夕焼け小焼け

音楽の力を借りて、音楽の力をもっと生かして、小さな幸せ届けたい…

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2009年07月

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我は湖(うみ)の子・・・という歌い出しで始まる曲と言えば《われは海の子》ですよね。あら漢字が違ってる、、って思われた方、こちらは同じ歌い出しで始まる別の歌。《琵琶湖周航の歌》です。お年寄り、とりわけ男性にたいへん人気の高い曲。

この歌は、旧制第三高等学校(現在の京都大学)ボート部の部員であった小口太郎さんという人が、当時、三高の慣例行事として行われていた「琵琶湖周航」(漕手6人、舵手1人、他1〜2人でチームを組んで、二泊三日〜三泊四日で行われていたそうです)の際に、作ったと言われています。

楽譜(出版社)によって、作詞作曲が小口太郎さんになっていたり、三高ボート部になっていたり、作詞小口太郎、作曲吉田千秋になっていたり・・・なんだか不思議な作品ですが、これ、いわゆる「替え歌」なんですよね。じつは、吉田千秋さんが作曲した「ひつじ草」のメロディーに乗せて歌っているうちに、こっちのほうが有名になってしまったようで・・・。三高ボート部の寮歌として歌い継がれ、のちに加藤登紀子さんが歌って大ヒットしました。で、昭和になってからできた歌と勘違いしやすいのですが、大正6年に作詞された歌なんですね。

三高ボード部の琵琶湖周航は、明治26年から昭和15年ぐらいまで毎年6月〜7月に行われていたそうですから、この季節に合わせてぜひ歌いたい曲です。6番までありますが、私はいつも3番まで歌うことにしています。

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琵琶湖周航の歌

われは湖の子 さすらいの
旅にしあれば しみじみと
のぼる狭霧や さざなみの
志賀の都よ いざさらば

松は緑に 砂白き
雄松が里の 乙女子は
赤い椿の 森蔭に
はかない恋に 泣くとかや

浪のまにまに 漂えば
赤い泊火 なつかしみ
行方定めぬ 浪枕
今日は今津か 長浜か

瑠璃の花園 珊瑚の宮
古い伝えの 竹生島
仏の御手に いだかれて
ねむれ乙女子 やすらけく

矢の根は 深く埋もれて
夏草しげき 堀のあと
古城にひとり 佇めば
比良も伊吹も 夢のごと

西国十番 長命寺
汚れ(けがれ)の現世(うつしよ)遠く去りて
黄金の波に いざ漕がん
語れ我が友 熱き心

作詞:小口 太郎(PD)/原曲:吉田 千秋(PD)

高齢者の歌いやすい音域に移調しました(オリジナルキー:G)この作品の著作権は消滅しています
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No.22 2009年7月30日

+愛の挨拶/エルガー
+ウィーン奇想曲/クライスラー
+アンダルシアのロマンス/サラサーテ

+日本の歌
-夏の思い出
-琵琶湖周航のうた

+夏のメドレー
-サマータイム(前奏:ピアノ・ソロ)
-茶摘
-夏は来ぬ
-かもめの水兵さん
-とんぼのめがね
-トゥインクル・リトルスター(間奏1:ピアノ・ソロ)
-たなばたさま
-お星さま
-ラ・メール(間奏2:ピアノ・ソロ)
-海
-われは海の子
-砂山
-椰子の実

+カヴァティーナ/ラフ
+チャールダッシュ/モンティ

+サマー

ヴァイオリン:tamakineko
ピアノ:ぴあ猫

海に因んだ歌が続きますが・・・・今回は《羽衣》という歌。

みなさんは『羽衣伝説』をご存知ですか?中学の国語の教科書だったか、高校の古文だったか、その辺のところは定かではないのですが、砂浜に舞い降りた天女の話がありました。

昔、神女あり。天より降り来て、羽衣を松の枝に曝しき。
漁人、拾ひ得て見るに、其の軽く軟きこと言ふべからず。

この『羽衣伝説』は、日本各地に存在するそうです。いえ、日本だけではなくアジア一帯にこの伝説はあるのだそうです。私が知っているお話は・・・

天から舞い降りた美しい天女が、身に纏っていた羽衣を松の枝にかけ水浴びをしていると、そこへ一人の漁師がやってきて、天女の美しさに見とれ、松の枝にかけてあった羽衣を持ち帰ってしまう。でも、その羽衣がないと天女は天に帰ることができず、漁師に返して欲しいと懇願するのだけど、、というストーリー。

で、面白いのはこの続き。地方によって結末が違うようで、羽衣を返してもらって天に帰ったところもあれば、漁師と結婚して子供が生まれ幸せに暮らしたところやら、意地の悪い漁師に羽衣を返してもらえず、しかたなく老夫婦の養女になったところもあり、予期せず面白い話の展開になることがあります。

