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若い頃は、あまり人や物や時間を大切にしないすよね。あくまで現在の本人比の話ではあるけど。
突発的な終わりを考慮しなければ、若さはイコール人生に残された時間であるから、人でも物でも得る機会、可能性はいくらでもあると思ってしまう。
だから、得た物を大切にしない。きっともっとイイものが手に入るからと肥大した自意識で考えるから大切にしない。
失って、もう二度と手には入らないことに気づいて、初めて後悔する。
という後悔の種を、これからの人生の中で一番若い今もまき続ける愚劣。
未だに昔の人の言葉に感銘を受ける、偉人の生き様に圧倒される、人の親切に感動する。
人って進歩してないすね。
全部、当たり前になってても良さそうなものだけど。
一から学んで、きっと御釈迦さんやキリストさんの到達したところまでも行けないで、人生終わる。
何をしにこの世に生まれたのか。徒労感があるものの、人類の在り方、存在意義、そんなことどうでもいい、僕には関係ない、という気分も大いにある。
以前に「所詮人間も動物だ、食って糞して寝るだけ」と言う人があって、そう言っちゃえばそうだけど、そういう開き直りは怠惰だ。そう感じたんすよね。頭があるなら、考えろってこと、心があるなら感じろってこと、動物には動物の生き方があって、人間には人間の生き方がある。そこは、無理にひとくくりにすることじゃない。
だけど、人間は未だに2000年前の本に感動する。
その変化のなさに、絶望を感じることがあるんすよね。
「アレキサンドリア」 曽野綾子著。
紀元前にアレキサンドリアってところに住んでる青年?オッサン?が、祖父が生前に著した本を、別言語に翻訳する仕事に取り掛かる。そこに著された言葉に感銘を受け、自分の人生に投影させて様々に思索する。
そこに出てきた金言を今度は現代の日本に置き換えた状況に持ってきて、お話を展開する。
章節ごとに、過去と現代を行き来して物語が進む。
時代ごとに目線が変わって面白かったっす。
作家の創造力、作家性の強さがよく出た作品だったっす。
しかし、人間は変わらんな。
今も昔も同じことで悩んで、生きて死んでいく。
何やってんだろ。ちょっと虚しくなった・・・
けど、明日には忘れてるだろうなwww生きるためにそれどころじゃないからww
「ミルキーモンブラン」
モンブランってのは、どうも好かなくてね。
自分で買って食べることはまずない。
ないんですけど、箱にあるようにね、ミルキーファンと一緒に作ろう商品開発プロジェクト第1位。
こんなん書かれたら、買うてまうやろ。
でも、これ、ノーマルの方がぜんっぜん好みです。
モンブラン、やっぱりあんまり好きじゃないみたい。 75点
そう思いました。
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読書
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何故、私の名前が吊り上げ太郎か?だと・・・?
聞きたいかオレの武勇伝。
いやスマン、勢いで言っちゃった。武勇伝でもなんでもない、ただただ凡庸な青春の一ページだ。でんでんででんでん。れっつご。
あれは、高等とは名ばかりの世間的には最下等な高等学校に通っていた時の話。
季節は、秋から冬に変わりつつあった今くらいの時期。
ある日の体育の時間。
体育は、男女別で2クラス合同で行われる。
着替えを終わり、それぞれ運動場に出て、男女別の場所で授業のはじまりを待つ。
その集合場所に行こうと歩いていると、前を歩く同級生のジャージがかなりズレてる。腰パン状態。
こいつはいつも偉そうでね、何かとカッコつけで、日頃いけすかねぇななんて思っていた奴。
尻が出そうにズボンがズレているそいつが無防備に前を歩くのを見て、不意に悪戯心が湧き起る。
ケケケとほくそ笑みながら、後ろからそっと近づき、それはもう渾身の勢いで前を歩く男のジャージを引き下げたった!
そして、これは決して狙っていたわけではなく、もう本当に偶々なのだけど、折悪しく、ちょうど、女子の集合場所の前だったんすよね。
ジャージだけズレて、その若さでそれいきます?みたいな格子柄のトランクスが見えて、ワッハッハッww
これが僕の筋書きだったんですけど、案に相違して、そのオジトランクスまでズレてもた!!
