ムボーは国境を越えて

三十路まっしぐらの今更 留学を決意したムボー者の備忘録。

03ワタクシのムボー1

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イギリス・アイルランド ムボーツアー
プロローグ&イギリス編
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18/09/'03 LONDON(ENGLAND)-BELFAST(NORTHERN IRELAND)

【合流】
Paddingtonへ戻りBelloご夫婦にお礼を言って空港へ。今回はイギリス国内の移動になるのでT1。チェックインを済ませて早々にゲートへ向かう。17:30発の飛行機に乗るには早く来すぎた感もあったけど、イトー君がロンドンに到着するのが15:00なのでこれに合わせた…つもりだったのに来ない。(^^; 最初の内こそ広いヒースロー空港、乗換えにも時間かかるし、もしかしたらちょっとくらい飛行機も遅れたかもしれないね、なんて考える余裕もあった。ところがゲートクローズまで1時間を切っても彼女は現れなかった。さすがに心配になって周囲を見回す。意外と東洋系の顔もちらほら見かけたので隣に座っていたご婦人にイトー君らしき人を見かけなかったかと尋ねるも覚え無し。携帯電話のアンテナはバッチリ立っているんだけどイトー君からの連絡は無いし、私は彼女の番号を知らない。これはちょっとマズイかな…とゲートクローズ30分前のところで席を立ち、近くのカウンターでヴァージン機の到着時間を確認しに行こうとしたところで…見慣れた姿が通路の向こう側からやってきた。イトー君だっ!!聞けばフライトコネクションで迷子になったそうで、本人曰く「フラフラ歩いていたら空港職員に捕獲された」とのこと。(^^; とりあえず無事に合流できて良かった。

もうすぐ搭乗だからと乾いた喉を潤すのも控えて2人で話しこんでいた。ところがベルファストへ行く飛行機がどこかから到着したのが搭乗予定時刻の15分前。これから清掃して燃料補給して15分で終わる…わけない。案の定すぐにモニタに"delay"の文字が出た。こんなことならコーヒーの1杯くらい買えば良かった。

搭乗が始まったのは予定より丁度1時間遅れてのこと。でもこの後特に予定も無いし、朝の内に到着が遅れるかもしれないことをホテルに連絡済なので安心。飛べば良いのよ。

私にとってbmiは2度目。前回は機内が汚くてあまり印象の良いものではなかった。今回も多くは期待していなかったんだけど、それが却って良かったのかも。機体も内装もキレイ。エライじゃないの、bmi!チェックインが別々だったのでイトー君とも席が離れてしまい私は1人後方の席へ。ここでのお隣さんはゲート前でも見かけた東洋系の男性だった。お顔は完全に大陸系。でも手にしているのはANAの航空券。…日本人?

丁度夕食時ということもあってサンドウィッチが出たのは大助かり。これなら晩御飯いらないわ。ガイドブックを読んでいると隣の男性が英語で声をかけてきた。彼にしてみれば私は日本語で書かれたガイドブックを読んでいたので日本人であることがすぐに分かったようだった。でも私から見ると彼は中国のパスポートとANAの航空券を持った人で国籍不明。聞いてみると彼は中国人で東京・ロンドン経由でベルファストに向かうところとのことだった。なるほど、中国からそのまま英国に向かうのではなく一旦遠ざかるのも一手なのですね。でも昨日日本に到着してストップオーバーしてからロンドンに来たとのことだけど、宿は成田ではなく都内って…無駄に遠回りしてるような。(^^;彼の旅の目的はアルスター大学への留学。「この大学、どこにあるか知ってる?」それって私に聞くことじゃないでしょ!調べてこなかったの?!焦ってガイドブックを見てみるとアルスター大学はアイルランド島北の突端、私達が明日行こうとしているジャイアンツ・コーズウェイの近くにあることが判明。えっ?そんな遠くまでこのまま移動するんですか?そりゃまた随分ムボーでは?「わはは、そんなわけないでしょ。ベルファストで1泊するよ」。何しろ短い飛行時間、楽しくお話している内に飛行機は着陸態勢に入った。この頃には窓際に座っていた女性も会話に加わって「主人が空港に勤めているのよ」と嬉しそうに教えてくれた。ご主人に会うのがよっぽど楽しみのようで素敵な笑顔が印象的なご婦人でした。

