映画

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索
組織に属すると、その内部にはいろんな人がいるわけです。

大抵は日々の業務に追われて、目先の小さな休みだ昇給だに一喜一憂し、同じ仕事仲間のことをあーだこーだ訳知り顔で評論したり、要はそこのなか以上の視野を持ち得ない人がほとんどだ。

そんな中で、稀にもっと大局的で広い視野を持った人がいたりすると、自分の小ささにものっそい恥ずかしさを伴って気づかされる。

自分は何者にも縛られていたくないはずなのに、小さな組織の中で、くだらぬことに意地を張り、どちらでも良いことに我を通し、それを自由だと勘違いしている。

そんなものに拘わることのほうが余程その組織に隷属している、依存しているというのにね。

人に従うのではなく、道理、合理、いわゆる理に従う。

もっと大きな流れ、それは運命と呼ばれたり、宇宙、時間、始まり、終わり。

そういうものの中に、自分はいるのだから、自ら小さい籠に入って、ピーピー鳴くことはない。

生きていく便宜上、毎日そこに入って行くことは仕方ない。むしろ毎日活計を得るために働けることは幸せだが、日ごろ働く籠の外には、もっと多様な価値観、広く大きな世界がある。

であるから、心まで籠に囚われることはないのだよ。

と思うが、

そう簡単ではない。

そんなに簡単なら、これだけ精神の病気が云々される世の中になってないすよね。

世の趨勢にも、生活にも、如何な権力にも屈すことのない、強固な信念。

それがある人は、どこにいても何をしてても、仮に何もしていなくても、

すでに偉人じゃね。とか。

イメージ 1


「利休にたずねよ」   2013年  日本  監督 田中光敏

うちでは、エビちゃんといえば、蛯原友里のことではなく、海老蔵を指す。

リオンにボコられたあたりから、そう呼ぶようになった。ごく自然に。

というのはどうでもよくて、そのエビちゃんが主演です。

これ、昔に原作を読んで、良かった記憶があったので、観てみました。

演者がものすごく間を取った芝居をするものだから、

途中眠くなってしまったりもしたのだけど、

己の信じる価値観に殉ずる男の生き様、男前。

日頃の自分と照らし合わせて、赤面。

原作を読んだときとはまた違った感想を持ったっすね。

そんなことを。

そう思いました。











まもるすね。

いくら傍目に美しく非の打ち所なく結んでも、

歩いているうちには、ほどけてしまうこともある。それほど悪路を歩いたつもりがなくとも、いとも簡単にほどけてしまうこともある。

見た目にはとても雑でお世辞にもちゃんと結べているとは思えないような結び方なのに、どれだけ悪路を行こうともほどけない、むしろその悪路の与える汚れや振動が、その結び目をより強固なものにしていく。みたいなこともある。

どのような結び方でも、平坦な道を行くほど、それは振動も少なければ、障害物もないのだから、ほどけてしまう可能性は減る。だから、起伏に富んだ人生を望みながらも、結んでしまった関係がほどけないように平坦な道を探す。