前を歩く男は、2クラス分の女子の前で、その陰嚢、及び陰茎を全露出。
上がる悲鳴、起こる爆笑。
うわぁ。やっちゃったなぁ。と思いつつも、これは見つかるとヤヴァイ!取り敢えず顔を見られないうちに、全力で逃げた。
すまん、前を歩く男。お前は好かないが、こんな目に合わせていいほどの理由にはならない。
でも、まぁいいか。そんな感じで、何事もなかったようにそんなことはすぐに忘れた。
ところがそんなこととうに忘れた頃に後で、他の生徒から聞いた話では、前を歩く男、それは酷い落ち込みようで、しばらくの間、皆が声をかけるのも躊躇われる位の雰囲気。訳を聞けば、何と前を歩く男の想い人が、2クラス合同女子の中にいたらしく、彼女の前で生き恥を晒してしまったからには、もうこの恋は成就しないだろう、もうダメだ・・と告白さえ果たせずハートブレイク。
マジか・・前を歩く男。すまない。多感な時期の少年のジャージをズリ下げることがこんな悲劇を生むなんて・・。
オレはもう、悪戯心で今後一切他人様のズボンをズリ下げないと誓う。
絶対にやらない、むしろ吊り上げる。
その時の、後悔、懺悔、そこから得た教訓、それを忘れないために、むしろ忘れたくとも忘れられないために、この吊り上げ太郎という名が生まれたのだ。
ここまで、読んでいただいて、何だけど、ウソです。わかっていたでしょうけど、ウソです。
でもエピソード自体は本当でね。ウソは名前の由来ってとこです。
私小説ってのは、こういう感じに虚実綯交ぜに創作されるのかな、とか。って何これ????
「人もいない春」 西村賢太著。
猜疑心が強く、癇癪持ち、強烈な暴力衝動、圧倒的な自己中心性。
今作も最低で、胸糞悪く、読む人の心にも土足でズカズカ入ってきます。
しかし、不思議と読後感は悪くない。どころか、中毒性あります。
面白いんですよねぇ。
半分もしくはもっと多くの部分で、自分自身の事実、真実を書いているからですかね。
身を削って、燃やす拗ね者の文学。
単なる創作より、心に迫ってくるんすよね。
善哉。
「ロッテ プチブッセ」
これ、袋にも書いてますけど。冷やしてパリッと板チョコ食感。
冷やして美味いです。
コンビニにはないかも。
いつも最寄りのスーパーで買うんすよね。 85点
そう思いました。
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「わるいやつら」 松本清張著。
お金にだらしない病院の二代目ボンボン院長が、金と女に翻弄されて、身を滅ぼしていく。
けっこう早めにオチが読めてしまってね、ミステリー的にどうなのよ?とかって思う。その後その読みが概ねハズレなく進んでいったんですけど、
ボンボン院長の終盤の落下速度がすごくて、全てが仕組まれていて、これまでやってきた悪事が次々に露顕していく様は、悪人の最期にふさわしい。
悪貨は良貨を駆逐するの言葉よろしく、後には彼を利用した悪人が社会に残る。
彼はより悪人に利用され駆逐されただけという。こわっ。わるっ。
わるいやつらといえばこの間、吊り上げと愉快な仲間たちが集まったことがありまして、そのとき、倍返しでお馴染みの半沢直樹が話題に上った。
そこに集まった4人、何と誰もこの視聴率40%のドラマを観てない。
驚きの半沢直樹、視聴率0%。
それでも、話題はそこから移動しない。
「あれって、倍返しやろ?倍返しってことは、一回やられるんやろな〜。」
「あ〜、そうやろな〜。一回やられてやり返すんやろな〜。」
「何やられるんやろ?」
「いや、分からん・・ってそもそも何の話よ、半沢直樹って。」
「銀行員の話らしい・・」
「銀行員って、何かやられるんか?」
「やられるんやろな。でないと、倍返しせんやろ?」
「銀行員ってことは、数字にうるさいやろうから、きっちり倍なんやろな。数字的に」
って、憶測ばかり。
ネット全盛のこのご時世、誰もググろうともウィキろうともしない。
わるいやつらだ。どこが?・・どこってのは言えませんけど、わるいでしょ。絶対。大事なとこが。