【The most bombed hotel in Europe】
飛行機を降りても入国審査は無し。当然です、ここもイギリス。重い荷物をひきずって外へ出ると…真っ暗。あの…バスとかないですか?せめてタクシーくらい…と思って見回すもお出迎えに来たと思われる一般の車が数台あるばかり。まさか空港にタクシー乗り場が無いとは思わなかったんで空港の設備なんて調べてなかったわ。(^^; タクシー乗り場を聞いてこようと一旦空港内に戻ろうとしたところで手ぶらのおじさんがノッシノッシと歩いてきた。「あんた達市内へ行きたいんだろ?こっち、こっち」この手の客引きは怪しい、というのが世界のお約束だと思いますが、何しろコレしかないのよ、ベルファストは。(^^; 信じてついていくとちょっと離れたところにタクシーが止まっていた。メーターもあるし、ちゃんとしたタクシーのようで一安心。予約した4つ星ホテルの名を告げると車は市内に向けて発進した。ベルファストシティ空港は市内から車で約10分ほどしかかからない便利なところにある。街の大通りに出ても「今のが○○だから…」なんて地理を確認する余裕も無くあっというまにホテルに到着。嗚呼なんと立派なホテル。ロンドンの宿とは雲泥の差のゴージャスホテルでございました。その名もBelfast Europa Hotel…またの名をThe most bombed hotel in Europe…(^^;

「プロローグ」に書いたとおり、このホテルはベルファストにおいては老舗、観光名所にもなっちゃっているホテルで、かの地では知らない人はいないでしょう。たかがホテルがなんで観光名所になっているかというと…

北アイルランドはアイルランド共和国への帰属を望むカソリック系住民とイギリスへの帰属を望むプロテスタント系住民の間で長年争いのあった地域。そんな地域最大の街にある老舗ホテルには要人が泊まることも多かったようでテロの標的になってしまったのですね。だからこんな別名がついてしまったのです。とはいえ現在はすっかり改装されて見た目はただのゴージャスホテル。最近では前アメリカ大統領クリントン氏も宿泊されたそうです。

日本から飛んできたばかりのイトー君には「ただのゴージャスホテル」。ロンドンでナイナイ尽くしを経験した私には「素晴らしくゴージャスなホテル」。部屋に入った瞬間から私は有頂天。テレビも電話も机もある。ランドリー・サービスなんてホテルにはフツーのサービスですら今の私には有り難い。風呂場を覗くと…きゃぁぁ〜っ!シャンプー、リンス、ボディソープ、シャンプーハット全て取り揃えられている。嬉しい〜っ!1人盛り上がる私を尻目に旅の疲れもあったのかクールに荷を解き出すイトー君であったが、そんな彼女も思わず歓声をあげるサービスがこの部屋にはあった。それが「お茶セット」。なんとここに置かれた紅茶・コーヒーの全てがアイルランドのトップブランド、Bewley'sのものだったのだ!買ったらソコソコお高いお茶がタダでいただけるなんて!しかも紅茶は4種類、コーヒーは普通のコーヒーとノンカフェインの2種類がそれぞれ2つずつ用意されていた。しかもお茶うけのクッキー完備。素晴らしきかなこのホスピタリティー精神。荷物を放り出して早速いただく。うう〜ん、美味しい♪

この日は機内でサンドウィッチをいただいたので晩御飯の必要無し。お風呂に入って明日の準備をして就寝。明日は今朝ロンドンから電話で予約したジャイアンツ・コーズウェイへのミニコーチ・ツアー。その前にせっかくだからランドリー・サービスも利用することにしよう。

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18/09/'03 LONDON(ENGLAND)-BELFAST(NORTHERN IRELAND)

【お散歩】
7:00起床。気持ち良く早起きして朝ご飯を美味しく戴き、昼間目一杯運動し、夜はホドホドに食事をとり軽く酒を飲み、寝付き良く就寝…という生活もだいぶ板についてきた。日本での生活から見ると信じられないほどの”健康的な生活”。実際体の調子もすこぶる良い。

