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一般に男性のズボンのファスナーを社会の窓なんて言ったりします。
そこが開いていたら社会的に恥ずかしい。気づいちゃった周りの人も気不味い。
しかし、窓というのはあまり閉め切っていても不健全。たまには開け放って空気の入れ替えなどしないと、瘴気が凝る。
だから僕もたまには開けておかないと、と考えて開け放す時がある。
と言ってもそれはズボンのファスナーではなくて、僕的社会の窓、普段は完全に自分の趣味でしか選ばない映画や本などのチョイスを他人の意見に委ねてみようという試み。
しかし、周りに映画を観る人、本を読む人、ともに限られているから、社会の窓を開け放ったところで、それほど空気の入れ替えにはならないのだけど。
ともあれ、誰かにオススメを聞いてみよう。そう思っていたところに、折悪しく通りかかったのが、後輩無理山。
うぬぅ。この男か・・。この男のオススメにはこれまでかなりの苦汁を舐めさせられているから、そっと社会の窓を閉じようかとも思ったが、閉める閉めないは取り敢えず聞いてからにしよう。そう思った。
おずおずと面白い映画ある?と聞いた僕に、
ありますよ。と不敵な笑み。
まず一本目は・・・えっ、何本かあるの?内心冷や汗。
恐れる僕の心中を全く察することなく、無理山がヘラヘラ言い放った一本目は、「ワイルドなスピード」
人気シリーズの「ワイルドスピード」ならぬ「ワイルドなスピード」。絶対おもんない。
もう一つはね、と続けた無理山オススメ二本目は、「トロピックサンダー 史上最低の作戦」。これもヤヴァそう・・。社会の窓がじわじわ閉まっていく・・。
でも聞いちゃったもんな。そう思いその日の仕事帰りに、TSUTAYAに寄る。
そして、探す。ワイルドなスピードは、本家のワイルドスピードを観たことがないので、取り敢えず保留。
トロピックサンダーを探す。
無い。コメディ、ドラマ、アクション、該当しそうなジャンルの棚を全て見て回ったが、無い。
正直、ホッとした。
空気の入れ替え、きれいな空気が入ってくるとは限らないから、社会の窓を開けるときは要注意。
結局、自分の観たいものを爆借りして帰る。
「クリード チャンプを継ぐ男」 2015年 アメリカ 監督 ライアン・クーグラー
これは良作との評判も聞いていたから、楽しみに観た。
ここから少しネタバレするかもですから注意です。
確かにドラマとしては良い話なんですけど、
ボクシングをちゃんと理解していない人が脚本書いたんじゃないかな。
いくら草拳闘で経験があったとはいえ、プロ二戦目で世界戦、しかも相手は並のチャンピオンではなくて、PFPナンバーワン。そんなアホな。
プロ二戦目で世界戦って、オリンピック連覇、アマ戦績396勝1敗史上最強アマの呼び声高いロマチェンコと同じ。無茶苦茶。
どうもそのへんの設定が腑に落ちなくて、白けた気分になったことは否めない。
個人的に見所は、人生を達観したかのようなロッキーの晩年。
スタローンの演技が渋い。
そう思いました。
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