秦農場

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木に登る技術

さあ道具をそろえて、いざ実践です。
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意外と苦戦したのが、ロープを導くために最初に木の枝に架けるスローラインの設置でした。おもりをつけて投げ上げる単純なことですが、目標とする木の又は高くなればなるほど枝と枝との距離が短く的は小さい上に遠いところにあるので思うところに引っかかってくれないばかりか、そのうちに変なところに引っかかってはもつれ、時間ばかりが容赦なく経過していくのでした。ダビデのようにスタッフスリングで飛ばせないか練習してみたりしましたが距離は飛んでも的に当てるのはとても難しいです。どなたかのブログで電線を架けるフィッシャーという道具を使った方が確実、ということを書いておられる方がおられ早速入手しました。釣り竿のようですが、釣り竿よりも軽くて丈夫で先端は鉛筆ぐらいの太さなので250グラムもあるウエイトバッグを吊り下げてもしなるようなことはありませんでした。これで、届く枝からラインを通し、ロープを設定しとりあえず登った枝でまたフィッシャーで届くところまでラインをかけという繰り返しで、目標の枝に到達することができるようになりました。これなら、ゆっくりやっても確実でしんどい思いをすることがありません。樹上に登ったらゴーグルケースの中にスローラインを入れて少しづつ繰り出せばもつれることもありませんでした。
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スローライン が決まりロープのセットができたらハーネスを装着し登高器と下降器を取り付けていよいよ登ります。最初はチェーンソーも鋸もランヤードもぶら下げて登りましたが、出来るだけ身軽にして登り必要なものを樹上から吊り上げた方がいいです。

登るところをFacebookで公開したところ「上がる時の足と手の力と体の縦の芯が大切です。」とアドバイスしていただきました。
足に付けた登高器で上がろうとする時ロープが一直線になるように意識すればいいのかな、と二回目の動画をアップすると

「いい感じにになりましたね。もう少し下半身主導で手は上の握りを決めて大胸筋と上腕筋で引寄せるイメージですね♪」と適切なアドバイス!
そういえば初めてスキーに行った時に笹川先輩からストックを取り上げられて「まず足で覚えなさい!」と言われたのを思い出しました。

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こうしてどうにかこうにか高い木に登り、樹高を低く管理する山の手入れが始まったのでした。
そして、樹には置き土産ができました。来週またこのリングセーバーを回収に登ります。
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里山の巨木の管理

昨年裏山の土砂崩れを経験して、改めて急傾斜地を背負う民家にとって山の手入れが必要ということを痛感しました。あの時空師上中広幸さんが来てくれていなかったら大木のアベマキが2階の棟を直撃しブルーシート生活となっていた事でしょう。炊き木を燃料にしていた時代から放置している間に細い女竹が密生し、本来そこで根を深く張っていた広葉樹を枯らし、女竹よりも樹高の高かった木は直径50センチを超え14mぐらいは枝葉もないまま樹冠部だけが茂って谷間に傾いています。このままでは頭の重い木が土砂を抱えてまた土砂崩れを起こす引き金になるのではないかと思い、素人ながら高い木に登って災害予防を試みました。まるで無知だった自分が専門用語を得意になって当たり前にしゃべり出す前に気がついたことを記しておきたいと思います。
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・目的によって道具は違う
・邪魔で危険な大木は全部切り払ってしまえ、ではなく樹とどうつきあうか
・木に触れてわかった事