そう思いました。
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自分の周りを見てね、この人は普通の人だなって人は皆無です。
人間、自分を基準に相手を仔細に見れば、その自分基準から外れた人は皆変わってるになる。
なので、誰を見てもどこか変わってる。
周りから見れば、僕も変な奴だと思う。
でも、僕も周りの変人も社会生活を普通に営めてる、表向きは。
社会というのは息苦しいところだから、狭いところだと思いきや、実は非常に懐の広い大きなものなのかも。
変わってる変わってると言っても、それは、常識の範囲内で、ストライクゾーンを外れない変化球なんでしょうね。
あからさまなボール球や暴投は、誰も見向きもしない。
変わってることは、悪いことじゃないけど、相手の捕れるところに投げないとね。
そう思うけど、投げるよね、暴投。
「中島らものたまらん人々」 中島らも著。
中島らもって人も相当変人だったですけど、彼の周りの変な人をネタにしたエッセイ?集すね。
らも氏から見て変人なら、それは逆に普通の人なんじゃない?とか思って読んだんですけど、
らも氏以上に変人も出てきたりして、面白かったっす。
類は友を呼ぶ。変人には変人が寄ってくるんでしょうか。
って、人のこと言えんな・・・僕の周りも・・・・
ってことは、僕も・・・まさかね・・・・
そう思いました。
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憂鬱って、何かカッコイイっすね。
僕の感じるようなことって、そのレベルまで行ってない気がします。
心配とか不安とかそのくらいのところで、憂鬱とかって大層なものでない気がする。
何か憂鬱だなとかって、ただ単にメンドくさいって意味で使ったりするけど。
雨の有り難さは、日照りが教えるし、
日照りの有り難さは、雨が教える。
食べ物の有り難さは、空腹が教える。
常に満ち足りてあれば、それはそれに越したことないかもしれないけど、
欠けるからこそ、補う努力、周囲への感謝、何気ないことへの有り難さに気づいたりする。
気持ちも体調と一緒で、風邪も引けば、腹も壊す。
バイオリズムがありますね。
御釈迦さんとか、キリストさんなんかは、なにごとか悟ってらっしゃるくさいので、そのブレが少ない、もしくはブレなし、ずっと一定だったりするのかもしれません。
いつまでたっても、おそらくこの先もずっと悟れない僕は、気持ちの良い日、悪い日を繰り返して、生きていくんだろうな。
何か憂鬱だな。
「何もかも憂鬱な夜に」 中村文則著。
タイトル買いですね。
何もかも憂鬱ってどんなんだろ?って興味ですね。
以前、「休暇」って映画観て、実に重たい仕事だなと思った刑務官。
これも刑務官のお話だったですね。
全体に湿度が高い。
暑苦しい夏の湿度というよりは、霧のような小雨の日に、足の先から冷えるような寒さの中、あてなく外に放り出されたような、寂しいわ、寒いわ、みたいな。
最後、希望のある終わり方しますけど、それでもまだ完全に晴れたって感じではない、曇ってて、また降るかもしれないけど、いつまでも立ち止まっているわけにはいかない、前に進むって強さを感じさせるラスト。
いろいろ悩んで、成長すんだね。
─オレってビックリするくらい成長しねぇな・・・と訝しく思ってたんすけど、
足りないのは悩みらしい。
悩みが無いのが悩みだっ!って酔っ払いの定番ギャグみたいなとこに落ち着く思考の終着点。
だめだこりゃ。
「ショコライタリアーノ しみこみカカオ」
これは、クッキーのようなものに、チョコがガンガン浸透してる感じのお菓子。
チョコってよりは、クッキー寄りです。
イタリアーノって何ですかね。
食べた感じでは分かりませんでしたけど。 75点
そう思いました。
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