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18/09/'03 LONDON(ENGLAND)-BELFAST(NORTHERN IRELAND)
【合流】
Paddingtonへ戻りBelloご夫婦にお礼を言って空港へ。今回はイギリス国内の移動になるのでT1。チェックインを済ませて早々にゲートへ向かう。17:30発の飛行機に乗るには早く来すぎた感もあったけど、イトー君がロンドンに到着するのが15:00なのでこれに合わせた…つもりだったのに来ない。(^^; 最初の内こそ広いヒースロー空港、乗換えにも時間かかるし、もしかしたらちょっとくらい飛行機も遅れたかもしれないね、なんて考える余裕もあった。ところがゲートクローズまで1時間を切っても彼女は現れなかった。さすがに心配になって周囲を見回す。意外と東洋系の顔もちらほら見かけたので隣に座っていたご婦人にイトー君らしき人を見かけなかったかと尋ねるも覚え無し。携帯電話のアンテナはバッチリ立っているんだけどイトー君からの連絡は無いし、私は彼女の番号を知らない。これはちょっとマズイかな…とゲートクローズ30分前のところで席を立ち、近くのカウンターでヴァージン機の到着時間を確認しに行こうとしたところで…見慣れた姿が通路の向こう側からやってきた。イトー君だっ!!聞けばフライトコネクションで迷子になったそうで、本人曰く「フラフラ歩いていたら空港職員に捕獲された」とのこと。(^^; とりあえず無事に合流できて良かった。
もうすぐ搭乗だからと乾いた喉を潤すのも控えて2人で話しこんでいた。ところがベルファストへ行く飛行機がどこかから到着したのが搭乗予定時刻の15分前。これから清掃して燃料補給して15分で終わる…わけない。案の定すぐにモニタに"delay"の文字が出た。こんなことならコーヒーの1杯くらい買えば良かった。
搭乗が始まったのは予定より丁度1時間遅れてのこと。でもこの後特に予定も無いし、朝の内に到着が遅れるかもしれないことをホテルに連絡済なので安心。飛べば良いのよ。
私にとってbmiは2度目。前回は機内が汚くてあまり印象の良いものではなかった。今回も多くは期待していなかったんだけど、それが却って良かったのかも。機体も内装もキレイ。エライじゃないの、bmi!チェックインが別々だったのでイトー君とも席が離れてしまい私は1人後方の席へ。ここでのお隣さんはゲート前でも見かけた東洋系の男性だった。お顔は完全に大陸系。でも手にしているのはANAの航空券。…日本人?
丁度夕食時ということもあってサンドウィッチが出たのは大助かり。これなら晩御飯いらないわ。ガイドブックを読んでいると隣の男性が英語で声をかけてきた。彼にしてみれば私は日本語で書かれたガイドブックを読んでいたので日本人であることがすぐに分かったようだった。でも私から見ると彼は中国のパスポートとANAの航空券を持った人で国籍不明。聞いてみると彼は中国人で東京・ロンドン経由でベルファストに向かうところとのことだった。なるほど、中国からそのまま英国に向かうのではなく一旦遠ざかるのも一手なのですね。でも昨日日本に到着してストップオーバーしてからロンドンに来たとのことだけど、宿は成田ではなく都内って…無駄に遠回りしてるような。(^^;彼の旅の目的はアルスター大学への留学。「この大学、どこにあるか知ってる?」それって私に聞くことじゃないでしょ!調べてこなかったの?!焦ってガイドブックを見てみるとアルスター大学はアイルランド島北の突端、私達が明日行こうとしているジャイアンツ・コーズウェイの近くにあることが判明。えっ?そんな遠くまでこのまま移動するんですか?そりゃまた随分ムボーでは?「わはは、そんなわけないでしょ。ベルファストで1泊するよ」。何しろ短い飛行時間、楽しくお話している内に飛行機は着陸態勢に入った。この頃には窓際に座っていた女性も会話に加わって「主人が空港に勤めているのよ」と嬉しそうに教えてくれた。ご主人に会うのがよっぽど楽しみのようで素敵な笑顔が印象的なご婦人でした。
【The most bombed hotel in Europe】
飛行機を降りても入国審査は無し。当然です、ここもイギリス。重い荷物をひきずって外へ出ると…真っ暗。あの…バスとかないですか?せめてタクシーくらい…と思って見回すもお出迎えに来たと思われる一般の車が数台あるばかり。まさか空港にタクシー乗り場が無いとは思わなかったんで空港の設備なんて調べてなかったわ。(^^; タクシー乗り場を聞いてこようと一旦空港内に戻ろうとしたところで手ぶらのおじさんがノッシノッシと歩いてきた。「あんた達市内へ行きたいんだろ?こっち、こっち」この手の客引きは怪しい、というのが世界のお約束だと思いますが、何しろコレしかないのよ、ベルファストは。(^^; 信じてついていくとちょっと離れたところにタクシーが止まっていた。メーターもあるし、ちゃんとしたタクシーのようで一安心。予約した4つ星ホテルの名を告げると車は市内に向けて発進した。ベルファストシティ空港は市内から車で約10分ほどしかかからない便利なところにある。街の大通りに出ても「今のが○○だから…」なんて地理を確認する余裕も無くあっというまにホテルに到着。嗚呼なんと立派なホテル。ロンドンの宿とは雲泥の差のゴージャスホテルでございました。その名もBelfast Europa Hotel…またの名をThe most bombed hotel in Europe…(^^;
「プロローグ」に書いたとおり、このホテルはベルファストにおいては老舗、観光名所にもなっちゃっているホテルで、かの地では知らない人はいないでしょう。たかがホテルがなんで観光名所になっているかというと…
北アイルランドはアイルランド共和国への帰属を望むカソリック系住民とイギリスへの帰属を望むプロテスタント系住民の間で長年争いのあった地域。そんな地域最大の街にある老舗ホテルには要人が泊まることも多かったようでテロの標的になってしまったのですね。だからこんな別名がついてしまったのです。とはいえ現在はすっかり改装されて見た目はただのゴージャスホテル。最近では前アメリカ大統領クリントン氏も宿泊されたそうです。
日本から飛んできたばかりのイトー君には「ただのゴージャスホテル」。ロンドンでナイナイ尽くしを経験した私には「素晴らしくゴージャスなホテル」。部屋に入った瞬間から私は有頂天。テレビも電話も机もある。ランドリー・サービスなんてホテルにはフツーのサービスですら今の私には有り難い。風呂場を覗くと…きゃぁぁ〜っ!シャンプー、リンス、ボディソープ、シャンプーハット全て取り揃えられている。嬉しい〜っ!1人盛り上がる私を尻目に旅の疲れもあったのかクールに荷を解き出すイトー君であったが、そんな彼女も思わず歓声をあげるサービスがこの部屋にはあった。それが「お茶セット」。なんとここに置かれた紅茶・コーヒーの全てがアイルランドのトップブランド、Bewley'sのものだったのだ!買ったらソコソコお高いお茶がタダでいただけるなんて!しかも紅茶は4種類、コーヒーは普通のコーヒーとノンカフェインの2種類がそれぞれ2つずつ用意されていた。しかもお茶うけのクッキー完備。素晴らしきかなこのホスピタリティー精神。荷物を放り出して早速いただく。うう〜ん、美味しい♪
この日は機内でサンドウィッチをいただいたので晩御飯の必要無し。お風呂に入って明日の準備をして就寝。明日は今朝ロンドンから電話で予約したジャイアンツ・コーズウェイへのミニコーチ・ツアー。その前にせっかくだからランドリー・サービスも利用することにしよう。
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