朝食後、部屋に戻ってTVをつけながら最後のパッキング。しかしTVがなんとも面白い。ロンドンでは朝の8時9時から「おもいっきり電話」もしくは「ジェリー・スプリンガー・ショー」のようなものを堂々と放送しているんです。「旦那が姉とデキてしまって…」とフツーの主婦が涙ながらに訴えると実際の姉が登場して「妹に魅力を感じなくなったのよ」とのうのうと言ってのける。旦那も「彼女(妹)には申し訳無いけど今はこいつ(姉)の方が…」とか言っちゃってるんだけどこの姉、大きさは妹の1.5倍、顔中ピアスだらけというツワモノ。旦那、どういう趣味やねん。(^^;こんなもん朝から放送していたらイギリスの主婦は午前中テレビに釘付けなんじゃないの?そういえばあのジェリー・スプリンガー・ショーってロンドンでミュージカル化されていたのですね。シアターガイドを見て初めて知りました。時間があったら見てみたかったな。(03年度オリバー賞受賞)

チェックアウトしてから市内観光へ出発。まず向かったのは私が訪れる1週間前までアダム・クーパーの"On Your Toes"が上演されていたロイヤルフェスティバルホール。春の"AMP Swan Lake"で3回分もチケットを買った割に1度も見れなかったアダムがここにいたのかぁ…と感慨にふけりに行ったようなもんで、何か1週間前の名残が残ってるといいな〜くらいの気持ちで向かいました。何しろ10:00。こんな時間に公演があるわけないので館内にいる人はまばら。土産物屋で買い物したり本屋で舞台関係の本を立ち読みしまくり館内をうろついていると、どこからか「ねぇねぇそこのキミ!」と声がする。見回しても声を私にかけているような人はいないので歩き出すと再び「聞こえないのぉ〜?上だよ!」の声に頭上を見上げると吹き抜けにある通路から調理服を着た男性が私に微笑んでいた。「こんなに早くからここで何してるの?日本人が来るのは先週で終わりだと思った」と聞かれて「散歩」と言うと笑いが取れた。イギリス人を笑かしたぞ、やった♪

テムズ川を渡ってエンバンクメントへ徒歩移動。本当に散歩なんですよ。天気も良くてまさにお散歩日和。あても無く街中をうろついていると何時の間にかチャリングクロスまで来てしまった。

丁度HMVがあったのでTony Vincentのソロアルバムがあれば、と店内へ。残念ながら目的の物は無かったけれど不思議なものを発見。劇場内ではL15で売られていたWWRYのキャストCDがここではL16。劇場で買った方がお得?安く買ったのなら良しっ!ぐるっと店内を回ったところでDVDコーナーに足を踏み入れる。ここで欲しいのがあってもリージョンが違うから見れないんだよね…と思いながらうろつくとあの"Party at the Palace"が。きゃ〜っ!これってDVD化されてるものだったのね。いいな〜いいな〜欲しいな〜。ダメモトでパッケージをひっくり返してみるとそこには「All Reagion NTSC」の文字が。ぎゃ〜っ!!日本でも見れるっ!信じられずに隣にある同じパッケージもひっくり返してみるとそちらは「Reagion 1 PAL」。嗚呼なんて素晴らしい。さすが女王様。戴冠50周年イベントは英国内に留まらず全世界に向けて発信していたイベントだったのですね。しかもNTSC盤の方が安いとはまたナイスな心遣い。女王様に感謝して有り難く買わせていただきますです。

そろそろお昼時なので食事でも…と向かったのはコヴェント・ガーデン。天気が良いのでオープンカフェで食事がしたかったのと英国ロイヤルバレエの本拠地、ロイヤルオペラハウスに行ってみたかったから。さすがに歩き疲れたので地下鉄で移動。

ロンドンの駅の壁にあるポスターって舞台関係のものが多くて日本にありがちなローンの広告なんかよりよっぽど見ていて楽しい。エスカレーターの壁にかかっているポスターも例外ではなく、3日間の地下鉄移動中、下りながら上りながら次にかかっているポスターは何だろう?と見るのが楽しみになっていた。これまで見たWWRYのポスターはパンフにあるスタンディングオベーションの観客を前にガッツポーズのガリレオ君というもの。これはこれで私は好きなんだけど、この日見たのはちょっと違ったのだ。

