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ねすとすね。

家から歩いていけるところに、焼き肉食べ放題の店がある。

近所の飲食店くらいは把握しておきたいので、いつか行きたいと思っていた。

ここ最近、人と外食に行くことが増えたから、どこに行こうか?なんて話になったときには、「あそこ行ってみようか?」なんて感じでそれとなく誘導するのだけど、そこを知る人には皆一様に、何故折角の楽しい外食の予定を立てているこの時に、その楽しみを阻害するような妙な提案をするのだ、ふざけるな味覚音痴め、行きたければ貴様一人で行け、みたいな険しい顔で「あそこは無い」とかなり強めの口調で断わられる。

そこで、そのそこを知る人たちに何がそんなにダメなのか聞いてみると、大体同じような答えが返ってくるのだけど、一言で言えば「シンプルに不味い」らしい。

そうか。不味いのか。しかし、その店は基本は焼き肉だが、寿司もおでんも炊き込みご飯、カレーなんかもあるらしく、それらも食べ放題に含まれる。肉がダメなら、それらを食べればいい。パンがなければクッキーを食べればいいじゃない。ほほ。みたいな考えで、折角そこを知る人からのネガティブな情報も、何故か僕の中では、絶対に行ってこます。という決意の方向にポジティブに作用してしまった。

さぁ、行くで、近々行ってこますで。と言ったところで、ご一緒してくれる人がいなければ行けない。何せ一人で外食ということが出来ないダメンタルの持ち主であるからね。お恥ずかしい話。

ましてや焼き肉の食べ放題に一人なんて、いける人がいっても変な感じになるようなところに、とても一人では行けない。

そこで、「あの男に連絡だ。」と連絡したのは、安定の狂拳。

この男は、食べ物にうるさい。

うるさいが、それは本当の意味でただうるさいだけで、グルメでもなんでもない。

うるさく何でも食う。食べ物にうるさいのではなく、食事中うるさい。が正しい。

何事も経験だ。自分の世界を拡げたければ、自分で動くしか方法はないのだ。

思い込みは人生の障害だ。人に言われたことを手放しで信じるなんて怠け者だ。怠惰だ。

世間の声なんて胡乱なものがこれまでどれだけ人生に正解を与えてくれたというのだ。

そんな声に絡め取られて動かないなんて愚はもう僕は犯さないんだ。

ファッキュー世間、マザファッカー大衆、ノーフューチャーアアアアアア。

と勢い込んで、行ってきた。

土曜の夜だというのに、客がまばらな少し寂しい店内。

客層は圧倒的に中高生くらいの子どもが占める。値段がすごく安いからね。お小遣いでも来やすいんだろうね。

大人がいないというのは、一抹の不安を感じさせる。

席に着き、バイキング形式だとの説明を受け、肉を取りに行く。

狂拳は、好物の寿司を取りに行く。

肉の種類が少ない・・。まぁこの価格であれば致し方あるまい。しかし、これは何の肉だ?と思われる肉もあって、それは少し怖いから取らないでおいた。

席に戻り、肉を焼いていく。寿司を取って狂拳も席に着く。

「おっ、かに味噌とかあるんや?」と軍艦巻きを指して問う。

「あほう、これネギトロや!」

・・・へぇ〜そんな灰色のネギトロあるんや・・・やっべぇぞ。この店やっべぇぞ。

「不味い!」狂拳が叫ぶ。今日ばかりは僕も止める気にならない。

肉が焼けていく。これがまた不思議なことに、焼く前の見た目はそうでもないのに、焼くとパッサパサになってまるでビーフジャーキー。こんなに固くて筋張っているのに、カットが大胆で一切れが極めて大きいものだから、いつまで噛んでも飲み込めない。

「不味い!」この日ばかりは僕もおらんだ。

食べ放題であるのに、腹四分目くらいで退店。

みんなの言うこときいておけばよかった。助言に従えばよかった。

聞いても後悔。聞かでも後悔。

嗚呼、難しい。生きるって難しい。


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「ネスト」  2014年  フランス・スペイン  監督 エステバン・ロエル フアンフェル・アンドレス

あるアパートに暮らす姉妹。

妹は普通の娘。姉がちょっと問題ありありで、外出恐怖症、男性恐怖症、狂信的なキリスト教信者。

お年頃の妹の恋路を阻もうとしたりする。

そんな家にある日、かなり大きな怪我をした男が助けを求めてやってくる。

このことがきっかけとなり、加速する姉の猟奇的で奇異な行動。

徐々に見えてくる彼女の本性。怖い。

「エスター」を凌ぐ衝撃のラストとありますが、

見える範囲での真実というか、「エスター」のようにまるっきり意識していなかったところからの衝撃ではなかったので、驚きは思った程ではなかったですけど、明かされた真実の内容の深刻さはこちらに大きく分があったように思います。

そもそも、「エスター」と比べる意味は?

なんてことも思いましたけど。

姉がいろいろ思い込んで、人の道を大きく踏み外すその過程。

外に出て、人と触れ合って、その良いところも知ることができていたなら、

そんな道を行かなくてよかったのかも。

そう思いました。











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