それでも、この国では大体3分の1ほどの人たちは、ほどけてしまうらしい。

理由は様々だろうけど、

正直すぎて、ほどけてしまった。嘘をつきすぎて、ほどけてしまった。

どちらの割合が多いのかな。

内訳が気になる。

結婚という関係を続けていくには、

隠し事が多い方がいいのか、少ないほうがいいのか。

単純に考えれば、少ないほうがいいに決まっているけど、

そう単純でもなさそう。

隠し事というのは、何かを守るときにするものだけど、

その人が、そのことを隠すことによって、何を守ろうとしているか。

その守ろうとするものの占める割合に「自分」が多ければ多いほど、その関係が破綻する可能性は大きくなる。

歴史上エゴイズムが天下を獲ったことがないように、

人間関係でも、長いあいだエゴイズムはその力を持ち得ない。

それこそ、中庸を心がけないとね。

でも、難しい。本当に。



イメージ 1


「Yes/No」  2012年  アメリカ/イタリア  監督 エンリコ・クレリコ・ナジーノ

婚約した二人の男女が、何者かにさらわれ、監禁される。

その部屋にイエスとノーのボタン。

そこで壁に映し出される配偶者の知らない一面。

それを見ても、相手を信じるか?とか愛しているか?とか聞かれる。

答えないと、結構な体罰を受けるから、映像が中途半端なところで切れて、判断しかねる状態でも答えないといけない。

設定はすごく面白いと思ったのだけど、

この夫婦がどちらもなかなかのクズで感情移入しにくい。

しかも誰の仕業とか、何のためとかオチがない・・。

結果何これ?ってなる。

勿体ない。設定自体はすごく面白いのに。


イメージ 2


「クライアントリスト」  2010年  アメリカ  監督 エリック・ラニューヴィル

これ実際にあった事件がベースらしいです。

旦那が怪我で働けなくなり、子どもを二人抱えた家庭は火の車。

嫁はん一念発起、頑張って働くで、ってなるけど、知らずに就職したマッサージ店が実は売春施設。

でも、お金になるし、生活を立て直すまでの我慢や。って妙な理屈で嫁頑張る。

しかし、仕事の内容上、頑張れば頑張るほど心身ともに追い詰められていく。

もう限界かなってある日、警察にその店が挙げられて、それまで気づいていなかった旦那はおろか、街の人皆に売春の事実が知れ渡ってしまう。

こういう隠し事ってどうなんでしょう。

家庭のためという大義名分はあるのかもしれないけど、

結果、家庭も自分自身も損なってしまった。

ボクシングでも、長く現役を続けるには、オフェンスよりディフェンスが重要だと言います。

何事も攻めるより、守る方が難しい。

でもなかなか身に付かんのよね、ディフェンス技術って。

そう思いました。











けいかくすね。

計画ということが昔から苦手で、人生はもちろん、今月とか今週とかすぐ先のことでも計画が立てられない。

そんなもんアドリブだよ、出たとこ勝負、なんとかなるよ、ケセラセラってなもんよ。

で生きてきたら、現状この体たらく。やはり、計画は立てたほうがよろしいらしい。

しかし、人生を生きるのはこれが初めてなので、前回の失敗を踏まえられない。なので、計画の立て方が分からず、無計画無軌道に進んでしまう。

ちょっと一旦止まりたい、計画を練るから時間欲しい、といっても人生は無慈悲、時間は止まらない。

皆進みながら、計画を練ってるんですね。

それってすごいことだ。

目は目の前のことをとらえながら、頭は未来を考える。

目の前のことにいつも気を取られる僕には至難だ。

イメージ 1

「パーフェクトプラン 完全なる犯罪計画」    2011年 アメリカ 監督 ジル・スプレカー

最初、これの何が完全犯罪か、思い切り行き当たりばったりやないかい。と思ったのだけど、

そらそのまま終わりません。

この手の作品の醍醐味、大どんでん返し、ちゃんとあります。

主役?の保険外交員の追い込まれように息苦しくなる。


イメージ 2

「薔薇色のブー子」  2014年  日本  監督  福田雄一

主役がAKBか・・・。む〜。でも、監督が福田雄一、ムロツヨシも出てるしな・・。という感じで観てみた。

パッとしない女子大生が、これじゃいかんと変わる決意。

ネット上で交流のある憧れの人に、実際に会ってみることにする。

で、それまでに、少しでもイケてる自分を演出しようとするが、

行く先々で様々なトラブルに見舞われ、裏目裏目のドタバタコメディ。

計画って結局こういうものじゃないかなとか。

いろいろ考えても、何が起こるかは不可知。

諸葛孔明のように、そんなものも想定済みですよ。おほほ。

みたいな頭脳があるなら別だけど。

そう思いました。






ぷれいぼーいすね。

世の中には「優しすぎる」という不可解な理由で振られる人がよくいるらしい。

交際相手の条件に必須であろうと思われる「優しさ」。

お金なんかよりもこれは人間関係を続けていく上で大事だろうと思うのだけど、お金はいくらあっても振られることはないのに、優しさはありすぎると振られることがある不思議。

思うに、この優しさとは、書いて字のごとく、人を憂えると書く。

過ぎた優しさとは、要は人のことばかりを慮っていて、自分の意見やワガママを言わない。

相手は最初それで「優しいわぁ、素敵やわぁ。」となるのかもしれないけど、時間が経つにつれ、自分の事ばかり気にかける相手の本心が見えてこないことが気になる。「この人本当はどう思っているんだろう?」とどうにも心と心が繋がらない感じがする。

そして、相手からの優しさの過供給は、優しさを受け続けるだけの自分をワガママでダメな人間に感ぜしめて、自己嫌悪に陥る。そしてそのイライラは、どこまでも優しいそのお相手に向けられる。それでもその人は己に非があると考え、その苛立ちから放たれた理不尽な要求にも応えようとする。それを見てまたイライラが募る・・。