【WE WILL WE WILL ROCK YOU !!】
エスカレーターに乗ってすぐ目に入ったのは黒地にオレンジで
"WE WILL"
と書かれただけのもの。あれ?いつもと違う…
次に見えたのも黒地にオレンジの
"WE WILL"
…同じじゃないの??
そして3枚目に現れたのは同じく黒地にオレンジの
"ROCK YOU!!"
…あああああっ!これって歌詞だったんだ!!
丁度歌詞の流れとエスカレーターの動くリズムが合うんですよ。一見地味な広告ですが、これは知ってる人にはインパクト・大。ガリレオ君をフィーチャーしたものがQUEENを知らない人向けに公演の盛り上がりを伝えるものとするならば、こちらはQUEENファン向け。ファンはこの言葉だけで見たくなる。巧い!座布団1枚っ!!

コヴェント・ガーデンに到着し、マーケットを散策。サクっと見て回ってから希望どおりのオープンカフェでアップルパイとカプチーノでお昼ご飯。オペラハウス内部と周辺を散策してお土産を買ったところで14:30。そろそろ空港へ向かわなくては。

17/09/'03 DOMINION THEATER(LONDON)

【We Will Rock You 〜2回目】
宿で軽く食事をとり、一服してから再びお出かけ。WWRYだぁっ!この感動をお裾分けすべく、グッズをお土産に買って帰ろうと昨日も立ち寄ったショップを覗くと店員さんが覚えていてくれた。(^^; ここでパンフをごっそり購入して席へ。今日の席は2階席。階段を上がるとそこは一大ギャラリーと化していた!これは知らなかったなぁ。所狭しとQUEENの写真が並べられていて観客は写真を見ながら談笑中。邪魔をしないよう見て回ると一つ一つの写真にちゃんとキャプションもついていて大変親切なつくり。そしてなんと、この劇場の玄関上にもあるフレディ像のレプリカがここにも鎮座しているのです。これがまた遠目には分からなかったけど予想以上に恐ろしい作りでナイス。(^^; みなさん「…これ、似てないよな」と笑っていました。

席は2階席前から3列目のやや右より。回りの客もそれほど気合の入った風でもなく「今日初めて見に来た。どんなもんか様子見なんで今回は安い席にしたのよ」的雰囲気。そしてこの日の私の隣は…多分日本人です。男性が1人で座ってましたが、もう見た瞬間から怪しかったのよね。デジカメいじってるんだもの。「劇場内は撮影禁止」っていうお約束が今にも破られそうで破られていない微妙な状況。撮影はダメでもカメラをいじるなとは言われていないわけでね。こいつがフラッシュなんぞたこうものなら怒りの鉄拳…くらい思っていたんだけど、彼はどうもカメラの音声アナウンスを聞いて楽しんでいるだけのよう。それならそれで別に良いんだけど…ヘンだよ。(^^; 昨日の「怪人公演」のように客に気分を害されるのは勘弁して欲しいなあ。多分周りの観客も劇場係員も目をつけていたのでしょう。その後暫くすると彼は撮影を始めたのですが、速攻で劇場係員のみならず周りの観客からも一斉に怒られていました。いたたまれなくなったのか彼はAct1が終わると席を立ち、その後戻ってくることはありませんでした。(みなさんもお約束は守りましょう。(^^;)
この日もまた開演時間を少々回った頃に幕開け。今日のPopはアンダーのMig Ayesa。彼だけ出てくる冒頭ではあまり気にならなかったけれど、やっぱりこの席はイカン。次のGAGA Kidsが歌う”Radio GAGA”で実感。昨日味わった迫力が2階席ではやはり伝わりにくいようです。周りがそういう雰囲気でないから、私自身が2度目だからというのもあるのかもしれないですけど、盛り上がりたいなら席は遠くなったとしてもstall席にすべきだと思います。

