一度言って、行こうとすると、横にいた、先輩、どこまでもついていきますよろしくです、みたいなこれといった特徴もない若手ポリスが前に立ち塞がる。
うわぁ、これ、テレビでよく見るやつだww「その時、鬼の副島の直感が、何かを告げた、間違いない、手配車両だ・・」みたいなやつだ、24時のやつだww
「じゃあ、そこの店に何時から、開くのか聞きに行くから、そのあいだに見てていいよ。」って言い置いて、店に開店時間を聞きに行く。
で、17時からだと確認して、車に戻ると、まだポリスメンたちが車を調べてるww
「助手席もいいかな?」と聞くので、盛り上げるために「え〜助手席は勘弁してくださいよ〜」とか「何が出てきたらアウトなんですか?」とかちょっと拒む風味も出してみたり。
で、全部調べ終わって何も出てこない。そらそうよ。私は善良な市民ですから。
僕の外見はそら、只今絶賛ゴーチ感アップ中なので胡散臭いし、車だって、猫を3匹抱いた「ヤサブロー」と名乗る小肥りのオヤジから9万8千円で買ったボロ車だから盗難車に見えたのかもしれないけど。
「これで、終わりです、ごめんね〜」っておいオジポリス。オレはお前のツレじゃないんだけど?もう少し慇懃に謝辞を述べろ、バカ。
ちょっと腹が立った。
「オッサンさ、そのダメ嗅覚もっと鍛えないとねww泥棒を捕まえる仕事が、給料泥棒は笑えないね。ゴクローさまです。」
と余計な一言。
そんなこんなでたどり着いた、チャーハン。
他にいろいろ食べたんですけど、全部美味かった。
この店何食べても美味いのかも。
「香港亭」
「凶犯」 張平著。
中国人作家さんの本ですね。
地方の有力者とそこに赴任する公務員の、利権を介して結ばれる関係。
そこで行われる悪事にどうしても目を背けることができない、新任の公務員。
その村落全体をひとりで敵にまわして闘う。
壮絶を極める困難が主人公を襲う。
これ、実話ベースらしいですけど、
すごい話です。
彼自身も自覚していたけど、自分のやることなど小さなことだと。
ただ、その小さな正義の種が、どこかで芽吹いてくれればと。
素晴らしい考え方すね。
僕なんどはどちらかと言えば、小さな悪を行って、このくらいのちいさな悪の種など芽吹くまい。とか逆ベクトルのバカな考えをすることが多い。・・・ダメじゃん。こんなんだから、車を調べられるんだ。タヌキオジポリスに。
善哉。
そう思いました。
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