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強か。
「したたか」を漢字で書くとこうなる。
「ぶ・・ぶるーたす、マッ・・マジ?嘘っ!お前も?お前もやったんかい・・」
「敵は本能寺にあり〜、ってウケる、あの金柑頭が勇ましく宣うところ想像したら超ウケるwwって本能寺ってここじゃね?えっ、敵って、うそん、俺?マジ?え〜萎えるわ〜。」
みたいな側近中の側近、一番信頼を置いていた人間に、強か裏切られた今年の春。
春はあけぼの、正にこの出来事が夜明けとなり、時が経ち日が昇るに従い、明らかになりまくる裏切りの数々。
小さな頃から日本人の男なら、「女の子は守ってやらなくてはいけない、か弱い存在だから」。
よく考えれば、ただ言われたことを鵜呑みにして、自分で掴み取ったものでもないこの教訓。
頭のどこかで固定観念になって離れない。
特に疑うことなくこの考えで今まで生きてきたけれど、女というのは男が思う以上にずっと強いものじゃないだろうか。
仮に逆の立場で、僕が僕の受けた裏切りを相手にしていたとしたら、とてもじゃないけど、この長いあいだ隠し遂せることはなかっただろうし、途中で精神がどうにかなってしまっていただろう。そして事が露顕したあとはとてもじゃないが、罪悪感で生きていかれない気がする。
そう考えると、僕などよりずっと強い。
この先どうやって生きていくんだろうな。なんて心配も少しはしたけど、多分、僕などよりしっかりと強かに生きていくだろう。そう思って心配も止めた。次の被害者が出ないことを切に願うのみ。大体被害者が加害者のこれからを案ずるなんてのもおかしな話。
男が女を守る。当たり前に思われているこの事実を強かに利用して生きている女は、僕が思っているより随分多くいる気がする。
「イニシエーション・ラブ」 乾くるみ著。
随分前に誰だかにオススメされていたのだけど、ずっと読まずにいたものをようやく。
・・・こえー。女ってこえーよ。って思ったよ。
しかし、この作品の凄いところはその手法で、
ホントにこんなに最後の最後までオチが分からなかった作品はこれまでなかった気がする。
えっ!ハッ・・!そういうこと!?うわっ!
って読後なりましたよ。
全編に渡り若いカップルのベタベタが気持ち悪くて、何だよこれ、少女漫画かよ。とか思って読みすすめたのだけど、最後のうわっ!でミステリーに豹変、登場人物にそれまで感じていた純情さも有り得ない大きな影が覆い、いきなり深いところに突き落とされた感じで様々な思考が一気に溢れ出す読後感に報われる。あれもこれも全て伏線であったか・・と。
もう映画化されたんですかね?以前ニュースで映像化の話を見た記憶があります。
これ映像化可能なんですかね?すごく難しいと思うんですけど。
善哉。
そう思いました。
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2015年10月21日
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