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住宅メーカーの営業マンは
高い材料をお客さんが使ってくれれば成績が上がります。
お客様がより良いものを選択することを止める理由など1つもありません。
戸建の設計をしている設計事務所の担当者は、
お客様の予算、今後の生活の余力を考えて、無理のない部材を使うよう、
適材適所で、お金をかける場所、掛けない場所を提案していきます。
そこで、1つや2つ、3つや4つ、プチ贅沢をする希望が出たら、
「ここで豪華に見せましょうか!」
と、メリハリを付けてお客様を楽しませる事もします。
さて・・・
さて・・・
さて。
マンションの設計をしている設計事務所の担当者は、
「え?止めましょう。」「それも止めましょう。」
お客様のプチ贅沢の根を潰して回っています(泣)
昨日は都内で、今日は関西で・・・。
お客様皆さんの夢を潰すような業務・・・。
例えば、玄関ドア。
私の提案したものは、「ラインが一本入っているシンプルなデザイン」のものだったとします。
一番廉価なシリーズは無地。私が提案するのは、その1つ上のグレードになる事が多いです。
とはいえ、賃貸マンションにはアパートグレードのドアが使われるケースも多い中、私の選択しているのはマンショングレードの物。それなりに高価なものです。
お客様にカタログを確認いただくと、次のページには2本ラインのデザイン。
そして、それが印刷で見ると「少しだけ」よく見える。
「これになりませんか?」
そう聞かれてドアメーカーに聞くと「1万円アップになります。」とのこと。
(心の中で)「なんでモール一本1万円すんだよっ!!!」と叫びながらも、
それがカタログというもの。
私が選ぶ製品は、これまでの経験から「見た目」と「価格」のバランスを取っているため、
少しでも良いものにしようとすると値段が跳ね上がります。
いや、1箇所1万円でしょ?マンション1棟で考えたら微々たる額じゃないの?
と言われます。
しかし・・・
「ドアハンドル、こっちの方が少しカッコ良いわね、おいくら?」
「1万円です!(←ぉぃ、本当かよ)」
「ドアの面材、こっちの方が落ち着いてるわね。」
「1万円です!(いい加減にしろ!!!)」
と、ちょっとだけ良くしようとすると、あっという間に1箇所で3万円アップします。
戸建なら良いんです。それもプチ贅沢。お客様をお迎えする正面の顔ですからね。
しかし、マンション。戸数は40戸あることもあります。
3万円x40戸x1.08=129万円
このコストが上がる為に必要な時間は、ほんの15分程度です。
私が止めなければ、お客様は、
「これくらいなら全体から見たら大したことない、アップしちゃうか!」
となってしまいます。
何が言いたいかというと、一番の問題は、
こんな決定事項が何千とある。
ことなのです。
打ち合わせ時間は1回につき、6時間、7時間にも及びます。
15分で129万円アップします。
6時間それを繰り返すと・・・
3096万円。
私は打ち合わせの最中に、お客様に
「良いですけど・・・でもね、今、仰られたこと、僅かな額に思えますけど掛け算してみてください。これとこれとこれで3000万円増額になる話なんですよ?!」
こう話して、諦めて貰います。
お客様は「おかしいな、そんな贅沢言ってないのに。」という顔をされますが、
それが掛け算の怖さ
なのです。
メーカーは、そういう物欲をうまく刺激するように価格設定しています。
パソコンとか車の購入と同じです。
でも、車はまとめて40台とか買わないでしょう?
マンション建築においては
誰かがブレーキ役にならないと・・・大変なことになるのです。
私は・・・自分の設計した物件で、お客様が幸せになって貰わないと困ります。
私自身のためにも困るのです。私が設計した物件で上手くいっていない人がいれば、
次のお客様への説得力を失います。
だから、お客様よりも、お客様のお金を大事にします。
そうはいっても・・・
たまには、パーっと。
「あれも入れよう〜、これもいれよう〜!!!」
と、お客様と盛り上がってみたいな(笑)
採算度外視で・・・誰か・・・建ててみましょうか?!
あー無責任なデザイナー気取りの建築家(特に無資格者)が羨ましい。
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建築
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二級建築士の製図の試験で
断面詳細図(専門用語では矩計図と呼びます)を書きます。
昔は、この試験の受験に際して
屋根を支える梁(小屋梁)は丸太で描くこと!!!
