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因果応報。
原因に応じて、結果が報いる。
何も怖いこと言ってないんすけど、
この言葉を聞くと、ギクッとする。
それは、きっと今まで、ロクなことをしてこなかったから。
良いことしてきたなら、どんないいことが報いてくれるんだろう?って、この言葉聞いてワクワクするはずすもんね。
だから、僕は善人ではないんだ、気づいてたけどやっぱりね、そう思う。
この言葉を楽しみに聞くことができるようになる日はくるかな。
来ればいいなと思うけど、来ないすね、多分。
いろいろケリつけてないことが、多すぎるんすよね。
善き人でありたいけど、因果応報に怯える怯懦者。
真理とは程遠いところで、暗中模索、五里霧中、KO負けに怯える怯懦者。
「真理先生」 武者小路実篤著。
・・・これ、ずっと昔に読んだことあったっすね・・。
すっかり忘れて、古本屋で買。
今読んでみると、バカバカしいすね。
登場人物全員誰も、働いてない。
絵描き、書道家なんかは出てきますけど、その道で、食えてる人間はこの二人くらいのもので、
他の人たちは何やって生きているのかさっぱり分からん。ただ、真理先生と言われるオッサンのところに、集まって抽象的なあれこれを、あーでもないこーでもないと語り合う。
そんな生活の中で、真理がどうとか、人間がどうとか、小賢しい。
暇を持て余した遊民の戯言に聞こえる。
というのは、今のところ労働に時間の大半を費やす僕の僻みかもしれない。
この小説は、主人公も真理先生じゃなくて、ひたむきにひたすら石の絵を描く絵描きの馬鹿一じゃないすかね。
ほとんど、彼の話だったよ。
タイトルも「馬鹿一」の方がインパクトあります。
馬鹿一のひたむきさは、いいです。感化されます。
人生を楽しむ一番の力は、やっぱり集中力だな。
でもそれが、一番足らん・・・。
「ラルク リッチミルク」
これ、前にも載せたかな?
味違いだった気がするけど、
かぶってるかもしらん。
これ、美味いんすよね。 85点
そう思いました。
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読書
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「秋葉原事件」 中島岳志著。
この事件が起こったとき、僕はすぐとなりの神田のゴルフショップで仕事していた。
昼飯後、客足も落ち着き、凄まじい眠気に襲われていた。
ところに、店の前の道路をすごい数のパトカーと救急車。
その日の仕事のパートナー、某スポーツメーカーD社の営業課長代理ハマちゃんが、
「おい、吊り上げ!これ、絶対テロか何かあったよ、この数は尋常じゃないぞ!?」
僕も、これはただ事じゃないと強烈な眠気が飛ぶ。
その後、ネットやゴルフ屋の店員さん何かの情報で、この事件が起こったことを知った。
単独犯と聞いたから、被害者の数、事件の大きさから、屈強な凶悪犯を想像したんですけど、
見てみれば、これという特徴もない派遣切りにあったオタク加藤。
個人が何の尊厳もなく切り捨てられる時代。
自分じゃなくても、誰でもできる、代わりはいくらでもいる。
ただでさえ不可解な人生、意義を見いだせない自意識は、妄想を孕み膨張、外からは分かりえない、小さな原因が起因となり、膨張した自意識が破裂、自己中心的凶行に及ぶ。
時代が生んだ犯罪者とも言えるが、派遣切り、職場での不遇、友だちの不在、家庭不和、孤独、不安、不満、憤懣、通じ合わない心と心、そんなものは誰でも、誰にでも、いつでも起こり得る。実際に、それらに悩む人はいくらでもいる。
加藤程度の状況の人間はいくらでもいる。この状況なら、他人を殺めても致し方なし、ということにはならない。
いくら、加藤の内面を掘り下げて、理解を深めようと、こいつを肯定することはできない。
が、彼に起こったことは、今の時代、誰にも起こりうる。
不遇をかこつ、孤独に苛まれる、自分とは?自分にしかできないことって?
