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最近、矢鱈にありのまま、ありのまま五月蝿いですね。
毎日結構な頻度でああもありのままを連呼されると、反論のひとつもしてやりたくなります。
人間、ありのままでなんぞ生きられません。
誰かのありのままは、他の誰かのありのままを阻害するから。
この間捕まった、女児誘拐のオッサンなんかは、女の子がまだ小さいうちから、自分の理想通りに育てて将来結婚したいと思ってたとか言ってました。これはオッサンのありのままだったんでしょうけど、ありのままやらかしたらきっちり捕まりました。
ありのままとか耳触りのいい言葉の包含する毒性。
北朝鮮もありのまま。中国もありのまま。
そんなもん認められるか。
という私たちのありのまま。
ありのままの行く末。
少しもどころか、
かなり寒いわ。
「ゲゲゲの大放談」
敬愛してやまない水木翁の対談本ですね。
七十にして心の欲するところに従って矩を踰えず。
水木翁はもう七十なんぞ大きく超えて、今もう九十歳くらいじゃないですかね。
この方は、もう本当にありのままに生きてますね。それでいて、周りの人間を幸せにしている。
素晴らしいっすね。
こういう対談本は、読み応えの面でイマイチなんですけど、
自分の好きな作品の著者の肉声が読み取れるのが、楽しみでつい。
水木翁に関しては、その作品よりも、人間そのものに興味があるんですけどね。
そう思いました。
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読書
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「嫌われる勇気」 岸見一郎・古賀史健
うちの奥さんが、電車の中吊りで見たらしく、幕末や新選組以外の本で、珍しく読みたいと言ったものだから、買い与えたのだけど、最初の数十ページを読んで、「ムズイ」って放り出した。
それではこの本があまりに可哀想なので、僕が読んだ。
内容は、人生に迷う青年と、人生の達人みたいなオジさんの対話方式で書かれている。
オジさんは、青年の迷妄をアドラー心理学とかって言ったかな?を駆使して論破していく。
自己啓発書の常で、言うは易く行うは難しの印象。良いこと言ってんだけどね。
サプリ的な効能でその時は何事か分かった気になるものの、ここに記された思考法や理屈が今後自分の中に根付くかどうかは分からない。
「嫌われる勇気」というタイトルは、商売優先で少し狙いすぎの観はあるかな。
ここに記された考えをたどれば、嫌われても勇気を出して進むってイメージよりは、嫌われることを恐れる意味が失われて、目先が変わる、そんなイメージを持ったっす。
この間行った月一ラーメンですね。
この日は狂拳氏参加でね、彼はラーメンがあまり好きじゃないのだけど、
何が食べたいということも特に言わないので、自然ラーメンww
あまり遠くに連れて行くと、ブーブー言いそうなので、
狂拳氏の家からほど近い、
一度行ってみようと思っていた新店へ。
少食のくせに大盛りを頼んだ狂拳。
多いな!これ、多くない?って
目の前で必死に食べているのに、全然減っていかないラーメンに、思わず吹いたwww
でもまぁ美味かったらしいです。
つけ麺も美味かったです。
「一颯」
そう思いました。
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普段、電化製品などを買っても、説明書を読むことなどなく、取り敢えず触ってみれば分かるじゃろ。って感じで、いい加減にそのものとの付き合いを始めて、それなりに不具合なく来てるから、この傾向は変わらない。説明書いらない。
と言っておきながら、なんだけど、読書は、これ、僕、この世の説明書を開いているという感覚があって、この世の仕組み、生き方、考え方、その他諸々。
「ただ生きる。」そんなことに説明書などいるはずもない。それこそ、触れてみれば、やってみれば分かること。
でも、その「ただ生きる。」そのことがすごく難しくて、ワケが分かんないから、本を開く。
しかしこの説明書、膨大な数、多岐に渡っていて、自分の知りたいことがどこに載っているのか分からない。
これじゃないかな?と目をつけたひとつの説明書を読むうちに、答えが見つかる前に、新たな疑問が出てきて、その答えを探して、新たな説明書を開けば、またそこに新たな疑義。気づけば増えるのは問題ばかりで、答えはひとつも見つからない。
終わりのない説明書地獄。でもね、苦しいか?と問われれば、否。
どうかしてるぜ。
「書楼 弔堂 破曉」 京極夏彦著。
新シリーズという帯の文言に目が止まり買。
メッチャ物知りの浮世離れした男が、独自の論旨で、人や物事を導く。という形は変わらないけど、
今回のシリーズは、殺人事件ではない。
著名な人物の為した偉業の陰に、今作の主人公「弔堂」あり、みたいな話。
京極堂シリーズのような、刺激的な陰惨さや、登場人物の多彩さはないものの、
このシリーズもすごくイイです。
最初どうにも詭弁にしか思えない事柄が、最後には何となく腑に落ちる不思議。オモロイなぁ。
小説はやはり文体だな。と
改めて。
善哉。
そう思いました。
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僕は食べ物の好き嫌いというのは無くて、何でも食べられるのですが、進んでは食べない、そんなものがいくつかあります。