そしていよいよガリレオ君の登場!…ってこれがまた2階席ゆえに見えるのですよ。後で待機しているTonyが。(^^;見えない部分が見えるというオイシサはありますけど、見たくない部分も見えちゃうってのはマズイです。いえ、別にTonyが舞台裏でマズイことをしていたというわけではないですけど。(^^; ちょっと興ざめなんですよね。そしてこの日最大のガッカリ、Tony君、声でてないよ!高音部がすごく辛そう。昨日はあんなにセクシーに見えた”I Want to Break Free”でのフリも今日はなんだかのた打ち回ってるようにしか見えない。…これは多分2階席ゆえのアングルの悪さでしょうけど。思わず持参した双眼鏡で顔を覗きこんでしまった。もしかして別人?そうならまだ納得するよ!でも双眼鏡に写ったその顔は紛れも無いTony本人。あれ〜どうしちゃったんだろう…

その他出てきたスカラムーシュ、キラー・クイーン、カショーギ、ミート、ブリトニーといった主要キャストにアンダーは無し。みなさんキッチリ自分の仕事をされててTonyの調子が絶不調なのを除けばいたって順調に進行。それだけになんでよりによってTonyがこうなのか”I Want to Break Free”に限らずその後の”Under Pressure”や”Headlong”ですらダメ。特に”Headlong”なんか4人で歌うからパートは少ないし(その分他と比べて声が出ていないのが目立つ、というデメリットもあった)、彼のパートは比較的低音域の曲なんだけどそれすらやっと声がでているような状態…ここまでくると残念というより心配になってしまう。

そしてこの日絶不調なのはTonyだけではなかったということにAct2に入ってから思い知らされた。やっぱり客がイカンのです。特にこの日はstall席もダメ。たった1日しか違わないのに昨日とは雲泥の差。ストーリーの中にちりばめられた駄洒落にもほとんどノーリアクション…それだけならまだ良いんだけど…後半でまず場内が一体化するところといえば、Popが「”The Place of Champions”はウェンブリー・スタジアムのことだ!」というところでしょう。昨日はここで場内から”Yeahhhhh!!!!”と拳があがったものです。この日の客のリアクションが薄いことを察してなのか、キャラの違いからなのか、Mig Popはアドリブを混ぜながらなんとか客を盛り上げようとしてるのがアリアリとわかった。でも彼なりに満を持して放った「ウェンブリーっ!!」の言葉にも場内からの歓声はまばら。つい”Yeahhh!!”と言ってしまった私も恥ずかしくなるほど。ところがこれで私以上に恥ずかしい思いをしたに違いないのは舞台にいるキャスト達。さすがにこの反応の悪さには驚いたようでTonyもどうしてよいのやらといった困惑の表情を浮かべる。そこでMigは「ここでこんなにリアクション薄いのは初めてだぞ!もう一度言うからついてこいよ!ウェンブリィィィィィ〜っ!!」とやったのだ。今度は客も”Yeahhhh!!”とやったけど、その声量は昨日には到底及ばず。ガッカリ。

後半最大の盛り上がり所、”We Will Rock You” ”We Are the Champions” “Bohemian Rhapsody”の3連ちゃんでも席を立つ人はまばら。Stall前方の客でところどころ、といった程度。うっそぉ、ここで席を立たないのなら、立ちたくても立てない私の席と替わってよ!比較的余裕のある作りになっている席ではありましたが、昨日の調子で頭フリフリやっていたら多分私は席から転げ落ちるでしょう。(^^; 嗚呼、なんだかかえってストレスがたまったぞ。

それでも昨日同様2度のカーテンコールに笑顔で登場したキャストの皆さんには感謝です。
特にMig、あなたは素晴らしい。この日最大の功労者じゃないでしょうか。Tonyの笑顔が曇っているように見えたのは私の思い過ごしかもしれないけど…客のノリの悪さを差っぴいても、この日の彼の出来はかなり悪いものでした。客が言うくらいなんだからプロならその自覚はあったはずでしょう。でも私は諦めませんよ。また来るから最高の舞台を見せて下さい。リベンジだっ!!