自分に生まれた時点で、自分をできるのは自分だけなのだから、そんなことに悩む必要はないのだけど、
男らしさに悩む男、女らしさに悩む女。
どちらもその性別に生まれた時点で、そうなのだから在り方に悩む必要はない。
その日、その時、その場所で自分の最善を尽くす。
力及ばざれば、そこが終点。それでいい。
そう思うんだけどな。
この本は、文章が上手くてね、加藤がちょっと小説の主人公みたいに感じられたっす。
本人は、もっと歪で、アホだと思う。
内面の葛藤も、あれほどの事件を起こす理由には、程遠く浅い。
そう思いました。
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会話。と言われると挨拶に毛の生えた程度のものを想起する。
底に沈殿する何かに触れないように、その上澄み液だけを掬うような。
対話。と言われると、その底に沈殿する何かを掻き回し、しっかりと色の付いたそれを味わうような、それが許されるようなイメージ。あくまでイメージっすけど。
会話は、相手を深く知ろうと考える前の段階、出来るだけ不快を避け、自分の中の良い人を全面に出して、愛想笑いもすれば、ときにはお追従なんかも。
対話となると、これはもう相手のことをある程度知っていて、あまり知らない相手にしてはいけない三大タブーテーマ、野球、宗教、政治なんかの話も全然オッケー。
人とは、この対話ができる段階まで進んで、初めて友だちとかって呼称もしっくりくる。
そんな気がします。
あくまでイメージっすけど。
「西村賢太対話集」
これ、西村賢太氏といろんな方との対話をまとめた本ですけど、
そのメンツに、町田康がいる!ってことで即買。
石原慎太郎との対話にも興味津々、あの気難しい爺さんとどんな話をするんだろう。とか。
勿論、主なテーマは文学ですけど、少し逸れた話も面白い。
西村賢太氏って作品からの勝手なイメージで、もっと傲慢で、キレやすくて、不遜な感じをもっていたんですけど、人当たりよくて、話もキチンとしていて、相手をしっかり立ててたりして、少し意外。
しかし、石原慎太郎とか島田雅彦、朝吹真理子などのいかにもインテリ、育ちの良さを感じさせる小説家たちとは明らかに毛色が違う。
絶対に同化しえないその色は、コントラストのはっきりした対をなしていて、名実ともに、こら対話だわ。とか。
「生クリームチョコレート プレミアム」
大人のほろにがってか。
以前は、苦いチョコレート少し苦手だったんですけど、
最近は、甘すぎるものより、若干落ち着いた味のものの方が好みだったりします。大人だからね。
と、言ったものの、肝心のこの大人のほろにがの味、
ちょっと前になるので、もう記憶にないんです・・。
覚えてないってことは、可もなく不可もなかったんですかね。 ?点。
そう思いました。 |
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ある場所で待ち合わせして、待ち合わせ相手と落ち合う。
待ち合わせ場所に行くまでの道程は、それぞれ違う。
同じ場所にいるけど、歩いてきた道は全然違う。
距離も違えば、手段も違う。
近くから歩いてくる人、少し遠くから自転車で来る人、自動車で来る人。
途中に大きな坂がある人、工事中で遠回りを余儀なくされた人、何の支障もなく来れた人。
見てきた景色も、すれ違った人も違う。
そんな人たちが、今、同じ場所にいる。
だけど、そこにたどり着くまでの感想、状況は、皆違う。
待ち合わせで落ち合った後。
そこから、何を見て、何を食べて、何に笑い、何に泣く?
違う道を歩いてきた人たちが、ある時点から同じ道を歩く。
同じ場所にいて同じことをしてるのに、価値観が違う。そのことに憤り、それを飲み込めないなら、別れは近く。
向こうからこちらに来る橋はいつでも架かってるし、こちらから向こうに去る橋もいつでも架かってる。
「対岸の彼女」 角田光代著。
100円。
こんなハードカバーの立派な本も、今は古本というだけで、100円。
本読みには良い世の中。本書きには厳しい世の中。
でも、本書きの本分が、金儲けでなく、一人でも多くの人に読んでもらいたいってことなら、いい状況。
やっすいもんね。手軽に買えてしまう。
対岸の火事って言葉ありますね。
川一本挟んで、向こう岸で火事、「ほ〜よ〜燃えとるな〜」って呑気な構えでいられるのも、向こう岸に行く手段がないから。
その川に橋が架かったらどうでしょう。
そこに選択が生まれる。もうその時点で軽く他人事じゃないですね。
行くべきか、行かざるべきか。
普段、関係ないと思っていても、見えている場所なら、橋一本あるかないかだけのことなのかも。
「夏トリュフ 塩バニラ」
もう朝晩涼しいですね。
ということは、秋ですね。
夏トリュフ・・。
また売れ残りかな。
よく見て買えばいいんですけど、おっこれ見たことない、ってカゴに入れてまう・・。
美味かったですけどね。 80点
そう思いました。
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いい嫁さんをもらえば、幸せになる。悪い嫁さんをもらえば、哲学者になる。
ソクラテスさんはこんなことを言ってたらしいっす。
僕は、いい嫁さんをもらったので、えっ?うん、そうですよ。失礼な。いい嫁さんですよ(汗)だから僕は、哲学者にはなれませんけど、考えることはやめたくない。
「読む哲学事典」 田島正樹著。
哲学の本ってね、たまに読むと考え方が一時的に多角的になったように感じられて、ちょっとバードビューっていうんですかね、広い視野で普段絶対に考えないことを考えたりします。
その感覚が嫌いじゃないんです。
なので簡単そうなものを選んで、たまに読む。
これもそうで、簡単そう。そう思って買ったんですけど、なかなかムズかった・・。
読む哲学事典を読む辞典がいる。
ある程度の予備知識を必要としますね。これ。
あとがきにメチャんこ簡単に書いたぜ、みたいなことを書いてましたけど、いい嫁さんをもらってる僕にはムズかったです。
頭、痛っ。
でもこれは、身体でいうところの筋肉痛。
たまには頭痛くなる本も読まないとね。
「LOOK 2つのナッツ」
これ見たまんまですね。
美味しいっすよ。
チョコにナッツ。
ド定番。 85点
そう思いました。
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