例えば・・・・

ある高齢者サロンでは、天女の羽衣を持って行ったのは玉手箱で老人になった浦島太郎だった、、と仰るかたがいらして、大笑いになったことがありました。

またあるときは、老夫婦と暮らしていた天女は、七夕の夜に月からお迎えが来て天へ帰って行った、、と仰るかたがいらして、これまた大笑いでした。

でも、その後いろいろ調べていたら、本当に地方によっては「羽衣伝説」と「浦島伝説」と「かぐや姫伝説」そして「七夕伝説」が入り混じっているところがあるのだそうです。面白いですね!

さて、私はいつもそんなお話をしながら、海の歌のあとで《浦島太郎》や《羽衣》を歌います。

白い浜辺の松原に
波が寄せたりかえしたり

あまの羽衣ひらひらと
天女のまいの美しさ

いつかかすみにつつまれて
空にほんのり富士の山

(林 柳波作詞・橋本国彦作曲 文部省唱歌/著作権消滅)

この歌の舞台になっているのは、有名な「三保の松原」です。舞いおりた天女が羽衣をかけたという樹齢650年(?)の「羽衣の松」なる老樹があり、近くの「御穂神社」には羽衣の切れ端が保存されているそうですよ。凄いですねー。で、この「三保の松原」は修学旅行で通った思い出があります。バスガイドさんに「右手に見えるのが、羽衣の松です」って言われて、みんなで大騒ぎして写真とりました。今のように、携帯で簡単に写メできる時代ではありませんでしたから、揺れるバスの中から撮った写真は、見事にぶれてましたけど。

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参考楽譜 (オリジナルキー:G)この作品の著作権は消滅しています
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特別養護老人ホーム(2003年〜)と介護予防のための高齢者サロン(2004年〜)で、定期的に療法的音楽活動を行っています。また、ヴァイオリニストの友人と二人で、東京北社会保険病院の内科病棟(毎月最終木曜日)や、老人ホーム、児童館などでボランティア演奏(有償ボラの場合もあり)をしています。

このブログでは、お年寄りとの楽しいエピソードや、高齢者に好まれる懐かしい歌などをご紹介したいと思っています。どうぞよろしく〜♪(コメント、ファン登録大歓迎です!お気軽にどうぞ☆)

前回書いた《海》と《ウミ》は、どちらも穏やかな海の情景を描いた詩でした。関東に生まれ関東で育った私は、海と言えば太平洋。太平洋しか見たことがありませんでした。

いつだったか旅先で日本海(しかも日暮れ時の日本海)を見て、その荒々しさに驚きました。海でもずいぶんと様子が違うのですね。そんな日本海の荒波を描いたのが《砂山》です。

作詞者の北原白秋も「・・・それはさすがに北国の浜だと思はれました。全く小田原あたりと違つてゐます。」と語ったそうです。そのときに見た印象そのままに、1番は浜の風景、2番は背後の砂山の風景、そして3番は浜から砂山の茱萸原をかきわけて帰る子供の様子が、それぞれ描かれています。場所は、新潟市にある寄居浜という海岸だそうです。

海は荒海(あらうみ)、向ふは佐渡(さど)よ、
すずめ啼け啼け、もう日はくれた。
みんな呼べ呼べ、お星さま出たぞ。

暮れりゃ砂山、汐鳴(しおなり)ばかり、
すずめちりぢり、又風荒れる。
みんなちりぢり、もう誰も見えぬ。

かへろかへろよ。茱萸原(ぐみはら)わけて、
すずめさよなら、さよならあした、
海よさよなら、さよならあした。

詩:北原白秋(大正11年)著作権消滅

その年(大正11年)の9月に発表されたのが、中山晋平作曲の《砂山》。そして翌年、同じ詩に山田耕作も作曲しています。高齢者の施設では、この両作曲家の作品を歌い比べることにしているのですが、どうやら民謡調で書かれた中山晋平作品のほうが、歌い易いようです。

そうそう、ひとつ注意しなければいけないのは、3番の歌詞。

「茱萸原」という言葉を中山晋平作品では「ぐみはら」と歌い、山田耕筰作品では「ぐみわら」と歌います。これは、日本語の語感を重んずる山田耕作らしいこだわりなのでしょうか。

参考楽譜 中山晋平作品(オリジナルキー:Em)
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山田耕作作品のほうは著作権が保護されていますので、私のブログには楽譜をアップすることはできないのですが、歌い出しをちょっとだけ・・・メロディの違いを比べてみてくださいね。

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