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この日は午前中プライベートレッスンでした。
4月の頭に日本へ行くこの親子にとっては旅行直前最後の授業。
やはり前回の授業のことは何一つ覚えていないこの親子。大丈夫なんだろうか・・・
いえ、日本へ行って日本語が通じるか、なんてことは一切心配しておりません。
きっと日本語を話さないだろうから。(^^; 一言二言簡単な文章が通じれば大満足するはずです。
そうじゃなくて、このクラスをこのまま続けていていいのか、というのが問題。
決して安くない時給なので私にとっては「お金のため」と割り切ってしまえば随分気が楽ではあるのですが、
反面罪悪感も感じるのですよ。何にも身に付いていないから。
この日は大変な日で、この後ジャパレスへ直行しなければならなかったのです。
人が足りなくて出勤することになったのですが、このプライベートレッスンがあるため、
時間どおりには出勤できない。でも出来る限り早く行く、ということになっていたのです。
おまけに人が足りないからとヘルプを要請していた、かつて一緒に働いていた人から昨夜テキストがあって
「今ダブリンです。ホントは今夜帰国する予定だったのですがフライトがキャンセルになったため明日に振り替えになりました。よって明日働けません。ごめん」
というもの。わたしがレッスンをしている間、レストランでは−2人の状態で仕事をしているのです。
忙しかったら大変なことです。大急ぎでレストランへ向かいました。
着いたのは1時15分。予定よりも少し早くついたところ、状況は悪くなかった。
ところが私がついた途端に忙しくなり、せっかくとっておいてもらった賄いを食べる余裕がありませんでした。
結局朝から何も食べないまま3時過ぎまで仕事。終わった頃にはいい加減おなかが空いてグーグー。
何時間も経過してすっかりガッチガチになったボロネーゼでしたがガッツリ戴きました。
この日を持ってこの店に4年勤めていた人が退職となりました。長い間お疲れ様でした。
新しい職場で頑張ってね・・・と喜んであげたいものの、彼女の後をわたしがやらねばならないというのは
大きなプレッシャーです。あ〜あ。
でもね、みんなでお花を買ったり、板さんがケーキを買って来てくれたりと、
送別会らしい送別会が出来なかった分、帰る間際にちょっとした華やかな時間を持つことが出来ました。
ここでワタクシ、ボロネーゼを食べたばかりなのにケーキもペロリ。
だってぇ。普段はあまりケーキを食べたいとは思わないんだけど、この日板さんが買って来てくれた
ケーキはとっても美味しそうだったんだもん。イギリスのケーキって一般的にはアイシングとマジパンで
ガッチリしたタイプが多いんですが、今回のケーキはスポンジフワフワの日本のケーキに近かったんだもん。
実はこの日、この退職する友達と一緒に出かける約束をしておりました。
行き先はロンドン西部の、ロンドンきってのポッシュな街、チェルシーでございますことよ。ほほほほほ。
以前一緒に働いていた友達が、今 このポッシュな街にある別の店で働いていると聞いたので、
是非一緒に食べに行って働いている様子を見に行ってみようということになったのです。
しかも。今日退職する友達は、今の店で働く前にその店で働いたことがある・・・数日間だけ・・・ということで、
数年前からどう変わったかも見てみたいという思いがあったみたいです。
ただ、彼女は退職日ということでさまざまな贈り物を受け取っていたので、
わたしは彼女を一旦自宅へ返しました。だって荷物が4つもあったんだもの。
明らかに移動するには邪魔になるばかり。その間わたしは久しぶりに訪れたチェルシーの街をぶらぶらしておりました。
目的なんかなにもありません。ただぶらぶらと歩いておりました。
目的があるとすればそれは・・・この膨れた腹をなんとかへこませるため。
この後チャイニーズヌードルを食べるために運動していたのです。
でもね、チェルシーというところは暇に事欠かないわね。
ウィンドウショッピングだけでも十分楽しめるし、偶然ファーマーズマーケットを見つけたのですが、
ここは週末以外でも数店舗オープンしているのね。中でも100%オーガニックというのを
売りにしているスーパーで随分時間を費やしました。高いんだけどね、中には面白いものもあるんですよ。
ワタクシこの街で1つだけお買い物をしました。
HEAL’Sという雑貨屋で買ったのですが。これがねぇ。またしてもトーストラック。
最近本当にこればっかり買っている気がします。お前一体何枚トースト食べるんだよ!?
