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今日は昨年教えていたセカンダリースクールの子供達に会いにハートフォードシャーへ行ってきました。
彼らは7月に試験を受けたのですが、その結果が出たのですよ。
全員合格!!
この日は学校側から各生徒に試験実施機関が発行したサーティフィケートの授与と、
ワタクシの学校からも学校の名前とワタクシとメインの先生の名前を明記したコース終了証の授与を
するという目的で、授業は無し。その代わりみんなで最後に遊ぼう!という計画でした。
・・・学生に終了証をあげて、ワタクシが学校から終了証をもらえないかもしれない危機なので
正直複雑な気持ちでしたけど、でも頑張って教えた甲斐があったし、彼ら自身必至に勉強して
無事全員が試験を合格したので、これは単純に嬉しいです。
メインの先生と相談して、彼らに頑張ったご褒美としてなにかプレゼントしたいね、
ということで、ワタクシがマーケット用に持参してきた数々の和雑貨の中から各人に
似合うものをセレクトし、メインの先生がそれをラッピングして持参するということに。
また、お遊びアクティビティとして、折り紙、あやとり、じゃんけん、そして浴衣を用意して
いくことに決めました。
あやとり、じゃんけんはこちらにもあるものです。
あやとりは特にやり方を見せてもらったところ、日本とまったく同じ。
さすがに女の子は器用にやって見せてくれました。
じゃんけんはやっぱり台詞がちがいますし、リズムの取り方がちょっと違うのかな。
サインは同じものの、やっぱりちょっとぎこちなかったけど、楽しんでやっていたようです。
そして折り紙。
ワタクシが担当したのは「かぶと」と「角箱」。
かぶとはメインの先生のアイデアで、わざわざ新聞を正方形に切って用意してくださいました。
結果、子供達大喜び!
手先の不器用な男の子でも出来るもので、しかも「サムライ・ヘルメットだ」というと
喜んでかぶっておりましたよ。
もう1つの角箱は・・・以前位置詞を導入したときにワタクシが実際に学生の数だけ作って
持って行ったものだったのです。あのときは見た目のインパクトもあって子供達大喜び。
「今日は折り紙をやるの!?これ作りたい!!」と言っていたのですが、あの時は試験前で
文法事項を詰め込まないといけない時期だったので「また今度ね」と言ってあったのです。
そこで、
「位置詞を勉強したときにわたしがあげた箱を覚えてる?今日はとうとうアレを作るよぉ〜!」
と言ったら子供達大喜び。
ちょっと難しいんですが、一生懸命トライしてくれました。
結果なんとか全員が作ることが出来ましたが、「こんなに難しいものだったんだねぇ・・・」と
しばし放心。(笑)
その後メインの先生が風船の作り方を披露してみんなでトライ。
こうやって作ったものを使えたりするのは、タダタダ作るだけよりも頑張るよね。
その後生徒から
「先生たちが作れる一番複雑なものを作って見せて」というリクエストが。
メインの先生は鶴を、ワタクシはくす球の花を作って見せることに。
鶴も難しいものとして知られているんですよ。日本人には親しみ深いですけどね。
出来たときには「おおぅ〜っ!」と感嘆の声。
そしてワタクシのくす球はというと・・・これ、非常にウケがいいのをワタクシは知っている。
なにしろ一度折った物を解体してから再度組み立てるんだから。
で、子供達の反応はというと「おおおおおぅ〜っ!!」。ね、ドラマティックでしょう。
その後子供達に浴衣を着せてあげました。
メインの先生も自分の浴衣を持ってきてくれたので、二人で手分けして子供達に着付けです。
順番はじゃんけんで決めました。
帯は2本しかなかったけど、浴衣だけならウチには一杯あるので3枚用意して持っていって、
学生に好きなものを選ばせて着せてあげました。
子供達大喜び!着付けの間は「くすぐったいよぉ〜」と笑いが止まりませんでしたが、
最後は「脱ぎたくないよぉ〜」「写真を絶対送ってね!」と繰り返しておりました。
残念ながら男の子用のが無かったのですが、クラスに居る二人の男のこのうち一人が
「僕はトライしてみようかな」と言い出したので早速着付け。着物は青いのがあるけど、
ピンクの帯しかないんだけど、いいかなぁ?と聞いてみたところ、
「構わないよ。ほら、僕のネクタイもピンクだし」と。いい子だ。
この子はきっと普通に男物の浴衣も似合うだろうね、という出来でしたが、
いかんせん花柄+ピンクの帯でかわいらしくなり。みんなで記念撮影しました。
予想外に学生達から最後に数々のプレゼントを戴いたのにはこちらが感激。
帰りの電車の中でメインの先生と開けてみたら、それぞれに個性があってね。嬉しかった。
おおウケしたのは「モンチッチ」。これはちょっと子供っぽい女の子からのプレゼントだったのです。
「らしいな」とね、涙が出るほどウケました。
しかもワタクシはキーホルダーで小さいものでしたが、メインの先生がもらったのは
特大モンチッチ。「嬉しいし彼女らしいんだけど、さぁどうしたものか・・・」と困っておりました。(^^;
で、もう1つ嬉しいんだけど複雑だったのがプレゼントに添えられたカードに書かれた文字。
ひらがながかけてる!嬉しい!
でもなぜ自分の名前に「さん」「くん」をつけるのだぁ〜。(涙)
あれほど「自分の名前にはつけない」と言ってあったのにぃ〜。
でもね、普段私たちが「○○さん」「××くん」と読んでいたからね。定着しちゃったんだね。
それもまたらしさかな、と二人で笑っておりました。
こういうのはいいですね。達成感がある。
子供達も楽しんでくれたようだし。結果も残せた。
セカンダリースクール側としても子供達の「楽しかった」という感想だけでなく、
公共の機関による合格証という結果ものこせたことで、今後も日本語クラスを継続して行うことを
決定したようです。ただし、この子達のクラスを継続させるか、新しいクラスをスタートするかで
まだ悩んでいるようで、今日のクラスに学校側の責任者も途中参加して学生達の意見を聞いておりました。
全員がこのクラスを継続したい、他校からでも絶対来る!と強い意志を表明したため、
学校としてはできれば彼らの意思を尊重して、新しいクラスをスタートするよりも
このクラスを継続させる方向で検討していくことになりそうだ、とのことでした。
本当ならこのクラスと新しいクラスの二つできればいいんだけどね、学校としては
そこまでの費用を出せないという事情もあるみたいでね。複雑です。
でもクラス全員のメールアドレスを交換することになり、万一このクラスがこれで解散することに
なったとしても、連絡を取り合おうということになりました。
嬉しかった。
写真1:男の子が女物の浴衣を着てみました。なかなかでしょ。
写真2:子供達からもらったプレゼントの数々。太りそうなものに混じって
あるのはモンチッチと、この浴衣を着た男の子からもらった高級石鹸。すごくいい香り。
写真3〜:なぜだ!?なぜ「さん」「くん」をつける!?
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