C.walkeriana tipo 'Joel da Silveira'
ワルケリアナのナトラルの有名花「ジョエル・ダ・シルベイラ」です。
まだ株が小さいので、花も小さめですが2輪咲きました。
株が出来るともう少しペタルが伸びて、フラメア状に紫紅色が濃く載ります。
整形花の代表の様な、リップも濃い魅力的な個体です。
花は小さく咲くと丸くなるので、写真を撮るのには都合が良いのです・・ (^^;)
何故かブラジルでは持っているコレクターは殆どいないそうです。
株分け出来たらサイテスを取って里帰りの予定です。
* * *
「整形花」と言っても審査の経験者でないとその根拠が分かり難いと思います。
何を持って整形と言うのかを簡単に解説しましょう。
◆ワルケ講座その1
ワルケリアナに限らずカトレヤ系の交配種は同じ見方をします。
ドーサルセパルと二枚のラテラルセパルで「三角形」が構成されます。
また二枚のペタルとリップで「逆三角形」が構成されます。
この二枚の三角形を「ダブル・トライアングル」と呼びます。
二つの三角形がそれぞれ「正三角形」に近くなると形が綺麗に見えます。
今回の花は、この二つの三角形が正三角形で、バランス良く重なっています。
これだけ綺麗な形は、珍しいのです。 (^ .^)b
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良い花は見飽きませんね.このような花が楽しめるのが僅かな間と思うと寂しいような.でも,それがまた年に一度の楽しみでもありますが.
2006/12/7(木) 午後 7:04
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