その一例が、豆腐とかところてんとか、それ単体では何の味も歯ごたえもないもの。
意味が分からん。存在の意味が分からん。味も食感もぼんやりしすぎて、意味が分からん。
味出せや。歯ごたえ出せや。
好きな人もたくさんいるので、気を悪くしないで欲しいのですけど、豆腐やところてんなんかを食べると決まってそんなことを思うんですね。
でも、気がつけば、いつの間にか自分もそんな人間になっているな、と思う。
こんなはずじゃなかったけど、味気なくも力む必要のない毎日を過ごすうち、いつの間にか味も歯ごたえもない人間になっているな。
一度渡ってしまった橋を逆に渡ることは、難しいことだろうか。
「俺はあしたのジョーになれるのか」 岡崎大五著。
これはもう、あからさまにタイトル買いです。
古本屋を野良ついていたら、見つけましてね。中を見ることもなく買。
内容は、ボクシングとは一切関係なく、あしたのジョーともほぼほぼ関係なかったっす。
泪橋を逆に渡る。その文言を胸に生きる人足手配師が主人公。山谷のドヤ街が舞台。
このへんまでは、あしたのジョーと共通の世界観があったりしたんですけど、
物語そのものは、全然関係ないです。
あしたのジョーを念頭にこれを手に取る人は要注意です。
そう思いました。
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「フェルマーの最終定理」 サイモン・シン著。
ちょうどこれを読んでる時のこと、腐れ縁ムサキが、
「最近何読んでる?」と聞いてきた。
今はこれを読んでいると、この本のことを話すと、「それ、字の本でしょ?」と言う。
漫画しか読まない人間は、大抵、普通の書籍のことを「字の本」と言う。
ムサキもその例に漏れず、本といえば漫画のことで、最近何読んだ?とは漫画のこと。
ムサキは、「そんなん面白い?字の本なんか読んでどうなるの?」と聞く。
勉強だよ、勉強。と冗談ぽく答えると、「今更勉強とかしてどうなるの?給料が上がるわけでも、今からいい仕事に就けるわけでもないのに。」と言う。
あのな〜その全てを経済活動の中で考える思考はやめろ。金になるならないじゃないんだよ。そんなこと言っちゃったら、この国で一番頭の良いやつは、一番の金持ちって話になっちゃうじゃん。そしたら選挙なんてしないで、そいつに総理大臣やってもらえばいいってなっちゃうぞ。価値観の混濁が見られるな。まぁ何でもいいから、字の本もちょっと読んでみたら?
とムサキに勧めたら、「嫌だよ、頭痛くなるし、オレはバカだからそんなの読んでも一緒だ、そんなのは賢いやつが読めばいい。」
バカだから読むんだよ。筋肉ムキムキのやつに、もっと筋トレしろ!って言うか?逆に日常生活に支障が出るくらい、5キロの米袋も持てないくらい貧弱な男がいたら、もっと筋トレしろって言うだろう?
賢いやつは本なんざ読まなくていいんだよ。テメーもオレもバカだから読んだほうがいいんだよ。
「・・そうかな?」
そうだろう、思い出せあのお前がまだ音楽をやっていた、十数年前を。
「おい、オレらのバンド名、ドメスティックバイオレンスで行こうと思うんだ」って、真顔で言った時のこと。
そこにいた人間全員を爆笑の渦に巻き込んだだろう。赤い顔でお前は当惑していたな。
何故その名前なのだと聞いたら、「語感がカッコよかったから・・。」と言っていたな。
あれはお前に少しでも知識があれば、避けられた恥だ。
しかも、お前らのやっていたのは、バンドではなくゆずとかコブクロに代表されるフォークデュオだ。
そして、笑われた翌日、ドメスティックバイオレンスを撤回したお前が次につけたのが、「デス・オブ・ファーマーズ」・・・今度もやはり皆に盛大に笑われたな。もうこのユニット名に関しては意味すら分からん。なぜ、フォークなのに、そんなバイオレンスとかデスとか攻撃的な言葉を入れたがるのか。
お前は、やはり、周りの雰囲気が腑に落ちぬ感じで、取り敢えず曲を聞いてくれと言って、始めた曲が、コブクロの「轍」と全く同じコード進行の「襷(たすき)」って曲だったな。中国もビックリのパクりっぷりだけど、中途半端に歌は上手いから、皆困った顔をしていたな。
そして、それから少し経って、次に会ったときに、「また名前変えたんだよ。今は、メランコリック・ガーデンって名前でやってる。略して、メラコリ。」とグッと親指を立てて宣言したな。
なんだよその名前。しかも、略してメラコリって、ガーデンの要素なくなっちゃった。
その後、当然といえば当然のごとく、メラコリは自然消滅。
インプットがなければ、アウトプットはできないんだぞ。
たくさん出したければ、たくさん入れることだ。
誰かに何かをたくさん伝えたければ、たくさんいろんなところから、いろんなものを受け取ることだ。
メラコリの失敗を繰り返したくなければ、
字の本もたまには読んだほうがいいよ。
って、何これ????
本の内容全然関係ないですね。
これ、(ダ・ヴィンチ・コード的な)小説と思って買ったんですけど、ノンフィクションでね。
ちょっと面食らいましたけど、数世紀にわたる謎と、数学者たちの戦いがドラマティックに描かれていて、面白かったです。
なんだ、今日のブログ・・。
そう思いました。
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