という呪文を建築資格取得塾各社は教えていました。
「コストを落とす為に、この梁には製材ではなく丸太を使うのが常識だ。
その常識を知らないと思われると採点で不利になるぞ。」
というもの。
全部嘘でした。
実務をやれば分かります。今はもう、丸太なんて普通、どこの家にも使いません。
25年前に私が二級を受けた時には勿論、丸太で描きましたし、
17年前に「二級建築士製図試験の実技講習」の講師バイトをした時にも、そう教えました。
でも、少なくとも、17年前の時点で丸太など実務で使っていない。
それを守らなかったからといって、試験に落ちることなど有り得ないのは、
洗脳されてでもいない限り、誰にでも分かることです。
50年前に噂になった試験テクの小ネタ。
それが延々と引き継がれて来ているのです。
建築士資格塾にとっては
「これをしないと落ちるぞ!」と受講生を脅すことで
「うちはノウハウ持ってんぞ!」
とアピールする事ができる。
そして、「これをしたらダメ。」「あれをしたらダメ。」と教え込み続けると、
いつしか教えられる側は従順になり、理由を考えずに言われた事を鵜呑みする様になる。
ちなみに一級建築士講習では資格塾達は
地下を設ける場合には◯◯と◯◯と◯◯の三点セットの設備が必須・・・など、
やはり、「今はそんなもの使ってないよ」的な設備を細々と教え込んでいます。
これも多くが嘘。
それを守ろうとすると、試験課題の要求に上乗せして、自ら条件を追加してしまうことになるので
プランを完成し辛くなり、結果、不合格になる可能性が高まります。
同じようなことは、世の中のあらゆる場所で行われており、
それはイメージ操作とでも呼ぶべきものです。
例えば、弁護士は頭がいい。逆らっても勝てない。
訴えられたらどうしよう。怖いから弁護士が無茶を言ってきたけど言いなりになろう。
こんなことを言っているのは、一度たりとも弁護士と戦ったことのない人だけです。
一度戦ってみれば良い。それで駄目だったら分かるが、戦う前から突っ伏しているのは
ただの「洗脳された無能な奴隷」です。
実態を書きましょう。
東大法学部を出た多くの人が弁護士になっているのは事実。でも、
弁護士が東大法学部を受けたら受かる訳ではありません。
合格率が極めて低い、と言いますが、実務経験不要の試験であり、更に言えば
さほど低い合格率の国家資格ではありません。
弁護士の何を怖がる必要があるというのか。
今の時代、判例ならネットで検索すればすぐ見付けられます。
情報格差がほとんど無くなった今やもう弁護士は法廷闘争で素人が勝てない相手ではないのです。
行政に逆らったら酷い目に逢う。
だから法律には書いていないことだけど、役人がいうことには全て従おう。
これも実は奴隷根性。一度たりとも役人と戦ったことのない人が言うセリフ。
本気で相手を倒すつもりで、正々堂々と法律にのっとって自らの正義を主張してみましょう。
実は日本国の法律は良くできていて、市民の幸せを考えているものがほとんどです。
我々の生活を不便なものにし、無意味と思われる規制をしているものの実態は
市区町村が定める違法な条例や、条例にすら基づかない役人たちの決めた内規による「指導」です。
それらを国民に無理強いすることは、
公務員が「市民がやらなくても良いことを無理強いして言うことを聞かせる」行為です。
「公務員職権濫用罪」「脅迫罪」「強要罪」「恐喝罪」
様々な刑罰規定が国民を守るべく、きちんと制定されています。
法に基づかぬ行政指導により、不利益を被ったり、金銭を要求された場合には、
それが市区町村の出した指導なのか、担当者からの指導なのか確認します。
後者であることなど有り得ない!と、皆さんは思うでしょう。
そこが、もう洗脳されているのです・・・。法律に基づかない指導や命令を
市区町村が出すことはできません。
法律や条例に基づかない指導をされたとすれば、それは、
目の前にいる職員が指導しているに過ぎないのです。
それが違法なもの、また、無理強いをすることで市民の財産権を奪い、
金銭を要求するものであれば、それは当然に罪に問うべき行為です。
みなさん、気付かぬうちに洗脳を施されています。
そろそろ解き放ちませんか。自分自身を。
世の中の情報格差で上にいる者たちが、
私たちに「こうしないとダメだ」「私達の言うことを聞かないと危ないぞ!」
と教え込んできました。
これが洗脳です。
今の時代、ネットを検索すれば、デタラメもたくさん書いてありますが、
真実も大量に見付けることが出来ます。ちょっと辻褄を考えれば、
何が真実かも、ほぼ正確に見分けられます。
皆で助け合い、真実を探し、お互いに洗脳から自分を解き放ちましょう。
情報格差は今や、逆転したのです。ネットを有効利用し、仲間同士で連携できる者達こそが上位に立ちます。
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本年最後に、鼻持ちならない偉そうな話?を1つ書いておきますね。
所沢駅近辺の新築マンションで検索すると、私の設計物件と類似物件とが並びます。
(ヤフー不動産)
うちの設計物件
それに対して
他社の物件
他社物件よりも1.94平方メートル(0.58坪)小さいです。
しかし、ダイニングキッチンにカウンターキッチンがあり、そこで食事ができます。
他社物件では洋室8.4+キッチン4.3。合計12.7畳。
私の設計では洋室7+DK5.8。合計12.8畳。
なぜか私の設計の方が住戸面積が狭いのに、
部屋は大きく取れています。
無駄に大きなキッチンを作るのではなく、
最小限機能するダイニングキッチンを作る。
間取りの魅力はこちらが上です。
その上で、建築費を抑えるために、無駄なスペースを一切なくす。
1戸当たりの床面積減が0.58坪。
この数字が小さく見えるかもしれません。でもね。
ロゼット3は全部で39戸あります。
0.58坪x39戸=22.62坪。
今、建築費は高騰していますので、坪108万円程度(税込)
22.62坪は建築費2442万円に相当するのです。
ほら。建築費削減をした分だけでも、私の設計監理費、軽々と超えたでしょ?
これが設計力の価値なんです。
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所沢ロゼット3のパース集をFacebookにアップしました。
ネット全公開設定にしてある筈なのですが、
ご覧いただけますでしょうか?
この建物を建て始めてから、
周囲の建物がどんどんアパートに建て変わり、マンションも建つようになりました。
(この1棟が建つまで反対運動の大変な地域でマンションなど建てられなかった。)
近隣の土地の坪単価も1割以上、上昇しました。
後に見れば、街を変えるキッカケとなったマンションと評価される筈です。
街づくりを邪魔していたのは、やはり、市のくだらない条例でした。
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設計図1枚に1個ずつお菓子を付けて、
1枚1万円で販売すると消費税8%ですよね。
え?何か間違えてますか?
領収書に印紙もいらないよね。
設計監理契約ではなく、設計新聞購読契約(1年間)として
毎日、1枚ずつ設計図を宅配したら、消費税8%ですよね。
さあ、みんなもアイデア出すんだ!!!
10%課税or非課税、という話なら本気出すんですが・・・(←そこに本気出さなくていいって)
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