ダメだ、このままでは自分がダメになる。この人は自分に優しすぎる。ゴメンナサイ。サヨウナラ。

とでもなるのだろうか。

人間関係に苦しむ人は得てして察しのいい人に多いように思う。

自分のことより、相手の気持ちを先に察してしまう。

自分は人のいろんなことを理解できるのに、自分のことは誰も理解してくれない。

優しさの受給バランスが上手く取れない。

苦しい。ならいっそ独りで。でも寂しい。

イメージ 1

「ニシノユキヒコの恋と冒険」   2014年  日本  監督 井口奈己

すんごいモテるけど、なぜか振られる男が主人公。

彼は、女性のして欲しいことがかなりの精度で分かってしまう。

なので、スっと相手の気持ちに入り込むのだけど、

察しの良すぎる彼は、相手の要求に応えることは得意だけど、自分のことを訴えるのが下手。

しかも、イイ感じの女性がいる間にも次から次にモテるものだから、ひとつところに落ち着かない。

こういうタイプのプレイボーイもいるのだな。

会ったことないけど、いるんだろうな実際。

実に都会的なプレイボーイだ。

リア充の悩み。

これはこれでそれなりに深刻かも知らん。

新しい目線を持ち得たということで、これは観て良かった。

善哉。



イメージ 2


さて、これは先日、凄い勢いで坂道を転がり落ちている我が友狂拳を、禿げ増そう、もとい励まそうと先輩ジョージさんと行ったホルモン偏重の焼肉屋さんで撮った一枚。

禿げ増そう・・もとい、励まそうと思っていたのだけど、励ますまでもなく、途轍もなく元気で、しかもブリブリに調子乗ってるから、もう励ますのがバカバカしくなる。

パンチ力だけでなく、メンタルまで日本人離れしていて、そのどこまでもポジティブで楽観的な感性は南米人のよう。

そしていつものごとく話は下に流れ、浪花のプレイボーイの、なぜかオレモテる目線での異性に対するアプローチレクチャーが始まる。へっ馬鹿なことをwwwってヘラヘラ聞いていて、ふとジョージ先輩の方を見ると、ちょっと前のめりでメッチャ真剣に聞いてるwwww

ウソやんwww

真に受けたらダメですってww

お茶を飲んだら、きっと、必ず、吹いてしまうから、

笑いをこらえて、その様子を見守った。

何、この変な空気感ww

「みなべ屋」

そう思いました。











せいしゅんすね。

いろんなことにやる気が全くない僕が言うのもなんなのだけど、

生きるということは、生きた時間というのは、とにかく我を忘れて集中している時間のことを言うんじゃないかと。

このブログにしてもそうだけど、傍から見て、それに何の意味があるのか?と思われても、そこに集中できる時間があるなら、そこに自分の人生の意味がある。生きた時間がある。

ハンマー投げとか見て、何であんなもの投げるんだろうな。と思うけど、あれを遠くに投げるために、選手の方たちは、多くの時間をかける。

車で行けば早いのに、わざわざ走るマラソン。なぜあんなにも走るんだろうな。と思うけど、走る人はあとを絶たない。

何かをやるときに、そのことに先に意味を求めてしまうと、人生そのものに意味があるのだかどうだか誰にも分からないのだから、何もできないことになる。

周りから見てどうではなく、自分がやりたいことをどうにもやらざるを得ない気持ちになるものを、やればいい。

そのことがすでに意味だろうし、仮にやったことに意味がなくとも、やらざるを得なかったなら後悔はあるまい。

意味を求めて行動。ではなく、行動することが意味。

頭で考えて分かりきったことなら、やらんでいいしね。

イメージ 1



「銀の匙 Silver Spoon」   2013年  日本  監督 吉田恵輔

進学校でやや落ちこぼれて、このままでいいのかな?

俺の人生これでいいのかな?みたいな感じで、家からも競争からも逃げたくて、

進学校を選ばず、寮のある農業高校に入った高校生が主人公。

これ、原作は漫画なんですけど、大好きでね、原作が好きだけに、この映画はちょっとアレっていうか、

これで、この物語を早合点して欲しくないな、みたいなところありますけど、

まぁ、青春ですね。真っ当に青春してます。

意味を求めて、もがいてます。


イメージ 2


「クローズ EXPLODE」  2014年  日本  監督 豊田利晃

これは観るとき嫁に「え〜、まだこういうの観るんや?」とあからさまに、昔を引きずってるオッサンを憐れむような目で見られて、ちょっと言い訳しようかと思ったけど、それはそれでより墓穴だろうと思って、黙って鑑賞。

こちらは銀の匙と違い、意味を求めてません。なにかは分からんが本能的にテッペンを目指して喧嘩しまくるww生きているという意味では、こちらも頑張って生きている。

傍から見ればアホ丸出しですが、学生時代ってこういうのが楽しいんですよね。

これもまた青春してます。

地元のヤクザとか出てくるんですけど、ああいうのが出てくるとつまらん。高校生の喧嘩に介入するヤクザってwww一気にしらける感じがある。僕らの地元にもいたけど、いつまでも年下の溜まり場に現れては先輩風吹かす奴ってのは、大抵同年代や年上に相手されない変な奴。だからこういう話に、ああいう大人キャラは不要。

彼ら若者だけの物語として描いてくれたらな。とか。

ただ、キャストがもう全然高校生じゃなくて、学ランのコスプレしたオッサンらがメッチャ喧嘩するw

上記二作、やってることは全然違うが、同じ高校生。

どちらも懸命だ。

どちらがどうということもない。

どちらも青春。楽しそうで何より。

そう思いました。













よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事