23:00前にPaddingtonに到着し、駆け込み酒ゲットに成功。部屋で窓を開けてSussex Gardensの往来を見ながらワインを飲み干す。深夜を回っても往来のあるこの通り、車だけじゃなくて人も歩くのです。2時を回っても。…みなさんそんなに遅くまでどこで遊んでるんですか?(^^; 明日はいよいよイトー君と合流して北アイルランドだ。風呂に入る前に鼻をかむと…今日は郊外で過ごしたこともあっていくらかマシかと思ったんだけど…やっぱりティッシュは真っ黒なのでした。何度見てもこれには慣れないような気がする。恐るべし、ロンドンの大気汚染。

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17/09/’03 LONDON-BICESTER NORTH

【世界の車窓から〜イギリス】
Marylebone駅で国鉄へ乗り換え。地上へ上がると多くの人が行き交うターミナル駅と違って、規模が小さいからか構内はのんびり雰囲気。様々な人間模様の見れる大きな駅も好きなんだけど、じっくり人間観察をしたくなるこういう駅もまた良いです。

さすが特急、電車の設備は地下鉄とは比べ様もないほどキレイで快適。目的地までの約1時間、英国らしからぬ「太陽がいっぱい」的車内から外を眺める。良く考えたらロンドン○回目にして郊外に出るのはこのときが初めてだったのよね。

列車が最初に止まったのは”WEMBLEY”…あのウェンブリーですか?!ひゃぁ〜っ!降りますぅっ!!…とは私の心の叫び。(^^; ここで停まったのはあくまで時間調整。本来特急が停まらないこの駅ではたとえ停まってもドアは開かないのです。開いて降りたところでスタジアムしかないんだけど、今の私にはここがあの”The Place of Champions”。いつかここでライブを見たいなぁ…と思いを馳せる。

ウェンブリーを過ぎると景色は一変。地平線まで続く牧草地で草を食む牛、寝そべる羊…。遠くのほうにお城のような立派な家も見える。そんな光景が40分ミッチリ続きます。いい加減、飽きます。眠気に負けそうになった頃、ようやく電車は目的地Bicester Northに到着した。

駅からはシャトルバスが出ていると聞いていたのに、それらしきものが見つからない。仕方なく同様にバスを待つ人達と合流して立ち尽くしていると、ようやくバスがやってきた。モールまでは片道約10分程度の道のり。この短い車中がなんとも息苦しかった。というのも乗り合わせた中国人女性が…とにかくよく喋るのだ。「私ロンドンに2年住んでいたのよ!そのときにここにも来た事があってね。あ、前にはあのスーパーは無かったわ。運転手さん、あのスーパーいつ出来たの?去年?やっぱりね!だって前に来た時は無かったもの!」ねえちゃんのマシンガントークにみんなでゲンナリ。しかもこのねえちゃん、運ちゃんと乗り合わせた男性客にはよく話しかけるんだけど私を思いきり無視するのだ。すっごく感じ悪いぞ。別に仲良くなりたいわけじゃないし、なんだかんだ言いつつ差別が横行しているのはわかるけど、狭い車中でやられると必要以上の悪意を感じます。

このBicester Villageはいわゆる郊外型アウトレットモール。とはいえ日本にあるような大規模モールではない。2時間もあれば十分見て回れるこの程度の規模が最適なんじゃないですかね。構内は清潔感に溢れているし花壇やベンチが多いから買い物の合間の息抜きもお気軽。ちょっとした可愛らしい街に迷い込んだよう。そんなモールに軒を連ねる店はバーバリーやアクアスキュータムといった英国トラッド系からフレンチコネクションのような若向けまでバリエーション豊富。そして今回私の最大の狙いはTod’s。友人が言うには「ローファーが1万円弱で買えるよ!」とのことで、同じ1万払うなら良い靴を履いてみたいと思ったわけです。早速店内に入ると白木で統一されたインテリアで商品を山積みするわけでもなく必要最小限が陳列されていて整然とした印象。いかにも高級、って感じ。実際並べられた商品を見るとその値段には目が飛び出した。えっ、こんなに高いの?ローファー1万円って本当?見まわすと確かに「この棚の靴、L48〜」という表示があった。でもクロコダイルのローファーとかとてもじゃないけど普段履けない靴ばかり。(^^; 1万円はダメでももうちょっと払えばフツーのローファーが買えるようだったので、出費覚悟で品選び。ここで私を接客してくれたのは20代半ばくらいと思われる女性。彼女、お顔がかわいいのもさることながら、ジーンズにセーターというカジュアルな装いなんだけどその色は深い青で統一されていて、足元にはもちろんTod’sのローファー。これがまた鮮やかなオレンジでかわいい。彼女を見たから余計に靴が欲しくなったってのもあるな。色々試して最終的に選んだのはベージュのスクエアトウ。それとオレンジの財布を買った。これがまたかわいいだけでなく使いやすい上、さすがイタリアで革の質感が素晴らしい。