と突っ込みたくなるのですが、デザインが豊富だし、値段もお手ごろ。
コレクションしたくなってきました。先日プレゼントしたお友達は新たな使い道を教えてくれたしね。
かって損はないでしょう。
やっと戻ってきたお友達と向かった中国のヌードル屋。働いているという友達が今日働いているかは不明だったのです。
電話したら「来るな!」って言われそうだったから、電話もせずに突撃したんです。
いるかな〜と通りの反対から伺っていると・・・いたいた!!
通りを渡って店の前に来たところでようやくお友達はわたし達に気づいて出てきてくれました。
ビックリさせちゃったわ。(^^;
戴いたのはわたしがシンガポール風味のライスヌードル。お友達はかたやきそば。
二つともこちらの中華料理のような妙な油っこさや濃い味付けからはかけ離れた食べ易いもので、
大変美味しかったです。この土地にしては料金は良心的だし、何よりボリューム満点。
かなりお得なかんじです。ここで随分長居をしたのですが・・・3時間たった頃にお友達はポツリと言いました。
「・・・なんでだろう。わたし、またおなかが空いたわ」
へっ!?ワタクシ 相当に腹いっぱいなんですけど。まぁわたしはスパゲッティを食べているというのもあるのですが、
彼女だってケーキを食べてから来たはずなんだけど。まぁね、彼女は「大食い」で有名なのでね。
だからって太っているわけじゃないんですよ。これまたナイスバディをキープしているのです。
羨ましい限り。ワタクシ最近小食だったので、ここで一気にドカ食いするとえらいこっちゃだと警戒していたのですが・・・
来たか。(^^;
この中華料理で追加注文すると、どうしても油物になりそうだったので、
いくら脂分が少ないこの店とは言えど、ちょっと厳しい。そこでここへ来る途中に彼女が
「前に行ったことがあるんだけど良い店だよ」と言っていたカフェへ行ってみることに。
この時点で既に10時。
着いてみればその店はパンケーキで有名なお店だったようです。せっかくチェルシーまで来ているんだ。
その店で美味いというものを食べないのはもったいないでしょう。私も食べましたよ、パンケーキ。
これがね、ちょっとすごいの。わたしが頼んだのはりんごとシナモンのパンケーキだったのですが、
大きな絵皿一杯に広がった薄いパンケーキにイギリスのりんごのスライスが皮ごとちりばめられ、
更にバニラアイスが3スクープ!!その上にシナモンが降りかけられているというシロモノでした。
これがね。美味いのよ。もりもり食べちゃう。
ここで気付きましたね。ワタクシ、この「絵皿」というものは飾るものだと思っておりました。
しかもこれだけ大きいんだ。絵もご立派。飾るものでしょう。実際店内にはパンケーキ用に使われている皿と
同じものが飾ってありましたし。でもね、実際に皿として使うというのはなんともゴージャスな感じがするものです。
皿を皿として使う、という本来の目的を達しているという達成感のようなものもあるしね。
実際ワタクシは2月に食器を買い揃えたわけですが、買ったものといえばシンプルなものばかり。
絵皿は一枚もありません。実際買うとなると勇気が要るんですよ。それじゃワタクシが絵皿を買ったとしましょう。
んじゃ何に使いましょうか・・・。私が作るもの・・・和食?いいや、やっぱり和食にはシンプルな食器が似合う。
ワタクシがつくる料理の中でこの絵皿に似合うものといえば、せいぜいパスタがいいところでしょう。
そのために絵皿?高いよねぇ。(^^; やっぱり買えないし、使えないのです。
でもね、こういう皿も使いこなせるような料理を勉強して帰りたいものですな。
結局この店でも1時間半喋り倒し、分かれたのが11時半。帰宅したのは12時半過ぎでございました。(^^;
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