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ある日何気ない会話の中で、同じ年の男が言った。
群れている奴らが大嫌いだ。と。
それ、俺も言ってたことあるな。と懐かしく思う。
しかし、この年になって思うのだけど、人間群れないと何にもできない。
毎日通う会社だって、利益を追求するための群れであるし、帰る場所である家庭なんてのも最小単位の群れであろうし、例えば、群れを嫌うこの男がボランティア精神に目覚め何かしたいと思っても、一人で出来ることなんてせいぜいがとこ駅前の掃除くらいのことで、それとてちょっと重たいゴミなんかがあったら一人ではどうしようもない。
そこは群れとけ。ってことが大人になると少なくない。力持ちだけど、頭が足りない。頭いいけど力がない。どちらもないけどお金はある。みたいな三人なら、三人寄れば文殊の知恵とかいうように、出来ることの幅が大きく広がる。
僕が、群れを嫌っていたのは、学生の頃だけど、その頃の群れなんてものは、本当に無意味でお互いがお互いの前でカッコを付け合うみたいな、何者でもない自分を何者かに見せたくて溢れ出した自己顕示欲発表会みたいな気色の悪い感じがとても厭だったのだけど、
今この年になって、群れを見るに、それぞれ忙しい大人同士が群れることには、物理的にも心理的にもなにがしかの意味があるように思う。
要は何を目的とした群れであるかということが重要で、それはその群れを形成する個々人それぞれに理由は違うのだろうし、群れに対する気持ちの温度差もあるだろう。
だから結局は個人を見ることになるのだけど。
好きな人が属する群れだから好きになったり、好きな群れに属する人だから信用したり。
そもそも国家なんてもの自体、大きな群れですから、
世に生きる人で余程の例外を除けば皆何らかのそしてたくさんの群れに所属している。
群れている奴らが大嫌い。というのは幼稚だ。
あの群れは大嫌いだ。なら分からんでもない。
そういうあなたも群れの一員。
置かれた場所で咲きなさい。・・・・・またパクリ落ちww
「キングスマン」 2014年 イギリス 監督 マシュー・ヴォーン
金持ちの有志が世界平和を願い私財を投じて創った諜報機関。
ここに属する選ばれし成員、能力が皆半端ない。
そこのオーディションに参加することになった一人の青年。
友情、親子の情、巨悪に立ち向かう中で一人の男が成長する様、キレのいいアクション、洗練された映像、
観ている間ワクワクが止まらない。
みたいな感じをね、
久々に。
善哉。
そう思いました。
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