このほかバーバリーでバッグを購入。本当はトレンチコートが欲しかったんだけど…結局断念しました。バーバリーに限らず海外メーカーの服はその丈も形も日本人体型には合わないんですよね。純日本人体型の私にはいくら頑張っても「着られている」印象がぬぐえず、かえって恥ずかしい事態に。だったら日本のメーカーが日本人用に作った洋服を着た方が良いでしょう。え〜ん。

15:00にはモールを後にしてロンドンへ。いい加減歩きつかれた上、乗りこんだ電車は満員御礼。Marylebone駅に着いた頃には足は棒。地下鉄でたった2駅、駅から宿までも5分とかからない距離ではあったけれど、どうにも我慢できず、Maryleboneから宿まではタクシーを利用した。

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17/09/’03 LONDON-BICESTER NORTH

【街中をカッポする 】
7:00起床。昼間は信じられない晴天と暑さのロンドンだけれど、早朝の空気は冷たい。窓を開ければ針をつきつけられたように冷気が肌を刺す。昨晩遅くまでパンフレット片手にQUEENの、WWRYの世界に浸ってしまったイタイ私を叩き起こしてくれる。バスルームで顔を洗っているとなにやら不思議な音がするのに気がついた。カッポカッポカッポ…この音は聞き覚えがあるぞぉ〜。洗剤の落ちきっていない顔を急いで拭いてカメラ片手にバルコニーに出ると、やっぱり!騎馬警官の大行進だった。何でも無いアスファルトの道を馬が闊歩するこの光景、ロンドンでは他の場所でも見たことがあったけれど、観光用以外のお仕事馬が街を歩くなんてなかなか見れるもんじゃないです。しかも大行列。好きなんですよね、こういうのが。もともと馬好きでもあるし。というわけで見とれていたら、ああっ!写真撮るのを忘れた!急いでファインダーを向けるとそこにみえるのは沢山の馬のケツであった。それもまた一興かな、ととりあえずパチリ。(^^;

このときに初めてバルコニーに出たわけですが…この部屋、なんと窓に鍵がなかった。(^^;イギリスの建物は天上が高いし、扁平な壁のつくりなので下から登ってこれない、という意味では鍵は確かに必要ありません。が、問題なのはこの部屋の場合。なんと隣の部屋とバルコニーが繋がっていた。耳をそばだてれば隣の部屋のテレビの音が聞こえてくる…ってことは人がいるんだろうし。これって防犯上、いかがなもんでしょうかね?(^^;

さぁて、本日の予定を建てなおそう。本当は朝早くにポートベロー・マーケットを覗いてから、お友達オススメのアウトレットモールBicester Villageへ行くつもりだったけれど…昨晩の感動にまだ浸りきっている私がとった選択は「TKTSでWWRYのチケットを購入してからBicester Villageへ。早々に買い物を済ませて夕方には再びWWRY」というものだった。

出かける前に1本電話をしておこう。北アイルランド、ベルファストの市内観光の手はずを整えておかなくては。日本からメモしていった電話番号に電話すると、アッサリ繋がって気の良さそうなおっちゃんが電話に出た。「ロンドンから電話しているサカイです。ブラックタクシーツアーをお願いしたいんだけど…」と言うとおっちゃんは「おぅ、そうかい。いつがいい?…ブツッ」…切れましたけど?(^^; メモしていった番号は4つほどあって、家電話と思われる番号に電話しても繋がらなかったので携帯にかけたらおっちゃんは外出中で電話を受けたようだった。電波の届きづらいところにいるのかなぁ。再度トライ。「電話が切れちゃったようで…」「ああ、すまんな。さっきの人だろ。んでツアーはいつがいいんだ?…ブツッ」…また切れましたけど?(^^; どうも肝心のところで電話が切れる。5分ほど間隔をあけてから再々チャレンジするも今度は「この電話は現在電波の届かないところにあるか電源が入っていないため繋がりません」日本語も英語も内容一緒じゃん、というアナウンスが聞こえてきた。もうこりゃダメだな。(^^; 現地に着いてからなんとかするしかないと諦めて、私も部屋を後にした。

