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《美しき天然》という曲をご存知ですか? 明治38年に作られた「日本人の手による最初のワルツ」なのだそうです。実は私、高齢者と関わるお仕事をするまでこの曲の題名も、歌詞も知りませんでした。でもメロディーだけは、子供の頃から良く聴いて知っていたんですよ。どこで聴いたかというと・・・ 子供の頃住んでいた家の近くにちょっと大きな広場がありまして、そこに「キグレ大サーカス」という当時(昭和30年〜40年ごろ)まだそれほどの規模でもなかった「キグレ大サーカス」が、1ヶ月近くテントを張って興行していたことがあったんです。朝から晩まで、呼び込みにこの曲が流れていました。 それから、、最近はとんと見かけなくなりましたが、商店街を練り歩くチンドン屋さん。やはりこの曲が定番だったような記憶があります。 この曲を作曲した田中穂積さんは、海軍の軍楽隊の方だったそうです。佐世保海兵団の三代目軍楽隊長として赴任されたとき、同時期に創立した女学校からの依頼で「女学生が歌う唱歌」として作られたのがこの曲だったそうです。女学生の人気を集めようとしたかどうかはわかりませんが、とにかく当時海の向こうで流行していたシュトラウスのワルツをいち早く取り入れたと言われています。 ヨナ(レとソ)抜きの短音階を用いた単純なメロディーに、なんとも言えない哀愁を感じるのは、やはり日本人だからなのでしょうか?? 詩は、滝廉太郎の「花」の作詞者で知られる武島羽衣さんです。自然の美しさを余すところ無く詩に詠んでおり、たいへん日本的情緒に溢れています。 メロディーも歌詞も、言ってしまえば「古風」の一言なのですが、それゆえにお年寄りにたいへん人気のある曲でもあります。80代以上のお年寄り、90代〜100歳を超えたかたまで、みなさんしっかり歌えます。そういった意味でも、お初で訪問する高齢者施設の選曲にはぜひ入れておきたい一曲です。 高齢者の音域に合わせてアレンジしました(オリジナルキー:Dm)画像見難くてすみません。印刷用は綺麗ですので、興味あるかたはこちらで確認してください。*印刷用pdf.ファイルはこちらから* この作品は、作曲者の著作権は消滅していますが、歌詞についてはJASRAC全信託になっておりますので、私のブログに書くことができません。タイトルで検索すると複数のサイトが見つかりますので、そちらで確認してくださいね。■印刷してご利用されるかたは、下のURLからどうぞ。PDFファイルでダウンロードできます■ http://homepage3.nifty.com/pianoneko/gakufu/utukusiki.pdf/ |

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