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神様の言うとおり。
神様の声なんてそんなもの通常聞こえやしないけど、仮に聞こえたとして、そのとおりに生きたとして、それでそれはその人の人生と言えるだろうか。
第一、神様がその人個人に何らかのアドヴァイスを授けるなんてのは、不公平じゃなかろうか。本当の神様ならそんなことしないんじゃなかろうか。そして、いろいろな物語のなかでこの個人的便宜を図られるのは、大抵善人で、そこも少し引っかかる。神様の希望がこの世を善くすることなら、悪人にこそアドヴァイスが必要じゃなかろうか。
それに、神様が本当にこの世を善くしたいのであれば、お願いするのは神様の方ではなかろうか。
実は、我々が思うほど神様ってのはこの世のことなんか考えてないんじゃないか。
神様なんて胡散臭いものの声が仮に聞こえたとしても、僕はおそらくその通りにはしないだろうと思う。
幸も不幸も我が身一つ、命一個賭けて、甘んじて承けるのみ。
カンニングしてせいぜい50点くらいの人生ならば、真っ向勝負で0点の方が気持ちがいい。
みたいな思考の結果、他人様から見れば不幸にしか見えない(そうでもないのだけど)現状を作り出していて、物凄く辛い思いもしたし、これからも何だか良い目が出る気がしないから、説得力は無いに等しい話ですけど。
「神様の言うとおり」 2014年 日本 監督 三池崇史
何が何だか・・・。
神様の正体はイマイチはっきりしないし、目的もよく分からん。
GANTZ的な印象の話だったけど、
よく分からなかったかな。
「アオハライド」 2014年 日本 監督 三木孝浩
歯に衣着せぬ後輩「土足」が、
つりをに問う。
「つりをさん、再婚とか考えないんですか?」
むっ、離婚して昨日の今日くらいの短期間でこの質問をぶつけてくるとは流石は土足。
「今のところ、本田翼とのっち以外との再婚は考えてない。」
「ノッチってあの、オバマ・・・」
「そら、デンジャラス、このバカタレがっ。」
「ぶふっwwなるほど、考えてないってことかぁ」
「いやだから、本田翼とのっち以外って・・」
「ノッチって、あのイエスウィーキャン・・」
「だから、そら、デンジャラスッッ、このバカタレがっ!」
「ぶふっーwww」
この時、もう少し気力が充実していれば、叩いて伸ばしてのち丸めて市指定のゴミ袋に入れて、電柱の脇に置いておいたのだけど。
と言ったところの・・って何にも言えてないし、何だったら言わない方が良かった位の話の犠牲者本田翼が主演の作品ですね。
この手の青春恋愛物は、おぢさんにはこそばゆい。全身を無数の羞恥虫が這っているような。
家庭事情に起因する様々な労苦を背負って、若いくせに人生にくたびれたような影のある男子校生と、天真爛漫、優しさと底抜けの明るさを持った真っ直ぐヒロインの、よくある恋愛物。
大体ね、あれだけの事情を一人の高校生に背負わせるって、周りの大人が悪いよ。そして、それを真面目に背負おうとするお前もおかしいよ。無理に決まってるじゃないか。自分ひとりの責任もまだ取れない歳だよ。ほら、お小遣いあげるから、翼ちゃんと遊んでおいで。
なんて真っ当な突っ込みは、オッサンの証。
昔から思っていたけど、いい加減高校生を必要以上に大人に描くのをやめないか?とか。
そう思いました。
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