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姉歯改正から2年が経ちました。
準備不足で、何も決まらないまま法改正を強行してしまい、日本経済の息を止めかけた事件だった訳ですが、この混乱はまだ納まっていない様です。
改正直後
膨大な設計図書に書いてある数十万本の線、数万に及ぶ文字の中に「一つでもミスがあったら確認申請出し直し」なんて法律にしてしまったので、確認申請を出せる建築士はほとんどいなくなってしまいました。
その後、国交省も「この程度ならいいよ」という通達を出し、各役所も弾力運用する事で、少し申請数が戻りました。確認検査機関は役所よりも、もう少し弾力運用してくれる様になりました。
しかし、弾力運用は、違う方向から見れば厳密な法規ではなく運用で対応しているという事実でもあります。
つまり、法規で決まっていない部分で、各役所が様々な判断をする様になってしまいました。
法改正前まで、民間の中では一番、法規に詳しかったビューローベリタスですが、最近、いつも行く支店の反応が悪い。
何を聞いても「役所に聞いて下さい。判断出来ません。」となってしまいました。
カチン!とは来るのですが、これは、馬鹿な弁護士数名と国側も悪いのです。
民間の確認検査会社が審査した内容を、その地域の役所が責任を負わないといけない、という判決が出てしまったので、民間の確認検査会社は自らの判断を封印せざるを得なくなっているのです。
役所が全ての責任を負わなければならないのなら、役所で審査をするしかない。民間開放しておきながら、民間が細かい審査した事の全てについて、役所に責任を負わせるのでは制度の意味が無い。
訳の分からない民事裁判による弊害は、こんな所に及び、経済を停滞させています。
しかし、ビューローベリタス以外に、まだ私はまともな確認会社を知らない・・・。
しょうがないので、今日はビューローベリタスの別の支店に行ってみました。ここには、いつも行っていた支店にいた担当者が一人行っている所。
そこで見たものとは
(つづく)
いや、つづくじゃなくて・・・民法テレビじゃないんだから・・・
そこで、こんな物を見ました。
各役所が、どの法律については、どう解釈しているか?をA4の用紙数枚にまとめた資料。
例えば、「小屋裏収納」として扱うのは、「その部屋にある窓の大きさはどの程度まで認めるか、ハシゴは固定にして良いか」とか。
そんな項目がいくつかあって、各役所ごとの回答をまとめた書類がありました。
これらは、「現在、各役所にいる建築主事」が判断した内容です。異動があれば変わってしまう、曖昧な基準です。でも、この基準に従わないと、確認申請は下りません。
何がやりたいんだ、国交省!?
今、私を国土交通大臣にしてくれたら、経済成長率と税収、ちょっとは上げてあげられるけど、どうでしょう、民主党さん(おい)
建築士なら誰でも出来ますけどね・・・民主党に出来る人いるかな〜。
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