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けんとうぼんすね。

ここ最近読んだボクシング関係の本を数冊。
 
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「トレーナーはマル暴刑事」  山下正人著。
 
日本屈指の名王者長谷川穂積のトレーナーにして、真正ジムの会長山下氏が著した本。
 
読みやすさ、親しみやすさを重視したのか、関西弁の口語体で綴られる。
 
何事に対しても真摯に実直に向き合う山下氏の人柄に惹かれる。
 
ボクシングのトレーナーに求められるのは、技術論はもちろん多少なくてはならないのだろうけど、それよりは気持ちに寄り添ったもの、選手のメンタルを底から支える精神的支柱となり得るかどうか。有名なトレーナーは、皆概して精神性に優れた人が多いように思う。
 
ボクシング未経験にもかかわらず、世界王者になるような選手から、全面的に信頼を得るというのは、生半可なことではないと思う。
 
マル暴ってヤクザあいての刑事から、ボクシングのトレーナーという異色の経歴に目が行きがちだけど、彼の言葉で綴られる本書を読むと彼という人間の中で起こる自然な流れで、今の所に居るということがよく分かる。
 
ガンバレ、真正ジム!ってなったよ。
 
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「101%のプライド」   村田諒大著。
 
この間の八重樫VSローマン・ゴンサレス、女子供は除くとして、日本の全男子が観たと思われるので、少なくとも視聴率30%はいったろうと思っていたけど、結果9%・・・だと?ダメだな、この国の男はもうダメだ。アレ見ないとかもうダメだ、なぁ、ダメだな?ダメだろう?って妻に話を振ったら、「お前もな」とカウンター。
 
とあの素晴らしい一戦の前座で、意外な苦戦、スタミナ不足、ボクシングの粗い部分を露呈した金メダリスト村田選手のプロ入り決意前に書かれた一冊を読んでみましたよ。
 
様々な挫折を経て、金メダルに至るまで。
 
特にドラマティックな展開はないけど、彼はボクシングにすごく賢く接していて、練習も効率を常に意識してやっている。
 
ミドル級の世界チャンピオンは、途轍もない難事だけど、やり遂げてほしいなぁ。
 
ガンバレ、村田!ってなったよ。
 
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「リングの言霊」   岸田直子著。
 
これは、上記の村田自伝の中で、村田選手の学生時代の指導者が、この本からの引用でよく生徒たちを指導していたという記述を読んで、買ってみた、読んでみた。
 
ボクシングに魅せられた女性が著者。男性でもともすれば到達できないボクシングの持つ魅力の本質に触れた著者が、取材したボクサーの言葉を丹念に解説。
 
ボクサーの言葉がすごい説得力をもって伝わってくる。そらもう身震いするほど。
 
言霊の表記に偽りなし。「私はボクサーを職業だとは思っていない。それは彼らの生き方や闘い方の代名詞であり、強いて分類すれば、そういう生き物なのだと思っている。」
 
見事な一文です。これ以上なくボクサーという人間を言い表しているじゃないっすか。
 
こういう認識を持つ著者の一冊。良いものに決まっとります。
 
ガンバレ、全てのボクサー!ってなったよ。
 
善哉。
 
そう思いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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