【庶民の味方TKTS】
10:00過ぎにはTKTSに到着。ところがこれは予想外に遅い時間だった。いや〜、おばちゃん迷っちゃってさ。(^^; どう迷えばあの至近距離を20分もかけて行くことになるのか、と。小一時間自分を問い詰めたい気分。でもあの界隈、面白いです。TKTS周辺ということもあってチケット屋が多いだけでなく、映像関係・舞台関係のお店が多い。道すがら見つけるマニアックなお店の数々がやけに気になりつつもこの時は素通り。目的地はTKTSですから。時間があれば戻ってくればいいや〜なんて軽く考えていたけれど、実際TKTS行くのに迷ってて見つけた店にもう一度行けるかというと結構疑問。(^^; そんな調子でフラフラしてたもんだから、ようやく目的地に辿り着いた時、TKTSの前には既に大行列ができあがっていた。大失敗。

行列の最後尾に並ぶと目の前にいたのは韓国人女性。その前にはイギリス人老夫婦がいた。韓国人女性は一人旅だそうで、今日の目的は「オペラ座の怪人」だと言う。これにはみんなで「チケット無いと思うよ〜」。イギリス人の旦那様が英語が達者でない彼女に代わって窓口へ出向き確認してきたところ、やっぱり「怪人」は無いとのことだった。めげない彼女は「じゃ、レミゼ!」…ムリムリ。(^^; どうもミュージカルを見るのはこれが初めてのようで、「有名公演を見たい」というのが彼女の希望だった。ここでちょっと話が逸れますがTKTSの説明を少し…(ご存知の方、すっ飛ばしてください)

TKTSとはロンドンのレスタースクエアにある「公的当日券割引販売所」のことです。(NYにもあります)ウェストエンドにある多くの劇場は公的機関である劇場協会に所属しており、各劇場で公演前日までにさばけなかったチケットは劇場協会が主催しているTKTSに卸して公演当日に割引してでもチケットをさばこうとするんです。劇場側にしてみれば空席のままにしておくよりは割り引いても埋めたほうが良い、客から見れば見たい公演のチケットを25%〜75%くらいの割引率(公演により率は異なる)と僅かばかりの手数料で手にすることが出来る「かもしれない」というナイスな制度なんです。「かもしれない」というのはあくまで「チケットが余っていたら」というのが大前提のため、完売の人気公演や、週末などの繁盛期はいくら行列に並んでもチケットそのものが無い、ということもあるということ。そういう意味では本当に見たい公演ならば正規料金を払ってでも予約していった方が良いですが、「今日何か見たいなぁ〜」という気軽な思いつきにはもってこいな制度なのです。そしてこのTKTS周辺に点在するチケット屋というのはオフィシャルではないのでたとえ看板に「チケット半額で卸すよ」と書いてあっても巨額(?)な手数料を取る店なんです。その代わり、彼らの売りは多少の無理が利く可能性があって人気公演のチケットが手に入ることもある、ってこと。お互いを補完しあってこのチケット街が出来あがっているわけですね。

…というわけで、TKTSでは「怪人」も「レミゼ」も買えないと悟った韓国人女性は周辺のチケット屋へと流れていったのでした。ちゃんと買えたかな?親切なイギリス人老夫婦のオススメは「ボンベイ・ドリーム」。嗚呼、あのとってもマサラな広告のヤツですね。興味がなかったわけじゃないですが、私はもう見たいものが決まっていたのでいくらお勧めされても心が揺れることはなかったけれど、この公演がまさか2ヶ月後に新たなムボーを産むことになるとはこの時は知る由も無かった。(^^;<「ロンドン弾丸ツアー顛末」参照

なんとか手にしたWWRYのチケットを見るとどうやらあまり席は良くないらしい。ロイヤルサークル、ってことは2F席。でも割引率はバッチリ50%だったし、文句はいえまい。とにかく今はこのチケットを無駄にしないように夕方には戻ってこなくては。Bicester Villageへ行くべく、Marylebone駅へ急いだ。

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