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ほんに昨日のことでがす。

仕事終わりにN氏とラーメンに行ったわけです。

いろいろあった僕の近況を慮って、「最近どう?」と聞いてくれる。

「いやもう、笑い話にしつつありますよ。家事もやってみればどうってことないし、自己管理に関しては30年病気知らずのフィジカルが味方ですし、ご近所さんにも数人味方ができましたし、宅急便を受け取り損ねることが多いくらいで何も問題ないっすよ。」

「うん、そんな感じやな。顔からこの間までの不健康さが消えてきてるわ。」

周りにいらぬ心配をさせまいと小芝居こいて空元気を装っていたのだけど、僕の下手な小芝居などものともしない苦渋が顔相に出ておったのか。しかもそれを分かりつつ、僕の下らない冗談に笑ってくれていたのか。そう思うと、あまりの有り難さに上手く言葉が返せない。

「ふっ・・不健康って、ハハ、何言ってんすか、僕はずっと健康ですよ、10キロ痩せたけど。」

またあるとき、久方ぶりに会う友人と飯に行ったときのこと、

離婚に至るまでの顛末を、出来うる限り面白おかしくかいつまんで、あまりに衝撃の大きそうなところは避けつつ、さりとて要点はしっかりと抑えて話した。

「でや、他人の不幸は蜜の味、あっまいやろ、俺の話あっまいやろ!」と自棄気味のテンションで話すと、如何にも愉快という感じで、豪快に笑う友人。

いや、マジで笑われるとちょっと不愉快なんですけど〜。とか思っていると、

「でも、良かったわ」

「何がじゃい!このたわK!」何にもいいことなんかないじゃないか。と少し憤る。

「エアケーみたいに言うてくんな!いや・・うん、騙したのが相手で良かった。お前が騙した側やったら、俺、友達一人減ってまうところやった」

「お・・・」

この時もまた言葉が出てこない。くっさいこと言いやがって、昔からお前はそういうとこあるよな。そんなんだから人から熱いだの修造かだの言われるんだ。と頭の中に言葉は確かにあるのに声に出せない。

人間不信の今、一番堪えるのは人の優しさ。

この寒くなりつつある季節に寒くなる上に何だか分からない話を少し。

だって備忘録ですから。これ。

忘れたくないこと、いろんなことにいい加減な僕にだってそれくらいはあるんです。

ご容赦おば。

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「龍三と七人の子分たち」  2015年  日本  監督 北野武

お爺ちゃんたちが元気な作品。

引退した元ヤクザのお爺ちゃんたちが、地元を牛耳るハングレ集団に立ち向かうため、組を結成する。

高齢化社会がどんどん進むと、こういう爺さんたち普通に出てきそうですね。

親分と子分。

会社の上司と部下なんてサラリーを土台にした他人行儀な付き合いより、

ずっと色濃いものを感じます。

「昔気質」「古臭い」などと言い現代人が捨ててしまった大事なもの。そんなものが見えたような、

そんなような気が。

そう思いました。











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