・当たり前ですが目的によって道具は違います。でも、初めて高い木に登り枝を切ろうとしたとき、どういう道具が必要なのか皆目見当がつきませんでした。はしごで登れる木ならそれですむでしょう。でも一番最初の枝が10mを超える高さにあるとき、はしごでは届きません。アマゾンで検索して出てきたのは「木登り器」。これはアルミのステップを木綿の紐で縛りながら上へ登っていきます。落下防止の胴ベルトとワイヤーを芯にした木綿のロープを木に回して少しずつ上っていく道具です。しかし、ステップは12個あってもせいぜい6mぐらいが限度なので、はしごで5mまで登ってそれからアルミステップで最初の枝までたどり着くことができました。アルミステップを紐で縛って固定するのですが、このステップを頼りに枝切り作業をするとだんだん紐が緩んできてグラグラになってしまいます。ですので、この道具はとりあえず枝のあるところまで登り、また降りてくる程度の使い道なら青竹でさえも登れます(青竹に登る必要があるチャンスがあるかどうか別にして)。
「木登り」「道具」の検索でヒットする「チャマガニ」という金属製の丈夫な爪を足にはめて登る道具があります。これは杉や檜の針葉樹の枝打ちをする際に安全帯とともに使用するのですが、電信柱のように枝がなく樹が垂直に立っていることが前提です。皮の薄い楓類やモチノキなどは爪がたたないので使用できないらしい。そこで、針葉樹の枝打ちではなく、ロープワークを駆使した広葉樹の高所伐採に必要な道具が今の自分に必要な道具だと思うようになってきました。この頃になってようやくツリークライミングという分野があることやアーボリストという職種があることも初めて知りました。
検索の言葉が見つかると本にしても道具にしても動画にしても一気に広がります。「イラストマニュアル・はじめてのツリークライミング」この本が非常にわかりやすくスポーツとしての木登りを理解する上でとても役に立ちました。「高所作業の基礎知識」この本もどういう道具がどうして必要なのか、死亡事故の多い高所作業で今見直されていることは何かということがよくわかりました。動画で憧れていた「spiderjack3」という道具が偶然ヤフオクで出品されていて飛びつきました。もしも講習を受けたり勉強した後だとたぶんこの道具は買ってなかったと思うのですが、憧れというのは大事です。大雑把に言ってしまうとこの道具は高いところから揺れやスピードをコントロールしながら目的の場所へ着地する下降器です(違っているかも)。登るのはどうにかできても降りるのがけっこう怖いのが体験上わかったので、これがどうしてもほしかった。では、樹高の高い広葉樹に登るために必要な道具は何なのか順を追って紹介しておきます(素人なのに)。
まずは、丈夫な細い糸を木にかけて木に登るロープをセッティング。

この丈夫な細い糸をスローライン といい、木に直接ロープをかけないでアルミ製のリングにロープを通すための道具フリクションセーバーをセットします。これはロープや樹皮を傷めないだけでなくロープの摩擦を軽減してロープを登るのを楽にします。

次はハーネス。たかがハーネスですが、これはとっても大事。スピーディに装着できるシンギングロックのこの製品はとても気に入っています。

次は木の登るためのアッセンダー(登高器)。
そして、降りるときはスパイダージャック3。
大体これだけあれば登って降りてこれることがわかりました。

当初は危険な樹は伐採して高速道路の法面のようにすっきりしようと思っていたのですが、「空師・和氣邁が語る特殊伐採の心」を読んでいるうちにそれは間違いであることに気がつきました。和氣さんがいうには危険なものは切り払ってしまえというのは間違っている、むしろ樹に歩み寄って管理していく樹とともに生きていくというのが大事じゃないかというようなことをいっておられました(本文のどこだったか見つけられないのですが)。なるほど、とは思っていましたが実際に木に登ってみてわかったのは大きなひょろ長な樹形をした木であっても登ってみると木は木なりに自身が倒れないようにバランスを保っており、枝を切り落としてみるとみずみずしい樹液で満ちている木もあれば、葉の色に元気がなく樹の半分は菌糸が回って枯れかかっている木もありました。遠目では危険な木であっても個々に違うことがわかりました。要するに高さを抑えて、低い位置から枝葉が茂れるように密生した藪は刈り払い、元気な樹が深く根を張って山を守ってくれるように管理していくことが肝要ではないかと思ったわけです。
次回実践編へと続きます。

ヒクイナ米

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逢いたい鳥が向こうからやってくる!
学生時代の頃から憧れている鳥でヒクイナという鳥がいる。朝日ラルースという週一回発行される週刊誌を綴じていけば動物図鑑になるのを親がとってくれていた。その付録にペラペラのレコードが付いていてこのヒクイナの鳴き声を聞かせてくれ、その解説がこの鳥の鳴き声は一昔前は夏の風物詩として聞いていたもんですがすっかり聞かなくなりましたねー。稲の虫を食いながら稲作と共生してきた鳥といってもいいでしょう。そんな解説だったように思う。そのヒクイナが我が田でヒナを育てていた!人の姿を見ればそそくさと稲の茂みに入っていいようなもののまるでなごり惜しむように消えていったのだ!この物おじしない生き様のヒクイナが好きだ!

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ああ、シルエットでさえも素敵。ましてや脚が赤いなんて!今日からうちの米はヒクイナ米と呼ぼう。

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